コラム

 公開日: 2015-04-27  最終更新日: 2016-07-25

老前リフォーム

倉敷市  黒川浩行

 日曜の朝に、フジテレビ(OHK)の「新報道2001」という番組で『老前リフォーム』という特集をやっていました。何歳からを老前というのかわかりませんが、65歳から高齢者ですからそれ以前の50歳代、60歳代ということでしょうか?

 老後になる前に、バリアフリーや老後を生きがいをもって生活できるようにリフォームしようという趣旨で、紹介された事例は、
◆電車の高架のすぐ横に建つ家で高架ができてから日当たりの悪く昼間でも照明が必要な家で家の一部を壊して減築し日当たりを確保し、老後を日当たりのよい場所で過ごせるようにしたリフォーム
◆元々2階にトイレ、風呂、洗面があるお宅で押入れ部分をとっぱらいミニキッチンを置いて2階だけでコンパクトに生活できるようにし、1階は地域に開放し娘さんがアロマセミナーを開いて人の集まる家にリフォームし、ご自分も参加して人と関わるようにした。
◆夫が定年前は奥さんが1人の時間があったが、定年後は一日中一緒では一人になれる時間がなくなるので夫婦の寝室を別々にする又は同じ部屋だが、家具や衝立を置いて気配は感じるが1人になれる部屋にリフォーム
◆自宅を外人にホームスティにしてもらう。和室に宿泊できるのが好評で外人に日本食などを教えて交流を深め、毎月25万円程度の収入がある。
◆ゲストの藤田弓子さんはバリアフリーで特に人間の尊厳に関わる排便をたとえ車いすになっても1人でできるようにトイレのドアを広くしたリフォーム
などが紹介された。

老後でも人と関わることが生きがいにつながる、老後に向けて趣味を持つことも勧めていました。それを考慮したリフォーム例えば
★囲碁、将棋などの趣味があれば、囲碁、将棋で人が集まれるようなリフォーム。
★料理の趣味があれば人を呼んで食事ができるようなリフォーム。
★車も運転しなくなればガレージを人が集まる場所にリフォーム。仲間を集めてパーティ、持ち寄りで家人にはあまり負担が掛からないようにする。
★人を家に上げるのに抵抗があれば玄関を広くして昔の土間のように玄関先で話ができるようにリフォーム。
★庭が広ければ昔の縁側のように庭先で話ができるようにリフォーム。
などのように人と関われる工夫をしたリフォームのほうがよいとのことです。

また、人と関わりをなくした人の例として、ゴミ屋敷で孤独死した人も紹介されました。人と関わりがなくなり、物に異常な執着心を持つようになり、物が捨てられなくなり、やがて立派なお屋敷がゴミ屋敷になり、ゴミの中で亡くなられたそうです。これは、極端な例かもしれませんが、人と関わりをなくした老後は、たいがいつまりません。

人との関わりが老後の生きがいになり、老後の人生を豊かにします。考えてみてください、誰とも離さないでテレビを見て暇をつぶし、やがてボケたり、死んでしまうだけの老後ではつまりません。人と話をすることはボケ防止になります。

人生80年とか90年の時代です。姥捨て山になど捨てられたのでは寂しく、哀れです。老人ホーム1床作るのに1000万円必要で50床であれば5億円が必要になり、多くの補助金が必要で介護が始まれば補助金はどんどん増えていきます。
今後は在宅福祉、介護が重要になり、福祉・介護を受ける方も多くは在宅を望んでいます。
人生、長生きをして最後まで生きている意義を感じて人生を終わりたいものです。



私の自宅には、玄関ホールに掘り炬燵式の座卓をおいています。親しい人は座卓に足を下ろして話をします。いわゆる玄関先での会話です。座卓は床下に収納できるようになっていますが、出しているほうが便利で見慣れてくると違和感もなくなりました。玄関ホールの奥の和室にも座卓があり、二間つづきにして17~8人集まり賑やかに楽しく食事をすることもあります。老後の生きがいになるかもしれません。

『こんな家に住んだら長生きできそうだ』といわれるような家造りをコンセプトにしていますが、具体的には気分が上がる家造りを考えています。
気分が上がる家の条件
・日当たりがよい
・風通しがよい
・片付けやすい収納
・自然が感じられる
これだけでも十分気分は上がろと思いますが、さらにコミュニケーションのしやすい場所が加わると老後はもっと気分を上げて生活できるような気がします。


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株式会社 ツナシマ
岡山県倉敷市笹沖362-52    TEL : 086-422-8238
倉敷市リフォーム-元気で長生きできそうな気分が上る家作り
マイベストプロ 黒川 浩行
東京の設計事務所勤務を経て、個人事務所を設立。その間「スカイプラザ町田」や湯郷温泉「錦園」をはじめ、ホテルや個人住宅の設計を手掛ける。西日本放送の「アイラブ土曜日」に設計監理の2つの住宅が放送された。
現在㈱ツナシマでリフォームを中心に民間建築を担当
一級建築士、福祉住環境コーディネーター2級
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