コラム

 公開日: 2016-10-18 

売買契約(手付解除の期限 2つの解釈が考えられる契約条項)

手付解除の期限。


第○○条(手付解除時期)
●手付解除条項が、「相手方が契約の履行に着手するまで、または、平成28年
10月31日までは手付解除できる。」

(事例)
①買主Aは、宅建業者である売主Bから、代金¥1,500万円で分譲地を購入しま
した。(契約日 平成28年10月1日)

②本件売買契約書の手付解除条項には上記条項が定められていました。

③宅建業者である売主Bは、売買契約締結日の2日後に履行の着手をしました。

④買主Aは、平成28年10月14日に、本件売買契約を手付解除しました。

⑤宅建業者である売主Bは、既に自分は履行しているので、買主Aの手付解除は
認められないと主張し違約金等を請求しました。

このケースの場合、「相手方の履行の着手まで」、または「平成28年10月31日まで」
の、どちらを優先させるかが問題となります。

本事例では、売主が宅建業者であることが大きく影響して裁判では宅建業者である
売主Bの請求を棄却したとのことです。

●一般的な売買契約書の手付解除時期の条項は、

「手付解除は、下記の事項のいずれかが早く到来したとき以降はできないものとする。」
①相手方がこの契約の履行に着手したとき
②平成○○年○○月○○日を経過したとき

となっています。

しかし、何をもって履行に着手したかは曖昧であり、当事者間でもわかりづらいので
私は指定解除期日を優先させるべきかと思っています。


アスベストの使用調査 その有無について。

この記事を書いたプロ

有限会社富商不動産販売

不動産コンサルタント 宮本裕文

岡山県岡山市北区富町2-3-29  富商ビル1階 [地図]
TEL:086-253-1217

  • 問い合わせ
  • 資料請求

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

7

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
コンサルタント料金表

●[不動産のコンサルタント]●不動産の売買・賃貸・管理・収益に関するご相談をお受けいたします。1件 60分 ¥3,000円●[その他、不動産に関する相談...

お知らせ
イメージ

●不動産買取りのご相談はお気軽に!☎086(253)1217  メール[買取りの条件]●土地 岡山市内の市街化区域のみ 面積制限あり●建物 岡山市内の...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
取締役社長でコンサルタントの宮本さん

不動産のあらゆるお悩みを、豊富な知識と経験でスッキリ解決!(1/3)

 不動産業界に入って約30年を迎える「有限会社富商不動産販売」(岡山県岡山市北区富町)代表取締役社長の宮本裕文さん。これまで岡山市北区富町の石井中学校区で地域に密着した不動産業者として売買や賃貸の仲介業、土地・建物の管理業などを幅広く手がけ...

宮本裕文プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

豊富な経験。知識と実績。岡山市の不動産コンサルタント。

会社名 : 有限会社富商不動産販売
住所 : 岡山県岡山市北区富町2-3-29  富商ビル1階 [地図]
TEL : 086-253-1217

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

086-253-1217

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

宮本裕文(みやもとひろふみ)

有限会社富商不動産販売

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる このプロに資料を請求する
このプロへのみんなの声

契約書の作成

知人に口約束で空き家を貸しましたが将来を考え不安になり ...

S・S
  • 50代/女性 
  • 参考になった数(39

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
「賃貸借契約」 契約期間と更新 更新拒絶の正当な事由

 契約期間と更新 更新拒絶の正当な事由 ●契約期間と更新①契約の期間民法では賃貸借契約の期間は20...

[ 賃貸借契約の注意点。 ]

「不動産」 権利に関する調査と嫌悪施設の説明

 「不動産」 調査と説明 ●不動産の権利関係は、登記を調べることでかなりのことがわかります。しかし、...

[ 私の不動産コンサルタントに対する想い。 ]

「売買契約」 契約書の効用と告知書の意味

 契約書と告知書 契約は口頭でも成立するとされていますが、一般的には契約書を作成し当事者が署名捺印しま...

[ 賃貸借契約の注意点。 ]

消費者トラブル その原因

 トラブルその原因 ●トラブルの原因不動産取引に伴う宅地建物取引業者と消費者のトラブルは依然として発...

[ 私の不動産コンサルタントに対する想い。 ]

不動産調査 法務局での調査と法令上の制限

 不動産の調査 ●法務局での調査対象となる土地の所有者、所在地番、地目、地積、及び抵当権、借地権、地...

[ 不動産は奥深い。 ]

コラム一覧を見る

人気のコラムTOP5
スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ