コラム

 公開日: 2015-03-07 

マナーうんちく話907《好感の持たれるお礼の言い方・言われ方》

上司に飲みにつれて行ってもらいました。

お金を支払って頂く時と、帰り際には丁寧にお礼を述べますが、翌朝出勤した時は如何でしょうか?

昨夜キチンとお礼を言ったから、翌朝はくどくど言う必要はない、と思われるかもしれませんね。

しかし、再び「昨夜はお誘いいただきありがとうございました。お陰さまで充実した一時になりました。今後とも何卒よろしくお願いいたします。」のような丁寧な挨拶がお勧めです。

要は、上司だからと言って下手にかしこまるより、素直に思った事を伝えることが大切です。

このような場合も、言葉足らずより少々大袈裟ぐらいが良いでしょう。

なぜなら、「ありがとう」のお礼の言葉は、何度言われても、言われる側は嬉しいからです。

繰り返しになりますが、「美味しい」「おめでとう」等も言葉も同じ理屈です。

お歳暮などを頂いた時には、お歳暮が届いた時点で報告とお礼の言葉を述べますが、再度、メールや手紙でお礼をすると、より丁寧になり、人間関係も深まるのでお勧めです。

ちなみに、お礼を言われる立場の振舞い方も大切です。

お礼を言われた時のマナーも、お礼を言う時と同じくらい大切であると心得て下さいね。

お礼を言われたら、恩着せがましくするのは感心しません。

また、不必要に卑屈になるのも考えモノです。

後輩や仲の良い友人等から「ありがとう」とお礼を言われたら、「どういたしまして」で良いと思います。

ちなみに「どういたしまして」は、「どうというわけでもありませんので、あまり気にしないでください」と言う意味になります。

しかし、上司からお礼を言われたら「どういたしまして」は軽すぎると思いますし、「とんでもありません」では謙遜し過ぎになります。

この場合は「とんでもございません、喜んでいただいて嬉しいです」等と、笑顔で素直に答えて下さいね。

そして、「お礼をする側」と「される側」が、心が通い合えば理想的です。

いずれにせよ、「ありがとう」の言葉は人に感動を与えると共に、自らも心地良くなります。

だから「魔法の言葉」と言われるわけですが、この魔法の力は言った人すべてに平等に伝わります。

だから、出し惜しみしないで、どんどん発して下さいね。

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マナー講師 平松幹夫

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