コラム

 公開日: 2014-09-14 

マナーうんちく話802《「敬老の日」と「長寿」と「生きがい」》

58820人。
これは何の数字かご存知でしょうか?

秋の最初の3連休に入りましたが、9月15日は「敬老の日」です。
長年、社会に多様な貢献をしてきた年長者を尊い、長寿をお祝いする日です。

起源は色々とあるようですが、聖徳太子が身寄りのない高齢者を保護する目的で「悲田院」という施設を9月15日に設立したと言う説があります。

従って以前は9月15日が敬老の日でしたが、今はハッピーマンデー制度の実施により9月の第3月曜日になっています。

ところで、先日厚生労働省から100歳以上の高齢者が昨年より4423人増え、過去最高の58820人に上がると発表がありました。

国内最高齢者は大阪在住の116歳の女性で、これは世界最高齢者としてギネスに認定されています。

また、さいたま市在住の111歳の男性が、日本でも世界でも、男性の中では最高齢者として認定されています。

100歳以上の高齢者は調査が開始された1963年には153人でしたが、1998年に1万人を超え、今では5万人を超えるようになり来年には6万人を超えそうな勢いです。

さらに、平均寿命も男性80歳、女性86歳とこれも世界屈指です。
つまり日本は、世界に誇る「長寿国」と言うことです。

1945年の終戦直後は、日本の平均寿命は先進国でも最下位だったのが、僅か半世紀をえないで世界のトップに躍り出たのですから、すごいことですね。

原因は経済を立て直し、栄養状態や衛生環境等を良くし、医療制度や介護制度を充実させ、医療技術を進歩させたからです。
加えて国民の健康への意識が高まって来た事も大きな要因です。

長寿は人類永遠のテーマで、それが達成できたことは非常に目出度くも有り、喜ばしいことでもあります。

しかし手放しでは喜べません。
今の日本人の平均寿命は男性80歳、女性86歳で、世界屈指の長寿ですが、問題は「健康寿命」です。

健康寿命とは、「健康上の理由で日常生活が制限されることなく生活できる期間」、つまり自立した生活が可能な期間です。

従って「平均寿命」と「健康寿命」の差は、「日常生活に制限のある健康でない期間」を意味し、介護や医療のお世話にならなければいけない期間です。

当然、この期間が短いほど良いわけですが、現実には男性は約9年、女性は約12年あります。ただ単に、長生きを競い、平均寿命を延ばすのではなく、いかに「身も心も健康に過ごすことが出来る期間」を延ばすかが大切です。

そのためには、健康で生きがいを持つことがお勧めです。
「健康」と「生きがい」は両輪のようなものですが、いずれも与えられるものではなく、自ら創造(クリエイト)するものです。

自分自身だけの生きがいも良いですが、元気な内は「社会貢献を視野に入れた生きがい創り」もお勧めです。人に喜ばれる、人の役に立つ、人から頼りにされる生き方は健康寿命を延ばしてくれます。

そして、物の豊かさや利便性の追求も大切でしょうが、「心の豊かさ」を求めることもお忘れなく。心の豊かさとは良好な人間関係の構築のことです。
そのためには素敵なマナーを身に付け発揮することです。

長寿者に「長生きの秘訣」を尋ねてみると多様な答えが返ってきますが、共通していることは皆さん人間関係がとても豊かです。

長生きのとっておきの秘訣は案外「マナー美人」になることかもしれませんね。

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マナー講師 平松幹夫

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