コラム

 公開日: 2018-01-08 

区分所有(マンション)の規約と敷地の権利関係

区分所有の規約とその敷地


●規約

①建物、敷地、附属施設の管理や使用に関する区分所有者間の事項を「規約」で定めることができます。また、一部共用部分(一部の区分所有者のみが使用・利用する共用部分)に関する事項で区分所有者全員の利害に関係しないものは、これを共用する一部の区分所有者の規約で定めることもできます。

②規約の「設定」・「変更」・「廃止」は、集会で区分所有者及び議決権の各4分の3以上の多数によって決定します。

③マンションの分譲業者(売主)のように、最初に建物の全部を所有する者は、単独で規約を設定することができますが、「公正証書」によって定めなければなりません。

④規約の「効力は」、区分所有者全員に及びますが、区分所有者の特定承継人(区分所有者から区分所有権を譲り受けた者(買主)など)に対しても効力を生じます。

⑤規約は、書面または電磁的記録により、作成しなければなりません。

⑥規約は管理者が保管し、管理者は利害関係者から請求があったときは、正当な理由がある場合を除いて、その閲覧を拒むことはできません。


●敷地の利用権とは

①敷地利用権

区分所有建物が建っている「敷地」に対しては、区分所有者が土地所有権の共有持分か、地上権、賃借権の準共有持分を持っていることが通常となります。
このような「専有部分」を所有するための、建物の敷地に関する権利のことを「敷地利用権」といいます。

②専有部分との分離処分の原則禁止
 
「敷地利用権」が共有、地上権または賃借権の準共有である場合には、区分所有者は原則として、その専有部分(自室)と敷地利用権を分離して処分(売買)することはできないとされています。

●なお、規約で分離処分を許す旨を定めることもできますが、一般的ではありません。

ちなみに原則通り、分離処分ができない場合に、これに反してなされた処分(売買)は無効とされますが、そのことを知らなかった相手方に対しては、その無効を主張することができません。



○営業時間 平日9:00~17:00 土曜日9:00~1300  日曜・祝日は定休日です。
○随時、不動産相談の受付をしています。(定休日も可)
○売買・賃貸借のご依頼もお受けしています。
不動産買取ります。

この記事を書いたプロ

有限会社富商不動産販売

不動産コンサルタント 宮本裕文

岡山県岡山市北区富町2-3-29  富商ビル1階 [地図]
TEL:086-253-1217

  • 問い合わせ
  • 資料請求

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

6

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
コンサルタント料金表

●[不動産のコンサルタント]●不動産の売買・賃貸・管理・収益に関するご相談をお受けいたします。1件 60分 ¥3,000円●[その他、不動産に関する相談...

電話相談受付

●電話相談のお知らせ●○時間 30分○料金 ¥3000円 ○受付方法 ①(メール)メールフォームから簡単な相談内容と相談日時をご予約下さい。○受付方法...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
取締役社長でコンサルタントの宮本さん

不動産のあらゆるお悩みを、豊富な知識と経験でスッキリ解決!(1/3)

 不動産業界に入って約30年を迎える「有限会社富商不動産販売」(岡山県岡山市北区富町)代表取締役社長の宮本裕文さん。これまで岡山市北区富町の石井中学校区で地域に密着した不動産業者として売買や賃貸の仲介業、土地・建物の管理業などを幅広く手がけ...

宮本裕文プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

豊富な経験。知識と実績。岡山市の不動産コンサルタント。

会社名 : 有限会社富商不動産販売
住所 : 岡山県岡山市北区富町2-3-29  富商ビル1階 [地図]
TEL : 086-253-1217

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

086-253-1217

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

宮本裕文(みやもとひろふみ)

有限会社富商不動産販売

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる このプロに資料を請求する
このプロへのみんなの声

空き家の売却をお願いしました。

相続で所有した家がありましたが、長いこと空き家の状態でし...

M・F
  • 60代以上/男性 
  • 参考になった数(14

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
前入居者の残置物 「設備」か「サービス品」か?

 修理費の負担は貸主か借主か? ●前入居者の残置物 エアコンは設備か?サービス品か?(事例)借家...

[ 賃貸借契約の注意点。 ]

家主が必要な修繕をしてくれない! 入居者(借主)の対処方法

 家主の修繕義務 ●家主が修繕義務を履行しない場合には、入居者は次のような措置をとることが可能となります...

[ 私の不動産コンサルタントに対する想い。 ]

売買契約の危険負担とは? 個人間の直接取引の注意点

 債務者主義と債権者主義 ●相手方の債務 消滅させる 消滅させない①債務者主義とは (相手方の債務も...

[ 不動産のトラブルいろいろ。 ]

「重要事項説明」 その時期と場所 そして私道の負担とは?

 重要事項説明 ●重要事項説明書●説明の方法説明は、宅建士が重要事項説明書を交付して説明をします...

[ 売買契約の注意点。 ]

緊急時の立入り 入居者の承諾は?

 緊急時の立入り ちょっと一息しませんか●緊急時の立入り例えば、火災による延焼を防止する等の緊急...

[ ちょっと一息しませんか。 ]

コラム一覧を見る

人気のコラムTOP5
スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ