コラム

 公開日: 2015-05-17  最終更新日: 2016-07-25

高齢でも使いやすいバリアフリーなトイレにリフォーム

倉敷市  黒川浩行

トイレは自分で行いたい。最も重要なのは筋肉を維持すること

 トイレが1人でできないというのは辛いものがあります。寝たきりになったのでは止む負えませんが、高齢になり筋肉が衰え足腰が弱くなり、視力が落ちてもトイレは自分で行いたいものです。高齢者でも使いやすいバリアフリートイレをコラム投稿します。

 高齢になっても丈夫な足腰を維持することも大変重要です。亡くなられた女優の森光子さんや現役で活躍中の黒柳徹子さんは、ジャイアント馬場さんから「長生きしたいのなら、スクワットしろ。」と言われて毎日、スクワットを50回しているそうです。

 森光子さんは亡くなられるちょっと前まで「女の一生」の舞台に立ち続け、黒柳徹子さんは、80歳を超えた今でも元気で活躍されています。スクワットは両足を肩幅よりちょっと大きく開き、両手を前に出し、その姿勢のまま、腰を沈めて、立上ります。最初はものすごくキツイですが、慣れればキツサは和らぎます。
健康は歩くことが基本です。よく歩いて健康維持に努め「ピンピンコロリ」のほうがいいではありませんか。歩くことはボケ防止にもなります。「高齢でも使いやすいバリアフリーなトイレ」のコラムですが、もっとも重要なのは高齢でもいかに、筋肉を維持するかです。それがバリアフリーになります。

トイレのドアは引戸のほうがよい・トイレまでの通路は安全に

 トイレは動作が楽な洋式便器のほうがよく、ドアは開き戸より引戸または引き込み戸の方がよい。引戸には引き込みスペースが必要ですが、スペースがない場合は、引戸の操作性・安全性と省スペース性を兼ね備えた引き込み戸があります。車椅子の使用を考えた場合、ドアの有効幅員は700mm以上必要になります。

 高齢になるとトイレの回数が増えます。夜間の通路は危険になるため照明が欲しいが、明るい照明だと目が覚めてしまうので足元灯などの照明がよく、省電力のLED照明を常夜灯したほうがよく、また、通路には手すりを設置したほうがよい。
寝室から、トイレの出入り口までの距離が4mを超えると、高齢者には遠いという感じを与えるためできれば、トイレと寝室を隣接させたり、寝室から直接トイレに行けるようにしたほうがよい。

トイレの手すり、トイレの大きさ

  
手すりはL型と縦型がありますが、L型のほうがよく、車椅子を想定の場合はL型は必衰です。縦手すりとカウンター付きのトイレットペーパーポルダーが一緒になった製品もあり、カウンターに手をついてL型手すりと同じように使えるものもある。

 トイレと通路の段差はなしのバリアフリーとし、トイレのスペースは有効間口750mm×有効奥行1200mm~1650mm程度あればよい。


介護が必要な場合は有効間口1350mm×有効奥行1350mmが必要となります。前傾姿勢をとることが多く、介助者の臀部が突出するので、便器側方及び前方に介助スペースを有効で500mm以上確保する。


車椅子の場合は有効間口1650mm×有効奥行1650mmのスペースが必要になります。

 トイレも他の部屋との温度差をなるべく少なくしたい。寒い朝や夜間の急激な温度変化を避けるため、トイレ内に暖房便座や小型の電気ストーブなどの暖房器具を設置したい。
 便器は暖房便座、ウォシュレットとできれば乾燥付きで、かがまずに便ふたを開閉できるフルオート洗浄タイプのものがよい。立ち座りをサポートするトイレリフトや腰高便座などもあわせて検討する。
 また、便器の背面にある便器一体型の手洗いは、後ろに身体を向けなければならないため、できれば専用の手洗いを適切な位置に設置するのが望ましい。

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岡山県倉敷市笹沖362-52    TEL : 086-422-8238
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マイベストプロ 黒川 浩行
東京の設計事務所勤務を経て、個人事務所を設立。その間「スカイプラザ町田」や湯郷温泉「錦園」をはじめ、ホテルや個人住宅の設計を手掛ける。西日本放送の「アイラブ土曜日」に設計監理の2つの住宅が放送された。
現在㈱ツナシマでリフォームを中心に民間建築を担当
一級建築士、福祉住環境コーディネーター2級
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