コラム

 公開日: 2015-02-18  最終更新日: 2015-02-19

マナーうんちく話896《「雨水」と「雛飾り」》

低気圧と寒気の影響で雪に見舞われた所も多いようですが、暦の上では、次第に気温が増し、今まで降っていた雪が雨に変わり、水が溶け出してくる頃です。

この水の事を「雪消の水」と言いますが、2月19日は二十四節季の一つ「雨水(うすい)」です。

「雨水」は、節分や彼岸のように馴染みのある言葉ではありませんが、「三寒四温」を繰り返しながら、次第に春へ移行する縁起の良い日とされています。

だから女の子のいる家庭では、お雛様を飾るのもお勧めです。

勿論、古くから伝わる年中行事の一つですから、地方により異なりますが、雨水に雛飾りをすると、幸運に恵まれると言われています。

今年の2月19日「雨水」は先勝ですから、出来れば午前中がいいかも・・・。
19日が無理でしたら20日も良いと思います。

いずれにせよ、「雛飾り」は今頃が良い頃です。
そういえば、この時期になると、あちらこちらで「雛祭り」の便りが聞こえてきますね。

ところで、雛飾りは「桃の節句」ですから「桃の花」が付き物ですが、この時期には一部の地域を除き、桃の花は咲きません。
市販されている物は殆んど温室栽培のものです。

では、なぜ「桃の節句」か?と言えば、旧暦と新暦の違いです。

旧暦の3月3日は今の4月頃ですから、丁度桃の花が咲く頃で「桃の節句」の言葉がマッチするわけです。

しかし今は新暦で行うので、「桃の節句」と言ってもピンとこない人も多いと思います。
3月の初旬は「桃の花」より「梅の花」です。

ちなみに、桃の節句が今のように3月3日になったのは、明治6年に旧暦から新暦、つまり現在使用されている「グレゴリオ暦」になってからです。

現在、各地で話題になっている雛祭りは、「街おこし」の一環として開催されるケースが多いようですが、桃の花が咲く4月にすればよいと思うのですが、いかがでしょうか?

但し、「桜まつり」と重複するかもしれませんね・・・。

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