コラム

 公開日: 2013-12-17 

マナーうんちく話641≪喧嘩にもマナーを≫

野や山には葉が無くなった木々が目立つようになり、空には暗くて重苦るしい雲が立ち込め、如何にも冬のイメージが強くなってきた感があります。

今年の夏は、「夏日」や「真夏日」と呼ばれる日が多かったですが、冬にも「冬日」「真冬日」と呼ばれるものがあります。今年はどんな冬になるのでしょうね。

また、初冬にかけてよくみられる天気で、突然雨が降ったかと思うと、直ぐに晴れて、また青空が広がる「時雨」があります。

昔の人は、時雨は風流があるので大変好んだと言われます。
だから、その降り方や時間帯に寄り、それに相応しい名前を付けました。

「片時雨」は一か所だけに降る時雨で、「横時雨」は横殴りの雨に見舞われることです。加えて、「朝時雨」や「夕時雨」という名前も有ります。

空が泣いたと思うと、すぐに元に戻り笑顔になる。
まるで幼い子供みたいです。

ところで、皆さんは喧嘩をよくするタイプですか?しないタイプですか?
喧嘩しても、時雨のようにありたいものですね。

喧嘩は家庭や学校や職場では日常茶飯事ですが、悪いとは思いません。
喧嘩をすることにより、より仲が良くなることも有ります。

例えば、恋人同士ならあまり喧嘩はしませんが、恋が恋愛に発展してくると、しばし喧嘩をするようになります。多いにしたらいいと思います。
しかし、喧嘩にも素敵なマナーを発揮することが大切です。

例えば昔の武士は大変礼節を重んじたので、喧嘩する時にも常に礼儀をわきまえております。
果たし状を書いたり、名前を名乗ったり、飛び道具を控えたり等など・・。
恐らく西洋の騎士もそうであったと思います。

現代では価値観の多様化と共に喧嘩の内容も多種多様になりましたが、だからこそ喧嘩をしなければならなくなった時には是非守って頂きたい事があります。

○興奮して大きな声を張り上げない。つまり不必要に感情的になるな!と言うことです。頭に血が上ったら一呼吸置いて、深呼吸するのもお勧めです。
加えて、相手が興奮してきたら冷静になる時間を与えて下さい。

○大切な人、例えば親友や家族や伴侶と喧嘩する時には、喧嘩に勝とうと思わないことです。つまり大切な人との喧嘩は負けて下さい。
「負けるが勝ち」です。

○昔の古い話を、ねちねちしないでください。口は災いのもとです。

○喧嘩は人前でしないで下さい。
特にグループで仲良く飲んでいる時等に喧嘩をすれば、周囲の多くの人に迷惑がかかります。他人をまきこまないことです。

○そして何より大切な事は、ずるずると長引かせないことです。
そのためには、自ら「ごめんなさい!」と言う勇気を持つことです。
最近は高等教育を受けた人が多いせいか、下手なプライドを持ち自らの非を認めたがらない人や、頭を下げたくないような人が増えた気がします。
自ら謝る事が出来ない人は、喧嘩をしないことです。
要は、喧嘩したら仲直りすることです。

「雨降って地固まる」という諺があります。
互いに言いたい事を言うことは大切ですが、この際、自分より違った考えを持っている人がいる事を常に自覚して下さい。そして自分の言い分が必ずしも正しいとは限りません。相手の言い分に耳を傾け、それを理解し、尊重する心掛けが大切です。

マナーを発揮しながら喧嘩をして、相手を理解すると共に、相手にも理解してもらい、納得して仲直りする。だから絆が深まるわけです。

また、「売り言葉」に「買言葉」と言われます。
喧嘩しながら発した言葉は互いに本心ではないことが多いです。
だから、おおらかになることも大切です。
マナーの達人が喧嘩する時には、喧嘩する前に、仲直りの策を練ります。




この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

6

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

《幸齢期に乾杯!加齢を華麗に生きる人生100歳時代の幸せ探し》《人生100歳2毛作時代到来!もうひと花美しく咲かそうよ》

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーと豊かな心でハッピーな人生を(1/3)

 「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。作法に込められた意味を理解したうえで身に着けることで、人間関係を良好にし、豊かな心を育むと思うのです」と、優しくわかりやすい言葉で穏やかに語りかける平松幹夫さん(岡山県和気町父井原)。...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

年100回の講演が好評!キラキラ輝く人生を送るためのマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1566《地域のふれあい会で「和食の出前講座」を開催し大好評》

日差しの弱まりを感じる季節ですが、小春日和の穏やかな天気に恵まれた11月15日に、岡山県の和気町の地域のふれあ...

[ 和食テーブルマナー ]

マナーうんちく話1565《「新嘗祭」と「勤労感謝の日」》

稲刈りを終えた田んぼが静かなたたずまいを見せております。日本は「瑞穂の国」といわれるように、稲作を中心と...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1564《あなたはいくつ当てはまる?「理想のいい夫婦像」とは》

例年より早く各地から雪の便りが届くようになりましたが、11月22日は二十四節気の一つ「小雪」です。平地でも...

[ 結婚のマナー ]

マナーうんちくばなし1563《どう違う「水引」と「リボン」②》

【水引の色】水引の色にはいろいろありますが、大きく分けて慶事用と弔事用になります。最も多いのは「赤と白...

[ 贈答のマナー ]

マナーうんちく話1562《どう違う?「水引」と「リボン」①》

お歳暮やクリスマスプレゼントに縁が深い人は多いと思います。恐らくお歳暮とクリスマスプレゼントの両方を、贈...

[ 冠婚葬祭のマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ