コラム

 公開日: 2016-10-03 

「買付証明書」と「売渡承諾書」の交換で売買契約は成立するのか?

契約の成立。


不動産売買の具体的なケースで、その契約が成立したか否かでトラブルになることが
あります。

不動産取引に関わる宅地建物取引業者としては、不動産という高額で、しかも動産
のように頻繁に取引が行われるものでない物を対象とする売買では、その成立時期
について慎重に判断する必要があります。

民法の考えでは、「売ろう」「買おう」という当事者の意思表示の合意のみで成立し、
しかも契約書等の書類の作成は必要とされていませんが、不動産という特色からみ
て、そのような考えは一般社会には受入れられないと思います。

一般的に、不動産の売買では、売買価格や支払時期、所有権移転登記の時期、
引渡しの時期など基本的な条件やその他の具体的条件を話し合い、その合意に
基づき売買契約書を作成し、当事者が署名捺印をするのが通常です。

このどの過程で契約が成立したかは、当事者の意思も考慮しながら総合的に判断
する必要があります。

しかし、少なくとも「買付証明」と「売渡承諾書」の交換だけでは、まだ売買契約は
成立していないと考えて業務を進めることが必要だと思います。

だだし、たとえ契約が成立していないとしても、当事者間に全く法律関係が生じない
わけではなく、契約の締結に向けて交渉してきた人が、突如、契約締結を取りやめ
た場合、過失のある一方の当事者には信義則上、損害賠償責任を負うということ
も考えられます。

契約日の当日、契約を取りやめた人の責任は?

○岡山市 不動産コンサルタント 宮本裕文
○随時、不動産相談の受付をしています。 メールでの受付は
○メールでのご相談もお受けしています。  メールでの相談は
料金表
セミナー

この記事を書いたプロ

有限会社富商不動産販売

不動産コンサルタント 宮本裕文

岡山県岡山市北区富町2-3-29  富商ビル1階 [地図]
TEL:086-253-1217

  • 問い合わせ
  • 資料請求

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

5

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
コンサルタント料金表

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~○全て1件につての料金となります。○秘密厳守。面談によるコンサルタント・相談は予約要。○不動産のト...

私の雑記帳
イメージ

平成29年1月15日8:00に自宅を出発、まずは備前伊里漁港、「真魚市」へ目当ての、牡蠣と焼き穴子を購入、夕食は蒸し牡蠣と穴子丼に決定!伊里漁港 真...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
取締役社長でコンサルタントの宮本さん

不動産のあらゆるお悩みを、豊富な知識と経験でスッキリ解決!(1/3)

 不動産業界に入って約30年を迎える「有限会社富商不動産販売」(岡山県岡山市北区富町)代表取締役社長の宮本裕文さん。これまで岡山市北区富町の石井中学校区で地域に密着した不動産業者として売買や賃貸の仲介業、土地・建物の管理業などを幅広く手がけ...

宮本裕文プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

豊富な経験。知識と実績。岡山市の不動産コンサルタント。

会社名 : 有限会社富商不動産販売
住所 : 岡山県岡山市北区富町2-3-29  富商ビル1階 [地図]
TEL : 086-253-1217

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

086-253-1217

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

宮本裕文(みやもとひろふみ)

有限会社富商不動産販売

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる このプロに資料を請求する
このプロへのみんなの声

駐車場の経営について

実家が空き家となり取壊すことになりました。 駐車場を検討し...

S・S
  • 60代以上/女性 
  • 参考になった数(10

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
民法は、すべての不動産取引において適用される法律です。
イメージ

 民法について。 ●民法は、すべての不動産取引において適用される法律であり、また、利用関係等にも適用さ...

[ 不動産は奥深い。 ]

損害賠償責任保険等への加入は義務か任意か?

 損害賠償責任保険等への加入。 ●賃貸借契約書に、「入居者は損害賠償保険に加入すること」という条項があり...

[ 賃貸借契約の注意点。 ]

手付とは認められない手付金とは?
イメージ

 信用の供与による契約の誘引とみなされる行為。 ●(事例)宅地建物取引業者Aは、分譲地の現地売出の広...

[ 不動産のトラブルいろいろ。 ]

重要事項の説明義務とポイント。

 重要事項の説明と理解のポイント。 ●宅地建物の取引において、その取引物件について、権利関係がどのように...

[ 私の不動産コンサルタントに対する想い。 ]

重要事項説明書は様式に頼ることなく作成することが大切です。
イメージ

 市販の重要事項説明書でも大丈夫か? 宅地建物取引業者は、不動産の媒介に当たり、物件の種別ごとに宅建業...

[ 不動産は奥深い。 ]

コラム一覧を見る

人気のコラムTOP5
スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ