時計修理のプロ
プロTOP:菊池康夫プロのご紹介
手ごろな値段の“町の時計修理屋さん”(1/3)

メーカーオーバーホールの約半分の料金
動作が目に見えない電子部品ではなく、歯車やゼンマイといった伝統的な機構で、正確な時を知らせる機械式腕時計を愛好する人は少なくないのではないでしょうか。ロレックス、オメガ、カルティエ、ブルガリ…憧れの高級ブランドは修理料金も高額。定期的に行わなくてはならないオーバーホール(OH)の費用も馬鹿になりません。
「時計が好きな人のために安い料金でOHなどの時計修理を提供しよう―。それが当店の発足時からの理念」。こう話すのは岡山県岡山市北区新道の時計修理専門店「ウオッチ職人」店長・菊池康夫さんです。
同店は1964年に菊池さんの父・正幸さんが「菊池時計店」として開業しました。「父は根っからの職人気質で時計と向き合うのは得意でも接客は苦手なタイプ。県内の百貨店や高級時計販売店から回ってくる、OHや修理の下請け仕事がメーンでした」と菊池さん。父の仕事を尊敬していたことや時計に関わる仕事につきたいという夢をかなえるため、サラリーマンだった菊池さんは28歳のときに時計修理職人に転職しました。そして菊池時計店は2000年、店名をウオッチ職人とあらため、独自に修理を引き受ける店としてリニューアルしたのです。菊池さんは「下請けの修理だと、発注した店の手数料も加えられるので修理代は高額になってしまいます。私も接客が大得意というわけではありませんが、気軽な値段の時計修理をファンに提供するために決断しました」と振り返ります。同店のOH料金はメーカーに出した場合の約半分に設定しているそうです。
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