コラム

 公開日: 2014-09-20 

マナーうんちく話805《日本人ならぜひ知っておきたい「日本茶の知識」と「飲み方」》

日常で頂く時のお茶は緑茶と言われ「日本茶」全般をさします。
休憩する時に飲むお茶、食事の時に飲むお茶、他家や他社を訪問した時に頂くお茶等色々ありますが、今飲んでいるお茶がどのようなお茶か?先ずは理解することが大切です。

日本人として、下記のお茶は是非ご承知おき下さい。

①玉露(ぎょくろ)
緑茶の最高級品で沸騰後60度位までさまして淹れます。
今は棒状ですが、今から200年くらい前に茶葉を露のように丸く炒ったことから「玉露」という名称がつきました。
甘みとコクのある味わいが楽しめます。

②煎茶(せんちゃ)
最も一般的な緑茶で、4月から5月にかけて摘んだ新芽や若葉を使用します。
70度から80度位までさまして淹れます。
お茶と言えば煎茶をイメージする位流通量が多く、程良い渋みと爽やかな香りが特徴です。

③番茶
食後に頂く場合が多いお茶で、煎茶を摘んだ後の2番3番摘みの葉です。
沸騰したお湯で淹れます。
摘む時期や品質など日本茶の主流から外れているから「番外茶」が「番茶」になった説と、遅く摘み取った「晩茶」が転じて「番茶」になったと言う説があります。

気取らず、飾らず、それでいて高齢者から子どもに飲みやすく美味しいお茶です。
「娘18番茶も出花」と言われますが、器量の悪い娘でも年ごろになればそれなりに綺麗に見えると言う意味で、品質では劣る番茶も入れたては、香りも良く美味しいと言う意味です。

④玄米茶
煎茶や番茶に、炒った玄米を加えて香ばしい香りを加味したお茶。
ではなぜ米を加えたのでしょうか?
正月に行われる「鏡開き」の時に、槌で餅を叩いて割るわけですが、その時に餅の屑が出ます。

この屑を捨てるのはもったいないですから、お茶の商ないをしている人がこの屑を炒って、茶葉に混ぜたのが始まりで戦前の話です。
あっさりとした香ばしい香りが嬉しいお茶です。

⑤ほうじ茶
煎茶や番茶を炒って独特の味付けをしたお茶。
今から100年くらい前に確立された製法で、番茶、玄米茶と同じ格で、高級茶とは言えませんが、苦みや渋みがなく、口当たりがあっさりしているのが特徴です。
お湯を注いだ瞬間の香ばしい香りをお楽しみください。


次に蓋つきで出されたお茶の頂き方に触れておきます。

前回お話ししたように、お茶を頂くと言うことは、おもてなしの心の表れですから、先ずは「頂きます」の挨拶が必要です。

1、茶碗の側面に左手を添えて下さい。
次に右手で蓋のつまみを持ち揚げます。

2、右手で持った蓋を約90度傾け、器の中で水気を切って下さい。
蓋を両手で持ち、茶碗の右側において下さい。

3、茶碗を右手で持ち、左手で支えて頂きます。
この時、右手は身体の胸と平行になれば見た目もきれいです。
但し、姿勢を正していることが条件です。

4、お茶を頂き終えたら、茶碗を茶卓に戻し蓋をしますが、この際両手で行って下さいね。

蓋をしたら「ご馳走様でした」の挨拶をお忘れなく。

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

20

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
お客様の声

●●テーブルマナーの本当の大切さが理解できました●●洋食のマナーには自信が有ったので参加しましたが、今回平松先生の講座を受講して「目からうろこ」と言う言葉をす...

出前講座

■絶対聴きたい!《女性会・女性部向け》厳選講座のご案内!商工会、法人会、各種団体の女性部会から、婦人会、地域、企業、サークルまで幅広く対応できる人気講座です...

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーを身につけてハッピーな人生を!(1/3)

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。形だけでなく、そこに込められた意味を理解したうえで身に付けることで、人間関係を良好にし、心の豊かさを取り戻せると思うのです」と、穏やかな物腰で語りかける平松幹夫さん。マナー講師、講演会講師と...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

講演・セミナーが大好評!老若男女をキラキラ魅せるマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1366《子どもにマナーを教えることができますか?②》

この度文部科学省の問題行動調査で、全国の国公私立の小中高、特別支援学校において「いじめ」が224540件発...

[ 親に身につけていただきたいマナー ]

マナーうんちく話1365《幸運を呼ぶ心の持ち方・過ごし方》

「笑う門には福来る」。「上方いろはかるた」に登場する一句です。最新の研究では「作り笑顔」でも、肉体的...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1364《日本人なら知っておきたい12月の歳時》

師走の声を聞くようになると、街行く人達の装いが急に真冬並みになり、木枯らしと共に「山装う頃」から一気に「山...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1363《美を磨くといいこといっぱいやってくる》

美しい物を観て気分が悪くなる人は殆どいないでしょう。人間は本能的に美しいものを好む習性が有るかもしれませ...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1362《仕事やプライベートで不安が生じた時に考えていただきたいこと》

旧暦では10月の事を「小春」といいます。新暦では11月から12月の始め頃ですが、日頃の寒さが打って変わっ...

[ 日常生活におけるマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ