コラム

2015-02-08

マナーうんちく話888《人生が末広がりになる、ご先祖様への感謝の心》

世の中色々なタイプの人間がいます。
草食系もいれば肉食系もいますが、いつも「わたしが」「わたしが」という自己中心の気持ちで生きている人は考えモノですね。

確かに、スタイルも顔も、それに頭もよく、いつも堂々として、プライドを持っている人は魅力的です。

確かに自尊心を持つこと、即ち自分自身を大事にすることはとても大切なことです。
しかし、「わたし」が絶対ではありません。

それより、つねに「お陰さま」という感謝の気持ちを抱き、それを素敵に発揮しようと努力することも必要です。

そうすることにより、おのずと人が集まり、暖かいコミュニケーションが生まれ、幸せの花が咲きます。

つまり、自分を高くすれば人は集まりにくいですが、自分を低くして感謝の心で、謙虚に接すれば、人はおのずと集まってくれるということです。

では具体的に、誰に、どのように感謝の心を抱けばいいのでしょうか?

感謝の対象は色々ありますが、先ずはご先祖様に感謝の心を抱くのがお勧めです。

日本には世界屈指の年中行事があります。
中でも正月に関する行事は最も歴史が古く、日本人が長い間最も大切にしてきた行事です。

このコラムでもシリーズでお伝えしましたけど、その正月行事は、ご先祖様に感謝し、お持て成しをする行事に他なりません。

誰しも、今の自分があるのはご先祖様のお陰です。
昔から日本人は、ご先祖様が神様として里帰りされる「正月」と、仏様として里帰りされる「盆」には、家族や親族が力を合わせ、喜んでお持て成しをしてきたわけですね。

そして、人として最も大切な、家族や親族の絆を深めてきたわけです。

だから今でも、良い事や嬉しいことが度重なると、「盆と正月が一度にやって来た」といいます。

さらに、ご先祖様が眠っていると言われているお墓参りをする「お彼岸」も大切な行事として脈々と続いています。

従って、盆や正月は長期休暇を取って海外旅行に行くのも良いでしょうけど、本来の意味を正しく理解して、この時くらいはご先祖様に日頃のご無沙汰をお詫びして、感謝の気持ちを精一杯表現するのもお勧めです。

ちなみに、今でも開運や合格祈願など、なにかあればお宮参りをしますが、お願い事ばかりではなく、先ずは感謝される事をお勧めします。

そうることにより、人との付き合いにおいても、感謝の気持ちが湧いてくるわけです。

今日のコラムは888回で「末広がり」になりましたが、ご先祖様への感謝の気持ちを抱き続けることによって、人生は末広がりになると考えます。

この記事を書いたプロ

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マナー講師 平松幹夫

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