コラム

 公開日: 2014-04-17 

マナーうんちく話722《平成の新入社員と昭和の先輩・上司の接し方③》

■どのように教えるか?

○相手の意向や考え方をよく聴き、信頼関係を築くことが先決。
「話し上手は聞き上手です」。
先輩・上司からの一方通行にならず、相手に対し「聴く耳」を持って下さい。

○「こちらが笑えば相手も笑う」スタイルがお勧め。
ゆとり世代は、異世代には人見知りします。
新入社員の関心を無理に引こうとするのではなく、先ずは相手に対して関心を寄せることが大切です。

つまり、「思い内にあれば、色外に出る」で、新入社員との人間関係作りはこちらの出方次第です。

挨拶も、「されたら返す」のではなく、積極的に先手必勝の挨拶を心掛けて下さい。

○「座学+行動」。
机上で学ぶことに慣れた世代ですから、座学は功を奏します。しかも先輩や上司が講師を務めれば、コミュニケーションが図れるので一石二鳥です。

一方、彼らは、知識は有りますが、経験は全く有りません。座学と共に、行動することも多く取り入れるべきです。

○彼らは、褒められて育った時代です。
どんな些細な事でも、しっかり目を見て褒める。
要は、悪いことを指摘する前に、良い所を褒めることです。

「豚もおだてりゃ木に登る」と言いますが、褒められた喜びが、さらなる意欲を産み、やがて成果に繋がります。

但し、「言うべき事は」キチンと言って下さい。
嫌われるのを恐れて、何も意見しないでは困ります。

○必要な事を単に指示するだけでなく、相手の主体性を引き出すような教え方も必要です。特に、「何のためにそうするのか?」等の理由づけは大切です。

特にビジネスマナーには、「何故そうするのか?」という合理的な理由が必ず存在します。先ずはその点方キチンと理解することが必要です。

○新入社員と言え、「早く、創造的な仕事がしたい」と言う欲望は強いようですが、いきなり格好いい仕事ができるはずは有りません。

将来の事を視野に入れれば、成長段階において、「汚い仕事」も「嫌な仕事」も、しっかり体験さす必要が有ります。

「譲れない部分は譲らない!」と言う凛とした態度も時には必要です。
但し、このことも、何故そうするのか?と言う事をキチンと説明して、避けて通れないことを理解さすべきです。

○彼らはコミュニケーションが苦手です。「報・連・相」を徹底することが大切です。

「報告・連絡・相談」の大切さをしっかり認識させて下さい。
詳しくは「マナーうんちく話233《報・連・相とマナー》」を参考にして下さい。これは、とても大切ですが、最初が肝心です。

以上、色々と述べましたが、これを可能にするには、「教える側の技量」及び「職場の環境整備」が問われます。
平成の新入社員を育てる本質的な対策は、まさにここに有ります。

平成生まれの新入社員に対して、あれやこれや「教える」ことは重要な事ですが、同時に、一日も早く戦力になるように「育てる」ことも必要な事です。

これは、新入社員と共に行動することによって育まれると思います。





この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

3

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
お客様の声

●●テーブルマナーの本当の大切さが理解できました●●洋食のマナーには自信が有ったので参加しましたが、今回平松先生の講座を受講して「目からうろこ」と言う言葉をす...

出前講座

■絶対聴きたい!《女性会・女性部向け》厳選講座のご案内!商工会、法人会、各種団体の女性部会から、婦人会、地域、企業、サークルまで幅広く対応できる人気講座です...

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーを身につけてハッピーな人生を!(1/3)

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。形だけでなく、そこに込められた意味を理解したうえで身に付けることで、人間関係を良好にし、心の豊かさを取り戻せると思うのです」と、穏やかな物腰で語りかける平松幹夫さん。マナー講師、講演会講師と...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

講演・セミナーが大好評!老若男女をキラキラ魅せるマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1367《大切にしたい服装のマナー》

「クールビズ」や「ウオームビズ」が浸透したせいで、服装もかなりカジュアルになり、個性が尊重されるようになり...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1366《子どもにマナーを教えることができますか?②》

この度文部科学省の問題行動調査で、全国の国公私立の小中高、特別支援学校において「いじめ」が224540件発...

[ 親に身につけていただきたいマナー ]

マナーうんちく話1365《幸運を呼ぶ心の持ち方・過ごし方》

「笑う門には福来る」。「上方いろはかるた」に登場する一句です。最新の研究では「作り笑顔」でも、肉体的...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1364《日本人なら知っておきたい12月の歳時》

師走の声を聞くようになると、街行く人達の装いが急に真冬並みになり、木枯らしと共に「山装う頃」から一気に「山...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1363《美を磨くといいこといっぱいやってくる》

美しい物を観て気分が悪くなる人は殆どいないでしょう。人間は本能的に美しいものを好む習性が有るかもしれませ...

[ 日常生活におけるマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ