コラム

 公開日: 2014-05-28 

マナーうんちく話743《要領の良い話し方のマナー》

「話し上手は聞き上手」といわれるように、先ずは相手の話を聞くことはとても大切ですが、同時に話しもできなくてはいけません。

「話しをする」ということは、日常生活の中で最も基本的な事ですが、近年は多様な情報機器が発達したせいか、話すことが苦手な人も多いようですね。

先日、電車を待っている所に、仲間であろうと思われる高校生が6人固まっていました。

以前でしたら、そこには会話の花が咲いていたわけですが、いずれもスマートフォーンに夢中で、会話が全然ありません。このようなことが、決して珍しい光景ではなく、ごくありふれた光景になってしまいました。

しかし、そこに以前のように楽しい会話が有れば、互いに何かと切磋琢磨出来て、有意義な時間になるのではないでしょうか?成長盛りに、会話がないと言うことは寂し過ぎる気がしますがいかがでしょうか?

話しが好きで、話しが得意で有れば、希望や勇気をもたらしてくれると共に、公私とも生活が楽しくなり、良好な人間関係が築けます。

特に若い人達には、会話を積極的にかわして頂きたいものです。
加えて、会話の在り方にも気配りをして頂ければと思います。

相手に話をする時に気をつけて頂きたいことは、解りやすくが基本です。

そして「言い方」にも注意して下さい。
言い方に注意するとは、具体的には、「明るい口調で」「内容に間違いがない事」さらに、「肯定的である」ことです。

明るく話すと言うことは、相手の好感度も良くなります。
同じ事を言うにしても、ネガティブな感じで不快そうに話すと聞き手はたまりません。弔時を除き、出来る限り明るくポジティブ思考で話して下さい。

次に話しの内容に、間違い、嘘、偽りがあってはいけません。
また、曖昧な表現も感心しません。

正確に話すには、相手の話しもキチンと聴き、正しく理解することが必要になってきます。

これは、肯定的な話にもつながることです。
相手の言い分を正しく理解し、尊重したうえで、即ち、相手の話を一応は肯定したうえで、今度は自分自身の意見を明確に話すことです。
「聴き上手は話し上手」だと言うことですね。

正確に話すことは何にもまして大切ですが、そのためには、相手によって、解りやすい言葉を選んで話すことです。

最近はやたらと横文字が多すぎる感があります。
日本は世界一の長寿国ですが、裏を返せば超高齢社会です。そこに向けて今、我々が若かりし頃には存在しなかった横文字が氾濫し過ぎています。

日本には世界に誇る美しい言葉が沢山あります。国際化が進展すると言うことは不必要に横文字を喋るのではなく、自国の文化を正しく理解して、それを世界に向けて発信することだと考えます。

先ずは、正しい日本語、美しい日本語で語りかけて頂きたいものですね。
例えば、「スーパークールビズ」なんて言う言葉より、私には「衣替え」の方が、よほど親しみが持てます。
専門用語や学術用語も仲間内意外でしたら、優しい言葉で表現して下さい。

それと共に、美辞麗句を使用するより、出来る限り自分の言葉でしゃべることが大切です。つまり、自分を必要以上に誇張しないことです。

話しのスピードも大切です。
話しのスピードは話しての印象を大きく左右しますから注意して下さい。

1分間で250文字なら遅く感じ、1分間で400文字なら早口になります。程良く聞こえる喋り方は、1分間で300文字です。
参考にして下さい。
次回は話しをする時の態度です。




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マナー講師 平松幹夫

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