講演会で大活躍!マナーと生きがいづくりのプロ
コラム
公開日: 2015-05-15
まなーうんちく話961《加齢を華麗に生き高齢者が「幸齢者」になるために》
日本は世界屈指の長寿国ですが、単に長生きを競うだけではなく、何時までも自分らしくトキメイテ生きて行くことが大切です。
そのためには、国連が推奨しているように、いかにして「健康寿命」に重きをおくかです。
健康寿命とは介護等に頼らず、身も心も元気で、自立できる期間です。
そして、健康寿命を伸ばすには、「程良い運動」と「バランスのとれた食事」が大切ですが、「精神面」もしかりです。
精神面とは即ち、「心の豊かさ」です。
つまり、「生きがい」や「良好な人間関係」です。
ここがしっかりしていれば、独居暮らしになっても大丈夫です。
孤独になっても孤立することはありません。
ところで、「生きがい」には色々な種類の生きがいがあります。
○自分のために一人で行う活動(1人称の生きがい)
・俳句や野菜づくり等
○グループ等誰かと複数で行う活動(2人称の生きがい)
・夫婦での旅行や趣味の会等
○人のために行う活動(3人称の生きがい)
・ボランティア等の社会貢献
「1人称の生きがい」は一人で思うまま気軽に出来ます。
「2人称の生きがい」は仲間と共に充実した時間が共有出来ます。
「3人称の生きがい」は社会貢献を視野に入れるので、社会的な使命感が達成出来ます。
以上、それぞれ素晴らしい特徴がありますが、どれに注力するかは自由です。私は複数かけ持ちの生きがいを持たれる事をお勧めしています。
ちなみに、「健康生きがいづくりアドバイザー」の本質は、生きがいを求める人々の相談に乗り、その人の自己理解の手助けをすることです。
年齢や置かれている状況や価値観等で、自分らし生きがいづくりに励まれたらいいわけですが、身も心も元気なうちはぜひ、社会貢献を視野に入れた「3人称の生きがい」をお勧めします。
地域貢献はまさにここですね。
私は、「健康生きがいづくりアドバーザー」「マナー講師」として、「3人称の生きがい創り」に「マナーの視点」を加味した講演を各地で展開しています。
まさに地域創生に直結しているお話しで、だれでも、簡単に実現できるので、結構好評で、リピートが多いわけです。
さて、今まで、超高齢社会における地域の実情に触れましたが、これからの地域の未来は、明るい気配があまり感じられません。
しかし、幸いな事に日本の高齢者は素晴らしいものがあります。
世界経済フォーラムが、2015年の「人的資源指数」を発表しましたが、日本は65歳以上で124カ国中1位でした。
勤勉で思いやりの心があるからでしょう。
今まで培ってきた多彩な知恵や経験に、それらを加味し、加えて新しい知識も吸収していけば「まだまだやれるぞシニア世代!」になります。
5月23日に《和気町地域創生幸齢者大学》の基調講演でこのようなお話を予定しています。詳しくは「新着のセミナー・イベント情報」をご覧ください。
「終わりよければすべてよし!」と言いますが、住み慣れた地域で有終の美を飾るために、是非参考にして頂ければ嬉しい限りです。そして集い、学び、交流してセカンドライフに美しい花を沢山咲かせて下さい。
こちらの関連するコラムもお読みください。
- マナーうんちく話494≪和顔愛語≫2013-03-02
- マナーうんちく話504≪あなたなら、どう答える?≫2013-03-14
- マナーうんちく話516≪袖触れ合うも多生の縁≫2013-04-04
- マナーうんちく話498≪うかつ謝り≫2013-03-06
- マナーうんちく話73≪話好きになる方法とは?≫2011-05-05
最近投稿されたコラムを読む
- マナーうんちく話1655《なぜ一匹丸ごとの魚を食べるときにひっくり返してはいけないの?》 2018-04-21
- マナーうんちく話1654《和食を食す際、なぜ「手盆(手皿)」はいけないの?》 2018-04-19
- マナーうんちく話1653《これくらいは押さえておきたい食事のマナー「和食②」》 2018-04-18
- マナーうんちく話1652《これくらいは押さえておきたい食事のマナー「和食①」》 2018-04-15
- マナーうんちく話1651《どう違う?「好意」と「厚意」》 2018-04-14
セミナー・イベント
-
《人生100歳二毛作時代における「生きがい探求出前講座」》のご案内
開催日: 2018-03-01 ~2018-12-31 -
「笑いヨガ」&「日常生活のお作法・不作法」講座のご案内
開催日: 2018-02-17 -
身近だけど意外にわかっていない!?【和の礼儀作法と和食のテーブルマナー】講座
開催日: 2018-01-28 -
暦と丁寧に向き合い心豊かに生きる!【年中行事のしきたりとマナー講座】のご案内
開催日: 2017-07-22
このプロの紹介記事

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。作法に込められた意味を理解したうえで身に着けることで、人間関係を良好にし、豊かな心を育むと思うのです」と、優しくわかりやすい言葉で穏やかに語りかける平松幹夫さん(岡山県和気町父井原)。...
プロへのお問い合わせ
プロのおすすめコラム
› 新着記事一覧
マナーうんちく話1655《なぜ一匹丸ごとの魚を食べるときにひっくり返してはいけないの?》
一匹丸ごとの魚、つまり尾頭がついたまま出された場合はそれなりのテクニックが必要です。昔からこのような魚...
マナーうんちく話1654《和食を食す際、なぜ「手盆(手皿)」はいけないの?》
マナーは心と形が大切ですが、「なぜこうなるの?」という合理的な理由が必ず存在します。その理由を正しく理解...
マナーうんちく話1653《これくらいは押さえておきたい食事のマナー「和食②」》
【箸の知識とマナー】次に箸のマナーですが、箸をとるタイミングが大切です。主賓や上司が箸を持ったらそれに...
マナーうんちく話1652《これくらいは押さえておきたい食事のマナー「和食①」》
春の語源の一つに「晴れる」が「はる」になった説がありますが、空が晴れ、太陽の光が穏やかな様子を「うららか」...
マナーうんちく話1651《どう違う?「好意」と「厚意」》
最近西洋由来の語を中心とした外来語が流行し、本来の日本語がかなり影を潜めている気がします。年中行事しかり...
人気のコラムTOP5
-
- 1位
- マナーうんちく話494≪和顔愛語≫ 168よかった
-
- 2位
- まなーうんちく話798《月々に 月見る月は 多けれど・・・。》 160よかった
-
- 3位
- マナーうんちく話509≪「女しぐさ」と「男しぐさ」≫ 153よかった
-
- 4位
- マナーうんちく話456≪乾杯と献杯③献杯の意味とマナー≫ 149よかった
-
- 5位
- マナーうんちく話604≪武士は食わねど高楊枝≫ 142よかった
コラムのテーマ一覧
- 冠婚葬祭のマナー
- 女子力向上マナー
- 接客・接遇マナー
- 弔事のマナー
- 親に身につけていただきたいマナー
- ビジネスマナー
- 日常生活におけるマナー
- 歳時記のマナー
- 訪問ともてなしのマナー
- 贈答のマナー
- 洋食のテーブルマナー
- 和食テーブルマナー
- 祝い事のマナー
- 結婚のマナー
スマホで見る
このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。
バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。