コラム

2015-10-12

マナーうんちく話1064《親がしつける子供のマナー》

躾という漢字は「身」と「美」の漢字から成り立ちますが、「身」は心と身体の意味です。

つまり親は子どもを、心も身体も美しく育てることが大切なわけですが、そのような視点に立つと、先ず親が率先しなければいけないことが多々あります。

子どもをしつける際には、次の様な事を心掛けて下さい。

●親が輝いて下さい。
ブランド品の装飾をまとうことではありません。
心と身体の健康に留意し、充実していることが大切です。
勿論、子どもの前での身だしなみはとても大切です。

●忙しいながらも、常に子どもと向き合って下さい。
子どもの体調や精神状態を把握するためには、出来る限り対話が必要です。
特に子どもと食卓を共にして、楽しい会話を心掛けて下さい。
そして、子どもに異変が起きている時、困っている時、苦しんでいる時には、親としてよき相談相手になってあげて下さい。
積極的に声かけをすることも必要です。

●思いやりの心を発揮して下さい。
「思いやり」とは「相手に不快感を与えない」ことと「相手に好感を与える」ことです。

子どもが相手に不快感を与えた時、つまりイジメニ走ったり、暴力をふるったり、悪口を言ったりした時には、間髪いれず注意して下さい。

逆に、子どもに対しては好感を与えなければいけません。
つまり、子どもの話を真摯な態度で聞く、元気で明るい挨拶を率先して行う、箸を正しく持つ、美しい言葉遣いを心掛ける等です。

特に会話の在り方は中学の頃には確立すると言われています。
親が家庭で美しい言葉遣いを心掛けていれば子供もそうなるということで、逆もいえるでしょう。

そして、良いことと、悪いことのめりはりをつけて下さいね。
褒める時にはしっかり褒め、叱る時は凛とした態度で叱ることだと思います。

●マナーをしつける際には理由まできちんと説明して下さい。
マナーには「なぜこうするのか?」と言う合理的な理由が必ず存在します。
従って、マナーを教える時には、不必要に形にとらわれず、なぜそうするのか?をキチンと教えて下さい。

例えば、子どもに挨拶を教える時に、身体の前で腕を重ねるような形を教えるのではなく、なぜ挨拶をしなければいけないか?ということをキチンと教え、明るく、元気の良い挨拶の仕方を教えて下さい。

ちなみに、挨拶は「相手の存在を確認した」という意味と、「相手と仲良くしたい」という意思表示です。
相手を確認したにもかかわらず挨拶が無かったら、良い人間関係は築けませんね。

また「なぜ正しく箸を持たないといけないか?」といえば、姿勢が良くなる、感謝の心が育まれる、脳の発達に効果が期待できる、咀嚼回数が増える、相手に不快感を与えないため等です。

相手に不快感を与えないということは、日本人が非常に大切にしてきたことで、この点を親が子どもにキチンと教えれば、いじめは学校からほとんどなくなるのではないでしょうか・・・。

●靴を丁寧に脱ぎ、キチンと揃える癖をつけて下さい。
欧米と違い、日本ははきものを脱いで部屋に上がるので、はきものの脱ぎ方、揃え方は躾の基本です。

江戸しぐさでは、「三つ心、六つ躾、九つ言葉・・・」とあります。

3歳までは親は子に対してしっかり愛情を注ぎ、6歳までには必要な躾を行い、9歳になると挨拶やお礼やお詫びが出来るようにするという意味ですが、現代では如何でしょうか?

詳しくはマナーウンチ気話501《三つ心、六つ躾、九つ言葉・・・》を参考にして下さい。

先ず、親が子どもに対して良き見本を示すことから実践して下さいね・・・。

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

10

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
お客様の声

●●テーブルマナーの本当の大切さが理解できました●●洋食のマナーには自信が有ったので参加しましたが、今回平松先生の講座を受講して「目からうろこ」と言う言葉をす...

出前講座

■絶対聴きたい!《女性会・女性部向け》厳選講座のご案内!商工会、法人会、各種団体の女性部会から、婦人会、地域、企業、サークルまで幅広く対応できる人気講座です...

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーを身につけてハッピーな人生を!(1/3)(1/3)

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。形だけでなく、そこに込められた意味を理解したうえで身に付けることで、人間関係を良好にし、心の豊かさを取り戻せると思うのです」と、穏やかな物腰で語りかける平松幹夫さん。マナー講師、講演会講師と...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

講演・セミナーが大好評!老若男女をキラキラ魅せるマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1323《淡いを感じる10月の歳時記》

今年は9月の下旬まで残暑が続きましたが、10月の声を聞くと、暑さも和らぎ、天高く、何をするのも快適な季節に...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1322《品格が漂う「ありがとうしぐさ」》

電車にギリギリセーフで乗ったら「ヤレヤレ」と思いますが、御礼を言うことはあり得ないでしょう。しかしエレ...

[ 人間関係を良好にするマナー ]

マナーうんちく話1321《一人暮らしの親の葬儀の香典はどうする?》

最近よくあるケースですが、親が一人暮らしだった場合の葬儀で、子どもは香典をどのようにしたらいいのでしょうか...

[ 弔事のマナー ]

マナーうんちく話1320《親の葬儀に子どもは香典を出す?出さない?》

最近セミナーや講演会終了後に、「葬儀」に関する質問が目立ってきた感が有ります。少子化と超高齢化は「少子...

[ 弔事のマナー ]

マナーうんちく話1319《訪問先で出された茶菓は いただくか? 遠慮するか?》

他家や他社を訪問することは多々ありますが、「茶菓を振る舞われた時のいただき方」に迷うことが有ります。訪...

[ 訪問ともてなしのマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ