コラム

 公開日: 2015-10-29 

マナーうんちく話1075《「八方美人」と「八方ブス」とマナー》

「八方美人」と言う言葉があります。

八方から見ても美人に見えると言う意味が転じて、誰に対しても愛嬌が良く、無難に人付き合いが出来る人のことです。

どこの職場でも、多かれ少なかれ必ずいます。

美人の定義は時代と共に変わります。
しかし、いつの時代でも、八方美人は疲れると思いますが、いかがでしょうか?

確かに、敵は少ないかもしれませんが、本当の意味での見方も少ないようです。

およそ、全ての人に好かれる人等あり得ません。
誰かに好かれたら、誰かに嫌われます。

あの偉大なお釈迦さまやイエスキリストも万人に好かれたわけではありません。
だから宗教戦争が起こるのです。

問題は「好きな人」と「嫌いな人」の割合です。
好きな人の割合を高くする努力は大切ですが、万人に好かれようとする努力はむなしいものになりそうですね。

下手をすれば「八方美人」は結局、「八方ブス」になりかねません。

では、どうすればいい?

「嫌われてもいい!」と割り切ることです。

その代わり、自分の意見をキチンと持ち、堂々と述べて下さい。
時と場合にもよりますが、自分のしたいこと、言いたい事を、素直に表現できるようになることです。

そして、全ての人にエネルギーを注ぐのではなく、自分にとって本当に大切な人に、より多くの時間やエネルギーを注ぐことをお勧めします。

また、「八方美人」とはいかなくても、自分も楽しく、相手にも好感を与えることは大切です。
そのためには「はい」「いいえ」を明確にすることです。

最近、面と向かって「イエス」「ノー」がはっきり言えない人が多いようです。

自己理解を深め、自分の責任の範囲を日頃から決めておくことを心掛けて下さい。責任の持てる範囲を広める努力も大切です。

自分の優柔不断な態度を改め、自分に厳しく、相手の人格を尊重しながら、節度を持って、イエス、ノーを明確にするのは難しいものです。

しかし、国際化に向けて「思いやりの心」を持ちつつ、柔軟な中にも凛とした態度を養っていくことも必要です。

ところで「八方ブス」は、花子に対しては「太郎が花子の悪口を言っていた」と言い、太郎に対しては「花子が太郎の悪口を言っていたよ」と言うタイプの人ですが、これは感心しませんね。

「村八分」という言葉があります。

江戸時代から存在しますが、村や共同体のしきたりや掟を破った人に対して、村人全員が申し合わせて絶交することです。

絶交するのは冠・婚・出産・病気・旅行・水害・建築等10分有るコミュニケーションの8分で、葬式と火災の時の消火活動は保たれています。

ちなみに、村八分と言えば、中山間地域を思い浮かべますが、都会の団地でも職場でもどこでも見受けられ、人付き合いが悪ければ最悪の場合これに陥ります。解決するにはまず原因の究明が大切です。

八方美人や八方ブスではなく、和を保ちながら、凛とした主体制を堅持しつつ、TPOに応じて柔軟に対応したいものですね。

素敵なマナーを身に付ければとても役に立ちます。

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

10

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

【女性部・女性会向け厳選講座】商工会、法人会、各種団体女性部から婦人会、地域、企業、サークルまで幅広く対応できる人気講座で、人生を前向きに生き、身も心も精...

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーを身につけてハッピーな人生を!(1/3)

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。形だけでなく、そこに込められた意味を理解したうえで身に付けることで、人間関係を良好にし、心の豊かさを取り戻せると思うのです」と、穏やかな物腰で語りかける平松幹夫さん。マナー講師、講演会講師と...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

講演・セミナーが大好評!老若男女をキラキラ魅せるマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1431《日本の幸福度と教育と感謝の心》

全国のトップを切って3月21日に早々と東京で桜の開花宣言がなされましたが、これから順次「桜前線」が日本列島を南...

[ マナーの心得 ]

マナーうんちく話1430《中高年に課せられた高度なマナーとは?》

日本では「春は嵐と共にやってくる」といわれますが、西洋では「春はライオンと共にやってくる」と言われます。...

[ 人間関係を良好にするマナー ]

マナーうんちく話1429《「弊社」と「当社」、好感をもたれるのはどちら?》

和風月名では3月は「弥生」ですが、他にも「雛月」「桃見月」「花見月」そして「夢見月」があります。いずれ...

[ ビジネスマナー ]

マナーうんちく話1428《ファックスを送信した。この時確認の電話は?》

春の陽気に誘われ虫達が地上に出て活動する時で万物が躍動する時です。姿勢を正し、心機一転希望のスタートを切...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちくばなし1427《お彼岸にはなぜお墓参りをするの?》

梅がそろそろ見納めになりましたが、桜はまだ早い。こんな時に目を楽しませてくれるのが桃です。気温が上昇...

[ 歳時記のマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ