コラム

2015-06-20

マナーうんちく話986《人生を好転させる美しい食べ方②》

【飽食の国・美食の国の貧しい食生活の実態】

世界屈指の長寿国になった日本。
でも、日本人の平均寿命は、終戦直後は先進国の中では最下位クラスでした。

それを持ち前の勤勉な性格でよく働き、経済を立て直し、世界に先駆けて医療制度を整え、医療技術を進歩させたりして平均寿命を長くしたわけですが、最も大きな原因は国民の栄養状態が良くなったことに起因します。

ところが、豊かになったお陰で、便利、手軽、美味しい、柔らかい等に重きが置かれた食生活になり、加工食品が占める割合が急増してきました。

こんな状況の中でも実は栄養失調があるわけです。
「なんで?」と首をかしげる人がいるかもしれませんね。

地球上には食べ物や飲み物に不自由している人が10億人以上いると結われる中、日本は食材の種類、色、カロリー、量は本当に豊富です。

しかし、ビタミンやミネラルや食物繊維等が不足している人が多々います。
だから、現代風の栄養失調が存在するわけです。

ところで、「鶏症候群」、別名「コケコッコー症候群」をご存知でしょうか?

最初のコは「孤食」、ケは「朝食の欠食」、二番目のコは家族がそれぞれ別の物を食べる「個食」、そして最後のコは好きな物しか食べない「固食」です。

さらに、うどんやパスタなどの粉製品ばかり食べる「粉食」、味の濃い物を好む「濃食」、食事を少ししか食べない「小食」、コンビニ等の戸外食に頼る「戸食」なども存在します。

みんな仲良く会話を楽しみながらする食事の在り方や、ビタミン、ミネラル、植物繊維の重要性や役割を正しく理解することが大切です。

明治維新後日本は軍隊を持ちますが、当時の日本人はまだ大変貧しく、ろくな物が食べられませんでした。

特に白米は庶民にとっては滅多に口に入りません。
そこで、海軍は「海軍に入隊すれば白米が腹いっぱい食べられるよ!」といって志願兵を募集したそうです。

それにつられて多くの兵士が志願し、念願の米の飯が腹いっぱい食べられるわけですが、多くの兵士は病気にかかります。

何の病気が解りますか?
「脚気」です。

当時の医学では原因究明は難しかったわけですが、今は違います。
健康番組も多く、健康に関する情報も溢れています。
問題は、意識して賢い食べ方、楽しい食べ方を実行するか否かです。

自己流のダイエットが身体に与える悪影響もしかりです。
日本人は世界の人から比べると、そんなに肥満ではありませんが、ダイエットに費やすお金は世界屈指だと言われています。

しかも若い女性ばかりではなく、あらゆる年代層に及んでいるのが気になります。食事の在り方と健康の関連性を大切したいですね。

また、このような食生活は同時に「心を通わせて食べる」ということを、ないがしろにしかねません。

このコラムで以前に触れましたが、共に食卓を囲むと言うことは「もっと親しくなりたい」という意味と、「さらに理解したい」という意味があります。

伴侶や家族や学校や職場の仲間と楽しく美味しく食事をするには、会話が必要です。話しながら食べることにより心がいやされるからです。

忙しいことや夫婦共働きに加えて、外食産業や総菜が充実しているせいか、「わかっちゃいるけど・・・。」になりかねませんが、常に意識することです。

「食」は生活で一番身近で有る以上、食べ方・食べ物如何で人生が変わります。

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

3

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
お客様の声

●●テーブルマナーの本当の大切さが理解できました●●洋食のマナーには自信が有ったので参加しましたが、今回平松先生の講座を受講して「目からうろこ」と言う言葉をす...

出前講座

■絶対聴きたい!《女性会・女性部向け》厳選講座のご案内!商工会、法人会、各種団体の女性部会から、婦人会、地域、企業、サークルまで幅広く対応できる人気講座です...

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーを身につけてハッピーな人生を!(1/3)(1/3)

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。形だけでなく、そこに込められた意味を理解したうえで身に付けることで、人間関係を良好にし、心の豊かさを取り戻せると思うのです」と、穏やかな物腰で語りかける平松幹夫さん。マナー講師、講演会講師と...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

講演・セミナーが大好評!老若男女をキラキラ魅せるマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1318《物を贈るか?現金を贈るか?それとも・・・》

贈り物をする時は心を込めて贈ることが大切ですが、「品物」を贈るか、あるいは「現金」の方がいいのか迷うことも...

[ 贈答のマナー ]

マナーうんちく話1317《あわれ秋風よ 情けあらば伝えてよ…》

「味覚の秋」を迎え美味しいものに目移りがする時期になりました。しかしなんといってもお手頃価格で美味しくて...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1316《正しく理解したい「春分」と「秋分」、「お盆」と「お彼岸」の違い》

日本には一年を24に分けた「二十四節気」が有りますが、それには大きな節目が4つあります。ご存知でしょうか?...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1315《まことお彼岸入りの彼岸花》

四季が明確に分かれている日本には「風物詩」という美しい言葉が存在します。風物詩は俳句の「季語」のように...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1314《一人の高齢者が死ぬと一つの図書館がなくなる》

敬老の日にちなみ、新聞やテレビで全国の長寿の人達が紹介されていますが、豊かで平和な国ならではの微笑ましい光...

[ 日常生活におけるマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ