コラム

 公開日: 2014-01-23 

マナーうんちく話665《味噌とスーパーマン》

沢に氷が張り詰める頃ですが、氷の表情もよく観察すると美しいものですね。特に、この頃にお目にかかれる氷柱の風景は幻想的です。

氷は水が氷点下になって固体になったものですが、一年で最も寒い「寒の内の水」は、澄みきっていて腐らない特徴があります。
だからこの水を利用して味噌や酒を作るわけです。

日本では昔から数々の発酵食品が発達しましたが、中でも味噌と醤油は和食の独特の調味料で有り、いずれも大豆と米や麦、それに塩と麹がベースです。

ところで「味噌は7色の調味料」という言葉をご存知でしょうか。
味噌を上手に使用すれば7種の調味料になると言う意味です。

さらに、「味噌は医者いらず」「手前味噌」などとも言われ、味噌に関する格言は多々あります。

それだけ味噌は醤油に比較して歴史も長く、日本人に親しまれてきたということでしょうね。

何しろ味噌は味噌汁を始め、煮もの、鍋もの、漬けもの等あらゆる料理に使用され、味よし、値段よし、健康によしとくれば頷けます。

そして、「川を渡れば味が変わる」といわれるように、地域、地域により多彩な味が楽しめるのも大きな特徴です。

昨年12月に和食が世界無形文化遺産に登録されましたが、その和食には必要不可欠の調味料であるのを始め、洋食にも中華にも合います。
加えて肉料理、魚料理、野菜料理にも合うまさに理想的な食品です。

ちなみに、このような万能味噌を人に例えたらどんな人だと思いますか?
一言で言えばまさに「スーパーマン」のような人ではないでしょうか。

決してイケメンとは言えず、むしろ見た目はあまりぱっとしませんが、人が窮地に陥った時にどこからともなくやってきて、極悪人に対し臆することなく果敢に立ち向かいます。

そして、持ち前の岩をも砕く腕力や弾丸より速いスピードで持って打ち負かし、それでいてもったいぶる事無く、名前も告げずにかっこよく立ち去る、アメリカを象徴する架空の人物です。
日本では鉄腕アトムが該当するかもしれませんね。

現実味のある人間像に例えれば、好き嫌いを言わないで、誰とでも仲良く打ち解けられて、謙虚で、思いやりのある人でしょうか。

自己主張するより、常に相手を立て、しかもTPOに応じて柔軟に対処し、どんな人からも気持ち良く受け入れられる人でもあります。

ちなみに、ビジネスでもプライベートシーンでも人間関係は付き物ですが、初対面の人とスムーズになじむために、心がけている事がありますか?

どんな人にも気持ち良く受け入れられる人は、当然人付き合いは良好になります。従って以前にもお話ししましたが第一印象はとても大切です。
髪型、メイク、態度、表情、姿勢、身の丈に合った言葉遣いや身だしなみ等。

初対面の人とは出会ってからわずか10秒くらいで、「好感の持てる人」か「嫌な人」か、判断されます。

最初に「感じ悪そうな人」だなーと思われたら、次にどんな美辞麗句を並べも心に響きません。

スーパーマンは桁外れの能力があり、あえてそれを目立たせないために一見さえない人物になりますが、人はそうはいきません。

それと、兎に角「先手必勝」の前向きの挨拶を心掛けられる事を進めします。
勿論名前はフルネームで名乗って下さい。
さらにできる限り、相手と共通点を探り、相手との距離を埋めて下さい。

味噌の素晴らしさは一言で表現すれば、全ての物に和することです。
あちらこちらで味噌作りが始まる季節ですが、人と人との信頼関係も是非築いて下さいね。

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マナー講師 平松幹夫

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