コラム

 公開日: 2014-01-27 

マナーうんちく話668《疑心、暗鬼を生ずる》

科学万能の時代とはいえ、人の力では到底コントロールできない冬の寒さ。
先日は穏やかな日に恵まれましたが再び寒くなりました。

今から約200年前、ナポレオン軍は果敢にソ連に攻め込んでいくわけですが、あまりにも寒さが厳しいため撤退を余儀なくされました。

そこで、ナポレオンは、その厳しい寒さに対し「冬将軍」の称号を与えたわけですね。はるか遠く離れたロシから日本にやってくる大型の寒気団は、まさに偉大な将軍で、日本を震え上がらせます。
手の打ちようがないだけに程々にして頂きたいものです。

また、インフルエンザが本格的な流行期に入りました。
これから、2月上旬にかけてピークになるとか・・・。

加えて、ノロウイルスや細菌による感染性胃腸炎の流行の拡大も気になるところです。

うがいや手洗いやマスクも大切ですが、日常生活では睡眠、バランスの良い栄養、休養等をしっかりとり、体力を付けておいて下さいね。
素敵なマナーを発揮するには、先ず自分自身を充実させることが大切です。

それにしても、昨年の暮れには有名ホテルや百貨店で食品の偽装表示や誤表示が相次ぎましたが、それが落ち着いたら今度はノロウイルス。食べ物の安心・安全に対する認識を更に深めなくてはいけませんね。

「疑心、暗鬼を生ず」と言う言葉があります。

何事にも疑いの心を持つと、暗がりで存在するはずがない鬼まで見てしまうと言う意味で、全ての物が信じられなくなる不安な状態です。

信頼していた伴侶や友人や上司に裏切られたり、どんなに努力しても良好な人間関係が築けない、何をやってもうまくいかない時等に、疑心暗鬼に陥った経験は誰にもある事だと思いますが、如何でしょうか?

たとえ自分はそうではなくても、この様なご時世です。
身近な人で疑心暗鬼に陥っている人も多いと思います。

少し優しくされれば、その裏にはなにかあると捉える。
全ての人が敵に見えてしまう。
疑心暗鬼を生ずると言うことは、そういうことだと思います。

次のような話しがあります。
昔、ある男が愛用していた「まさかり」を紛失しました。
彼は近所の男が盗んだのではないかと、その男を疑いの眼で見るようになりました。しかし、ふとしたことで盗まれたと思っていた「まさかり」が出てきました。自分の身勝手な思い込みで、善人までが盗人に見えたと言う有名な話しです。

幼い頃に、「7回探して人を疑え」と母親に教えられました。
自分の先入観だけで判断しないようにしたいものですね。

加えて、互いに理解し合うのが難しい場合や、価値観や認識が異なる場合も多々あります。相手を理解するように努めて溝を狭くすることが大切だと考えます。

日本人が大変好んでいる歴史上の人物である小田信長は、「臆病者の目には、敵は常に大群に見える」という有名な言葉を残しています。

今川義元の25000人もの大群に、僅か10分の1の兵力で持って奇襲をかけて打ち破った、名だたる武将の言葉は重みがありますね。
結局「自分の適は自分自身である」ということでしょうか。

常に相手を理解する努力をして、わだかまりを解く事が大切です。
マナーは、相手に対する「尊敬」「思いやり」「感謝」の心を抱き、それを具体的に発揮することです。

疑心暗鬼に陥ることは、大変疑い深くなることです。
そんな時には、感謝・思いやり・尊敬の心を思い浮かべて下さい。
相手に対しこの上ない誠意を示すことになります。

是非お試しください。

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

4

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

《幸齢期に乾杯!加齢を華麗に生きる人生100歳時代の幸せ探し》《人生100歳2毛作時代到来!もうひと花美しく咲かそうよ》

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーと豊かな心でハッピーな人生を(1/3)

 「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。作法に込められた意味を理解したうえで身に着けることで、人間関係を良好にし、豊かな心を育むと思うのです」と、優しくわかりやすい言葉で穏やかに語りかける平松幹夫さん(岡山県和気町父井原)。...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

年100回の講演が好評!キラキラ輝く人生を送るためのマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1544《食欲の秋!心通わせる食卓のお勧め②》

物が豊かで便利な国になっても。「孤食」が相変わらず増えているのは感心しません。特に家庭では、できる限りそろ...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1543《食欲の秋!心通わせる食卓のお勧め①》

食べることが嫌いな人はほとんどいないでしょう。では「味覚の秋」「食欲の秋」を存分に楽しまれていますか?...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1542《「稲刈り」と「初穂料」》

実りの秋、収穫の秋を迎えています。この時期には全国津々浦々で稲刈りが始まっていますが、同時に秋まつりが行...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1541《「ありがとう」の連発が人生を好転させる》

秋雨前線の影響でしょうか?気温も急降下し本格的な秋の訪れが実感できますが、暦の上では菊の花が咲く時期です...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1540《神無月に出雲に出張された神様はどんな仕事をされるの?》

10月も半ばになると、昼間の時間が短くなったのが実感できるようになりますが、暑くもなく寒くもなく、最も過ごし...

[ 歳時記のマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ