吉井江里

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ソット・ヴォーチェ

[ 岡山市北区 ]

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 公開日: 2018-06-07  最終更新日: 2018-06-12

講座日記 2018年6月2日(土)※1月新設の「歌って健康いきいきヴォイトレ」の様子

講座日記 2018年6月2日(土)

いきいきボイトレ山陽カル 5

今日は朝の10時からの講座
山陽新聞カルチャー本部教室(岡山市北区柳町)歌って健康いきいきヴォイトレ
この教室はバレエレッスンに使うバーもある美しくて広い教室。
ピアノは自宅から持参した電子ピアノ。
やっぱりピアノの生での伴奏なしには私の講座は成り立たないのです。


この講座は実は今年の1月にオープンしたばかり。
体験会を11月に開催したがあまり人が集まらず、開講するのを悩んだが
「ヴォイストレーニング」が様々な方のこれからの生活にきっと役に立つ、
いや、とても大事なものだという信念を持って開講を決意。
以前のコラムでもその必要性については書いています→ヴォイストレーニングに関するコラム一覧

自分自身もこの開講のために様々な講座レッスンやよその国から来られた先生の発声ワークショップを受講して勉強。
通信教育で音楽健康指導士の勉強もはじめる。
いつまでも勉強は続けないといけないし知らないことがまだ山ほどある。

実は私はそんなに声量もなく、高音も出にくいという悩みをずっと持ち続けている。
そして声や喉のことはメンタルと直結していて、自分の生活が家族の急な他界によってガラリと変わってしまったことや子供達を一人で養っていかないといけない、学費やその他のことへの不安、また、フリーランスとして働き始めてはみたもののすぐに仕事がたくさんあるわけではなかったのでそれに対する不安などで声も出にくくなっていたように思う。それにいつも疲れていた。

それでもワークショップ受講やレッスンを受けること、自分での練習を通して少しずつは改善できているような気がする。
何より仕事とそれによって出会った人々(生徒さんや仕事関係者)との出会いによって
心が充実してきたこともとても大きい。感謝である。そして音楽の素晴らしさやその効用について実感しているのは自分自身である。


今日は数年ぶりに「勤務の関係で土曜が空きました」と懐かしい方があらわれた。
以前に一緒に歌った時に感じられたことも話してくださって、再会を喜びあった。

からだをほぐしていく。
最初は手のひらをもう一方の手でほぐすのだが、テレビで見たときはタオルで手のひらをほぐすと刺激になると言ってたのでそれをアレンジ。
タオルをいつも傍に置けるかどうかわからないし
長続きするには何もない方がいいよね、と考えて
「もう一方の手を握ってその拳の指の関節がちょうど山のようになったところでもう一方の手のひらをぐるぐると刺激」してもらっている。
それならどこでもできる。いつでもできるから。
何事も続けるためには簡単さが大事。
だって毎日年齢を重ねていくのですから。

そのあとは手の甲をさする。これは拳ではなく手のひらを使ってさする。
このさするという行為は簡単だけど効果がある(ように思う。)
次に指先。これは文章にし辛いので詳しくはまた動画などで。

そして腕。腕でも様々な動きができるが私のボイストレーニングでは
「手のひら返し」などをする。これもまた文章では説明が難しい。
(ああ、絵が描けたらなあ、ああ、そうかそれも練習してみるのもよいかもなどと思う)

そのあとも、首、頭、肩、鎖骨周り、肩甲骨とほぐす。
そして下腹へと。下腹とお尻と骨盤底筋と横隔膜。そのあたりのことを説明しながら
一緒に息を吐いてからだの中のことを想像してみる。
もしもからだが透明だったら中の動きがよくわかるのにね〜と思うが
それはそれでちょっと気持ち悪いかもしれない。

そして下肢へとうつる。
ステップを踏んだり、数を数えたり、手を打ったりという運動をしながら。
そのあとは呼吸のことをゲーム感覚で楽しみながら行う。
インフルエンザが蔓延している晩秋から春まではなるべく生徒さん同士での接触がないように気をつけているが今の時期は輪になって手を繋ぐなどを動作の中に取り入れるようにしている。
手を握ったり、会話したりハイタッチしたりすることは少しいい作用があるのではないかと思っている。

呼吸は生きている以上は24時間営業でずっと肺などが活躍してくれているけど
ここでは意識していろんな吸い方、吐き方をためしてみる。
音楽っていうのはイメージも大事ですから、いろんなことをためしてみる。

たとえば「片鼻を押さえてもう一方の鼻から息を吸いましょう。そうすると、目の奥や脳まで涼しい風がす〜っと入ってくるような気がしませんか?」などを感じていただく。
同じ息を吸うのでも「かぐわしいバラの花が前にあってその香りをかぐとき」と
「おいしそうなさんまを焼く匂いがする」などためしてみる。
また「寒い日に運動場を走っているといつのまにか口で息を吸っていて、喉が痛くなったことはないですか?」など声をかけながら。
すぐに反応がかえってくる。皆の表情がやわらいでくる。
ある程度の緊張感は大事だが、私はやっぱり会話しながらみなさんにリラックスしてほしいと思っている。

その後発声練習。いわゆる音階を使うが「舌がどんどん引っ込むので舌を出す」ような工夫や
口輪筋などを刺激するいわゆる「アンチエイジング」の要素も大事にしている。
そこで大事なのがあまり子供っぽい感じで伝えないことだ。
自分が受講する立場になって考えてみるとその声がけが工夫できると思う。

発声練習は幼い頃から合唱などで教えていただいたもの、
声楽のレッスンや講習会などで得たものをおぼえておいて自分なりにアレンジしていく。

そして歌う。

歌うと「朝起きた時なんとなくだるい」「憂鬱な気分」が少しいい状態になることもある。
それをご存知の生徒さんは
「朝しんどかったんだけど、そういうときこそ歌いたいのでがんばってきたよ」
などと声をかけてくださる。

帰りは晴れやかな気持ちで教室を後にされているようにみえる。

実は講師の側もそうなのだ。
「歌うこと」と「生徒さんとの会話や声」に励まされてなんだか晴れ晴れした気持ち。
心も体もすっきりすると毎回思う。だから毎回楽しいし準備の時間もワクワクしている。

いきいきボイトレ山陽カル 4

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