コラム

 公開日: 2013-12-01 

マナーうんちく話632≪正しく理解したい年末・年始行事≫

今日から12月。
残すところあとひと月となり、道行く人の足音も何かと慌ただしくなってきますが、事故や健康に気をつけて元気でご活躍下さい。

ところで、12月の事を「師走」と言いますが、これは以前にもお話ししたように、「お経をあげるために師僧が走り回る月」という意味が一般的です。

一年の締めくくりを迎えると、年越しと迎春の準備で、多くの人々が走り回るほど忙しいのは、昔も今も同じですね。

加えて、12月は古いものを取り除く「除月」とも言われます。除夜の鐘の「除」と同じ意味ですね。

ところで、日本は世界屈指の長い歴史を有し、四季が美しく、農耕文化で栄えた神様(神道)・仏様(仏教)の国ですから、一年を通じ様々な行事があります。

中でも、年末・年始行事、即ち正月に関する行事は、昔からのゆかしいしきたりが多く存在すると共に、先祖の祈りや願いが込められています。
さらに、日本人の多種多様な「お・も・て・な・し」の原点があります。

国際化が急激な勢いで進展し、国際競争に勝つために今、様々な政策や戦略が練られています。
さらに、幼稚園や小学生からの英語教育も話題になっています。

否定するものではありませんが、既存の価値観を改めて見直してみるのも大切だと考えます。

地球上の環境汚染は留まる事を知らず異常気象が珍しく無くなったり、世界の各地域や国での内戦や戦争も相変わらず多発しています。
さらに、飢餓で苦しんでいる人も減少傾向には至りません。

このような状況下で、競争から共生、人や自然に配慮した環境作り、平和な社会づくり等など、正月行事のしきたりには見習うべき点が多々あります。
だから、先人の知恵や願いを忘れ去ってはいけません。

そして、国際化の進展と共に、何もかも西洋かぶれするのではなく、先ず日本人が自国の文化・歴史・宗教・しきたりや作法等に認識を深め、その意義や知識を正しく理解することが必要だと思います。

その上で、グローバル社会に向けてこれらを発信することこそ、世界の平和に大きく貢献できるのではないでしょうか?

そこで12月のコラムは、「正月に関する行事やしきたり」の由来やマナーに色々な角度から触れていきたいと思います。

多少は今までと重複するかもしれませんが、よろしくお付き合いいただければ嬉しい限りです。

また、「年末年始行事のしきたりとマナー講座」も開催いたします。

内容は「四季・二十四節季・七十二候について」「日本人の宗教観」「盆と正月と彼岸について」「迎春準備」「年賀状の知識とマナー」「お歳暮の知識とマナー」「大晦日について」「正月行事のしきたり・マナー」等を予定しております。

日時:平成25年12月14日(土) 13:30-15:30
会場:「おかやま信用金庫 内山下スクエア 3階会議室
参加料:2000円
申し込み:090-4573-1062(平松)

特に日本人はいかにご先祖様を大切にしてきたか、そして、そのご先祖様の里帰りをどんな気持ちでお迎えし、どんなおもてなしをしてきたか等を具体的にお話ししていきますので、子育て・孫育て・食育に関わる方、地域における世話役の方等にはお勧めです。

日本のお正月は、地域色が豊かで、多くの家庭では雑煮やお節料理、お屠蘇で祝いますが、それらの材料一つ一つに色々な意味や願いや思いが込められています。正月行事しかりです。

従って、正月料理や行事は豪華さを競うより、それらに込められた本来の意味や意義を正しく理解し、家族や地域の絆を一層深めて頂きたいものです。


この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

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TEL:090-4573-1062

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