コラム

 公開日: 2014-02-11 

マナーうんちく話678《冠婚葬祭7、「婚」の知識とこれから》

大ベストセラーを記録した塩月弥栄子さんの「冠婚葬祭マナー」の本が発行されて久しいですが、この種類の本は益々充実してきている感があります。

また、今から40年くらい前でしょうか、大手洋販店から、「冠婚葬祭これでOK」というようなキャッチフレーズで「略礼服」なる物が販売され、葬式は黒の略礼服に白のネクタイ、婚礼は黒の略礼服に白のネクタイになり、今ではすっかり定着した感があります。

なにしろ、弔事でも慶事でも、朝から夜まで、一年を通じ、ネクタイを変えるだけでOKなわけですから、こんな便利な事はありません。

ところで、冠婚葬祭の「婚」は、お見合い、結納、挙式、披露宴などの婚礼儀式全般を指しますが、この半世紀で恋愛観、結婚観、離婚観、結婚事情、そして婚礼儀式全般が大きく変わりました。

マナーはその国々の国民性、気候風土、文化、歴史、宗教等により異なります。さらに不易流行的側面がありますので、時代の流れとともに変化するのは不思議な事ではありませんが、それにしても変わり方が激しいように思います。

婚の中で最も由々しき変化は、結婚年齢が年々上昇し、「非婚化」と「晩婚化」が進んでいることです。

その理由はいろいろ考えられますが、女性の高学歴化と共に社会進出が進み、結婚に希望を抱く女性が減少した事と、適齢期になれば「女性は結婚するもの」という社会通念が希薄になった事が大きいと考えます。

では、どのくらい変化したかと言えば、1950年の平均初婚年齢は男性が25,6歳、女性が23,0歳であったのに対し、2010年は男性が30,5歳、女性が28,8歳になっています。

また、未婚率を比較してみると、1950年では30歳から34歳の男性が8,0%、女性が5,7%、50歳男性が1,5%、女性は1,4%に対し、2010年では、30歳から34歳男性が47,3%、女性は37,5%、50歳男性が20,1%、女性は10,6%という数字があります。

今日本は世界に例が無い「超高齢社会」を迎えています。
そして、子どもが減少傾向にある「少子化現象」が進展しています。

日本の婚外子婚は1%からせいぜい2%ですから、結婚する人が減少すると当然子どもも減少します。

そして、子どもが減少し、高齢者が増加すると、「少子多死」社会到来と言う事になります。

冠婚葬祭の中でも、「婚」が減少し、「葬」が増加するわけですから、内容がかなり変わってきそうですね。

ただ、これだけ女性の社会進出が増え、女性の総合力が高まっているわけですが、結婚して女性の姓を名乗る割合は昔と全然変わりません。
服装とよく似ていますね。

民法では、結婚したら、夫か妻の氏のいずれかを称するように規定しますが、現在でも妻の氏を名乗る人は、20人に一人いるかどうかではないでしょうか。

いずれにせよ、恋愛観、結婚観、離婚観、そして社会の基本を構成する「家族」の在り方が大きく多様化していることは確かで、今後「婚」のスタイルはどのようになるのか?

バレンタイン商戦たけなわです。
しかし、20代から30代の女性は約5割、男性は約6割が親しく付き合っている異性がいないとか。

チョコレートは友人にプレゼントしたり、自分自身に贈ったりの様々な戦略が繰り広げられて、売り上げ自体は下がらないにしても、少し寂しい気がしますが如何でしょうか?

2月15日(土)13:00時より「幸せ婚」実現応援セミナーを開催します。
詳しくは『新着のセミナー・イベント情報』をご覧ください。



この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

20

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
お客様の声

●●テーブルマナーの本当の大切さが理解できました●●洋食のマナーには自信が有ったので参加しましたが、今回平松先生の講座を受講して「目からうろこ」と言う言葉をす...

出前講座

■絶対聴きたい!《女性会・女性部向け》厳選講座のご案内!商工会、法人会、各種団体の女性部会から、婦人会、地域、企業、サークルまで幅広く対応できる人気講座です...

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーを身につけてハッピーな人生を!(1/3)

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。形だけでなく、そこに込められた意味を理解したうえで身に付けることで、人間関係を良好にし、心の豊かさを取り戻せると思うのです」と、穏やかな物腰で語りかける平松幹夫さん。マナー講師、講演会講師と...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

講演・セミナーが大好評!老若男女をキラキラ魅せるマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1369《幸運を呼ぶ「運盛り」のお勧め》

国土の7割以上を山で覆われている日本では、四季折々の山の様子を人に例えて非常におおらかな表現をしています。...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1368《二十四節気の一つ「大雪」と「イルミネーション」》

最近公民館、女性大学、地域、教育委員会、諸団体等からの「年中行事」に関する講演依頼が増えてきました。10日は...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1367《大切にしたい服装のマナー》

「クールビズ」や「ウオームビズ」が浸透したせいで、服装もかなりカジュアルになり、個性が尊重されるようになり...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1366《子どもにマナーを教えることができますか?②》

この度文部科学省の問題行動調査で、全国の国公私立の小中高、特別支援学校において「いじめ」が224540件発...

[ 親に身につけていただきたいマナー ]

マナーうんちく話1365《幸運を呼ぶ心の持ち方・過ごし方》

「笑う門には福来る」。「上方いろはかるた」に登場する一句です。最新の研究では「作り笑顔」でも、肉体的...

[ 日常生活におけるマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ