コラム

2015-04-29

まなーうんちく話951《出会いを活かす人、殺す人②》

出会いを活かすと言うことは、これから相手と共存できるか否かです。

相手が誰であれ、臆することなく、常に凛として、かつ必要な情報はしっかり吸収するよう心がけて下さい。

これは、持って生まれた才能や性格もあるかもしれませんが、努力次第で充分活かせるようになります。

背伸びせず、自然体で楽に接することがポイントです。

お互いの存在を尊重しながら、そして思いやりの心も発揮しながら、楽しみあえるのが理想的です。

「和を持って貴しとなす」と言われるように、相手と協調することも必要ですが、凛とした主体性もお忘れなく。

与えてもらうことを気にせず、与える側に回るのもお勧めです。
つまり「ギブ & ギブ」より、「ギブ & ギブ」を心掛けることです。

例えば、初対面の人と名刺交換をします。
先ずは名前を覚えて頂かないといけませんので、一生懸命に名前を売りこみます。

これも良いかもしれませんが、名刺交換をしたら、自分のことはさて置き、相手のことを一生懸命理解する心構えが大切です。

少なくとも相手の名前はその場でキチンと覚えて下さい。
覚えたら、次に相手を名前で呼んで下さいね。

そして、自分の事より相手の言葉に耳を傾ける姿勢は大切です。

最初の出会いが「良い出会い」になるには、相手が心地良くなることです。
すなわち、相手を良い気分にさせることです。

相手をよい気分にさせると言うことは、好感の持たれる外見と、聴き上手になることです。

つまり「思いやり」ですね。
このチックをお忘れなく。

日本には昔から「おくゆかしい」という大変美しい言葉が有ります。
深い心遣いが感じられ、品が良く、心がひかれる言葉です。

心がひかれれば、その「奥」に「行きたい」気分になります。

相手を心地よく刺激するには、「聴き上手」になることをお勧めします。
先に相手の話を真摯な態度で聞けば、今度は相手がこちらのことを「知りたい」「聞きたい」気分になります。

そして、出会いを活かす努力は常に必要です。

先人は自然を細かく観察し、理解して仲良く共存してきました。
それを言葉で表現したのが「二十四節季」で有り「七十二候」ですが、これらには、良好な人間関係を築くヒントが多々あります。

コミュニケーションや心理学のように、外国から輸入された学問も良いですが、自然と共有し、平和な国で培われた日本の文化・礼儀作法には、出会いを上手に生かす知恵が沢山あります。

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マナー講師 平松幹夫

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