コラム

 公開日: 2015-10-12  最終更新日: 2016-06-22

マナーうんちく話1064《親がしつける子供のマナー》

躾という漢字は「身」と「美」の漢字から成り立ちますが、「身」は心と身体の意味です。

つまり親は子どもを、心も身体も美しく育てることが大切なわけですが、そのような視点に立つと、先ず親が率先しなければいけないことが多々あります。

子どもをしつける際には、次の様な事を心掛けて下さい。

●親が輝いて下さい。
ブランド品の装飾をまとうことではありません。
心と身体の健康に留意し、充実していることが大切です。
勿論、子どもの前での身だしなみはとても大切です。

●忙しいながらも、常に子どもと向き合って下さい。
子どもの体調や精神状態を把握するためには、出来る限り対話が必要です。
特に子どもと食卓を共にして、楽しい会話を心掛けて下さい。
そして、子どもに異変が起きている時、困っている時、苦しんでいる時には、親としてよき相談相手になってあげて下さい。
積極的に声かけをすることも必要です。

●思いやりの心を発揮して下さい。
「思いやり」とは「相手に不快感を与えない」ことと「相手に好感を与える」ことです。

子どもが相手に不快感を与えた時、つまりイジメニ走ったり、暴力をふるったり、悪口を言ったりした時には、間髪いれず注意して下さい。

逆に、子どもに対しては好感を与えなければいけません。
つまり、子どもの話を真摯な態度で聞く、元気で明るい挨拶を率先して行う、箸を正しく持つ、美しい言葉遣いを心掛ける等です。

特に会話の在り方は中学の頃には確立すると言われています。
親が家庭で美しい言葉遣いを心掛けていれば子供もそうなるということで、逆もいえるでしょう。

そして、良いことと、悪いことのめりはりをつけて下さいね。
褒める時にはしっかり褒め、叱る時は凛とした態度で叱ることだと思います。

●マナーをしつける際には理由まできちんと説明して下さい。
マナーには「なぜこうするのか?」と言う合理的な理由が必ず存在します。
従って、マナーを教える時には、不必要に形にとらわれず、なぜそうするのか?をキチンと教えて下さい。

例えば、子どもに挨拶を教える時に、身体の前で腕を重ねるような形を教えるのではなく、なぜ挨拶をしなければいけないか?ということをキチンと教え、明るく、元気の良い挨拶の仕方を教えて下さい。

ちなみに、挨拶は「相手の存在を確認した」という意味と、「相手と仲良くしたい」という意思表示です。
相手を確認したにもかかわらず挨拶が無かったら、良い人間関係は築けませんね。

また「なぜ正しく箸を持たないといけないか?」といえば、姿勢が良くなる、感謝の心が育まれる、脳の発達に効果が期待できる、咀嚼回数が増える、相手に不快感を与えないため等です。

相手に不快感を与えないということは、日本人が非常に大切にしてきたことで、この点を親が子どもにキチンと教えれば、いじめは学校からほとんどなくなるのではないでしょうか・・・。

●靴を丁寧に脱ぎ、キチンと揃える癖をつけて下さい。
欧米と違い、日本ははきものを脱いで部屋に上がるので、はきものの脱ぎ方、揃え方は躾の基本です。

江戸しぐさでは、「三つ心、六つ躾、九つ言葉・・・」とあります。

3歳までは親は子に対してしっかり愛情を注ぎ、6歳までには必要な躾を行い、9歳になると挨拶やお礼やお詫びが出来るようにするという意味ですが、現代では如何でしょうか?

詳しくはマナーウンチ気話501《三つ心、六つ躾、九つ言葉・・・》を参考にして下さい。

先ず、親が子どもに対して良き見本を示すことから実践して下さいね・・・。

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

10

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

【女性部・女性会向け厳選講座】商工会、法人会、各種団体女性部から婦人会、地域、企業、サークルまで幅広く対応できる人気講座で、人生を前向きに生き、身も心も精...

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーを身につけてハッピーな人生を!(1/3)

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。形だけでなく、そこに込められた意味を理解したうえで身に付けることで、人間関係を良好にし、心の豊かさを取り戻せると思うのです」と、穏やかな物腰で語りかける平松幹夫さん。マナー講師、講演会講師と...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

講演・セミナーが大好評!老若男女をキラキラ魅せるマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1396《どうしても嫌な人との接し方》

日本は世界屈指の長寿国です。つまり世界で一番長い気が出来る国ですが、問題は長生きを競うより、長い人生をい...

[ 人間関係を良好にするマナー ]

マナーうんちく話1395《正しく使用したい慣用句。「気がおけない」「的を射る」の使い方》

言葉は感性そのものかもしれません。美しい言葉を沢山持っている人は、それだけで魅力的です。特に日本は四...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1394《厳寒の中のぬくもり!苦労を経験すればするほど人は磨かれる》

この冬最大級の冬将軍が居座っていますが1月20日は二十四節季の一つ「大寒」で、一年で最も寒い時期です。ま...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1393《「お名前頂戴できますか?」。この言いどう思いますか》

「類は友を呼ぶ」といわれます。そして良縁はさらに良縁を産みます。良い人間関係、良い本、良い音楽、心地...

[ ビジネスマナー ]

マナーうんちく話1392《寒い時期、心が温かくなる季節の言葉「木守柿」》

「生きることは食べること」といわれるように、食べるという行為は生きていく上で必要不可欠です。だから食べ...

[ マナーの心得 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ