コラム

 公開日: 2014-06-29 

マナーうんちく話761《一年の折り返しと「思いやりの心」》

「華道」という素敵な文化を作り上げた日本では、四季を通じ様々な花を愛でることができます。春を華麗に彩る桜も良いですが、雨に打たれ凛と咲いている紫の花も格別ですね。

平成26年も折り返し点になりました。
この半年を振り返っていかがでしたでしょうか?

色々と考えさせられることも多かった気がしますが、残りの半年も元気で前向きに歩んでまいりたいものです。

「夏越の祓(なごしのはらえ)」の神事があります。

この半年間の罪やケガレを払い、残りの半年が健康で過ごせるように神様にお祈りする儀式で、茅(かや)で作った大きな輪をくぐり、厄払いをする「茅(ち)の輪くぐり」が有名です。

ちなみに「茅」とは、屋根をふいたり田畑の肥料や家畜の飼料などに利用される草木の総称ですが、昔から生命力が非常に旺盛で、病や災害を寄せ付けないと信じられていました。

七草の節句の春の七草、桃の節句の桃、菖蒲の節句の菖蒲など旬の植物にはエネルギーが漲っているから、病や災害を払うと信じられていましたがそれと同じです。

12月31日に食べる蕎麦を「年越しの蕎麦」と言いますが、12月の終わりに一年の災難やケガレをはらう儀式を「年越しの祓」と言い、6月の終わりに半年の災難やケガレを取り払うことを「夏越の祓」と言います。

今のように栄養状態や衛生状態が良くなく、科学も医学も発達していなかった時代ですから、災害から身を守り、健康を維持するためには、神や自然にすがるより方法が無かったのでしょうね。

だから、昔の人にとっては、季節・季節の節目の儀式は、現代人では考えられなかった位大切な物で、生活の拠点もここにあったか知れませんね。

今でも、一年の半分が経過した時点で、来る酷暑に備え、気持ちを引き締め、身も心もリフレッシュすることは大切ではないでしょうか。
お宮参りをされるのもお勧めです。

順番が異なりますが《和食のマナーの腕試し》、今回は「思いやりの心」に触れておきます。

マナーは、思いやりと感謝と尊敬の気持ちを抱き、それを言葉や態度や表情や文章で具体的に表現することです。

そして「思いやり」とは「二つの側面」があります。
一つ目は「他者に不快感を与えないこと」です。

例えば、無愛想に接するとか、いじめをするとか、悪口を言う等です。
子どもや部下がこれを行ったら、大人や上司は速やかに、その場で注意することが大切です。

二つ目は「他者に好感を与える」ことです。
前者より少し技術を要します。

例えば、笑顔で接する、目を見てキチンと話しを聴く、いい所を褒める、姿勢を正す、身だしなみを整える等で、これは大人や指導的立場にある人が率先して模範を示すことが大切です。

また、「思いやり」は、単に知識として身に付けるだけでなく、発揮することが大切です。
そのためには、レディファーストや先手必勝の挨拶や笑顔や人を褒めることを、恥ずかしがらず、かつ、出し惜しみしないことが大事です。

家庭でも職場でも、たった一輪の花があるだけで、そこの雰囲気は明るくなり、和みます。
誰だって、美しい花を見れば気持ちが良くなります。

残りの半年も、一輪の花のように、他者を気持ち良くさせるように、常に心にゆとりを持ちながら歩んでいきたいものです。

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

3

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

【女性部・女性会向け厳選講座】商工会、法人会、各種団体女性部から婦人会、地域、企業、サークルまで幅広く対応できる人気講座で、人生を前向きに生き、身も心も精...

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーを身につけてハッピーな人生を!(1/3)

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。形だけでなく、そこに込められた意味を理解したうえで身に付けることで、人間関係を良好にし、心の豊かさを取り戻せると思うのです」と、穏やかな物腰で語りかける平松幹夫さん。マナー講師、講演会講師と...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

講演・セミナーが大好評!老若男女をキラキラ魅せるマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1434《部下や後輩を呼ぶ時は「くん」か「さん」か、あなたはどちら?》

春を告げる花は日本には沢山ありますが、この時期は「辛夷(こぶし)」や「木蓮」でしょうか。桜のように大きな話...

[ ビジネスマナー ]

マナーうんちく話1433《女性の社会進出とレディーファースト文化②》

日本では男性優位の生活が長かったので、女性は控えめが美徳とされていましたが時と場合によります。明治に入...

[ マナーの心得 ]

マナーうんちく話1432《女性の社会進出とレディーファーストの文化①》

桜前線や花見情報などこれからしばらくは桜の話題で盛り上がる時期ですね。科学が発達したおかげで最近では桜...

[ マナーの心得 ]

マナーうんちく話1431《日本の幸福度と教育と感謝の心》

全国のトップを切って3月21日に早々と東京で桜の開花宣言がなされましたが、これから順次「桜前線」が日本列島を南...

[ マナーの心得 ]

マナーうんちく話1430《中高年に課せられた高度なマナーとは?》

日本では「春は嵐と共にやってくる」といわれますが、西洋では「春はライオンと共にやってくる」と言われます。...

[ 人間関係を良好にするマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ