コラム

2015-04-14

マナーうんちく話939《なぜ飲食業を「水商売」と言うの?》

日本は3月に風が強く吹き、4月は雨がよく降りますが、今年は特に多いような気がします。

度重なる雨に心を重くしている人も多いと思いますが、考え方次第です。

米を主食にしている国にとって、間もなく始まる田植えに備えて、水は必要不可欠であり、今の雨はまさに草木や百穀を潤す恵みの雨です。

ところで、4月の出会いの機会は何かと酒を酌み交わす機会が多いものですね。
酒を共に飲むとは、共に理解し合い、親交を深める意味があります。

大いに飲んで語り合うのもお勧めです。
昔から「飲み友達」といわれます。

主にスナックや居酒屋で、安心して自分をさらけ出しながら楽しく酒を飲む仲間はいますか?

ところでバー・スナック、居酒屋、料理屋を「水商売」と言いますが、その由来をご存知でしょうか?

飲みに行く機会が有れば話の種にして下さい

■水商売とは
一過性の好景気や運に左右されやすい、一時的な儲けの事を水物と言います。これは持続性がありませんが、これと同様にお客様の好みや流行に左右され、儲けに確実性が無い商売の事を「水商売」と言います。

中でも、スナック、バー、料理屋などは接待で使用されることも多く、景気に左右されやすく、典型的な水商売と言われています。

また、上記とは異なる概念ですが、30年位前からでしょうか?
物が豊かになり、贅沢思考や健康ブームのあおりを受け、水道水よりミネラルウオーターなどに関心が集まるようになりましたが、水を専門的に商う業者も、まさに水商売と言えますね。

■水商売の語源
○水のように売り上げが一定せず、不確かな商売だから。
その時の運により、沢山儲かる時も有れば、逆に大損する時もあるように、流水のように売り上げが一定せず、収入が安定しない状態。

特に接待に利用される飲食店は、景気に左右されやすい上に、お客様のきまぐれにも影響を受けやすいと言われています。天候にも左右されやすいですね。

○江戸時代の「水茶屋」に起因する
江戸時代には飲食産業が発展し、独自の食文化が花ひらくわけですが、水茶屋もそうです。

水茶屋は主に旅人や行きかう人を相手に、お茶を出す休憩所です。以前、水戸黄門のテレビ番組では殆ど毎回登場しましたね。

水茶屋は、最初は粗末なものだったようですが、時代と共に高級志向になり、お茶のみならず酒も饗応するようになります。そうなると若い女性?が接待したり、座敷を設けて宴会もできるようになったりします。

旅人相手にお茶を提供する店から、やがて酒を商う店に変身し、これを水商売と呼ぶようになったわけですね。

そして繁盛するにつれ多くの店が参入し、やがて競争の原理が働き、サービスの概念が生まれるようになってきます。

単に日常的なモノを販売するのではなく、非日常的なサービスを提供するなどして、色々と創意工夫が施されるようになってきます。

お客様をいかに満足させるか?について切磋琢磨するようになり、益々発展を遂げて行くわけです。

だから、水商売には学ぶべき点が多々あると思います。

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マナー講師 平松幹夫

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