コラム

 公開日: 2013-08-07 

マナーうんちく話579≪「小さい秋」と「残暑見舞い」≫

今日、8月7日は二十四節季の一つ「立秋」です。
連日の暑さにはもう飽き飽きしましたが、暦の上では「秋」ということです。

日本は四季が美しく南北に細長い国ですが、新暦と旧暦が一体になっているので、四季の捉え方が様々で、やや解りづらい点がありますね。

例えば、寒さが一番厳しい頃に「立春」になり、暑さがピークに達している時期に「立秋」になりますのでややこしいです。

改めて秋の捉え方に触れてみます。
・四季の一つ。
・夏と冬の間の季節。
・陰暦では7月から9月まで。
・太陽暦では9月から11月まで。
・天文学では「秋分」から「冬至」まで。
・二十四節季では「立秋」から「立冬」まで。

次に秋の語源に触れてみます。
・秋は五穀に恵まれ、食べ物に「飽き満ちる」と言う説が有力です。
そういえば、英語のautumnの語源は、ラテン語の収穫期を意味するそうです。
・秋は空が澄み、「あきらかである」と言う説。
・草木が紅葉して、あかくなるからという説。

つまり、これから空気が済み渡り、空が高くなり、そして次第に夜が長くなり、穀物や果実に恵まれ、木々は紅葉し赤く色づいて来るわけです。

加えて、ファッションの世界ではショーウインドウは華やかさを増して来ます。
このように、秋は豊かさを連想させ、心が前向きになります。

ちなみに、寒い時期には「寒中見舞い」や「余寒見舞い」があるように、暑い時期には「暑中見舞い」と「残暑見舞い」が有ります。

その分岐点が「立春」と「立秋」ですから、今日からは暑中見舞いではなく「残暑見舞い」になります。

暑中見舞いを出せなかった人や、暑中見舞いを頂いたけど返事を出していない人は、是非残暑見舞いを出される事をお勧めします。

残暑見舞いは厳格な決まりは有りませんが、
・時候の挨拶
・相手の安否伺い及び、自身の近況報告
・日付
などで纏められたらいいと思います。

最初は「残暑お見舞い申し上げます」になりますが、次は、暑さを強調するより近況報告に重きを置かれたらいいと思います。そして、相手に対する思いやりの言葉で締めくくりますが、この際、相手の同僚や家族にまで心配りが有れば、なおいいですね。

日付は「晩夏」とか「立秋」になります。
期間は、立秋から「白露(今年は9月7日)」までが一応の目安になります。

最近は、年賀状は出すが、暑中見舞いや残暑見舞いは出さない人が多いようですが、暑中見舞いや残暑見舞いは年賀状に繋がります。
前にもお話ししましたが、出来る限り「筆まめ」になられる事をお勧めします。

そして、残暑見舞いの頃には、「小さい秋」をあちらこちらで見かけるようになってきます。

商店やデパートやスーパーや商店街の飾り付け、野や山の景色、空の色、虫の音、花等がこれから徐々に変化してきます。

五感を働かせ、自分流の小さい秋を感じられる事をお勧めします。
感性が磨かれ、人間力が大きく向上し、心豊かな生活ができるようになります。






この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

7

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

《幸齢期に乾杯!加齢を華麗に生きる人生100歳時代の幸せ探し》《人生100歳2毛作時代到来!もうひと花美しく咲かそうよ》

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーと豊かな心でハッピーな人生を(1/3)

 「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。作法に込められた意味を理解したうえで身に着けることで、人間関係を良好にし、豊かな心を育むと思うのです」と、優しくわかりやすい言葉で穏やかに語りかける平松幹夫さん(岡山県和気町父井原)。...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

年100回の講演が好評!キラキラ輝く人生を送るためのマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1547《大切にしたい日本人らしい優しい気配り)

長雨と台風で刈り入れが遅れましたが、陽光に輝く稲穂が日本の秋を実感させてくれます。黄熟した稲穂はいつみて...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1546《365日を豊かに彩る季節の美しい言葉「秋の土用」と「霜降」》

いつものことながら毎回歓迎できないものがあります。ましてこの時期の大型台風はご免こうむりたいものですね。...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1545《人柄のいい人は豊かな人生に恵まれる。自分磨きのお勧め》

世の中には様々な人がいます。有名人といえば芸能人やスポーツ選手を思い浮かべる人が多いと思います。金持ち...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1544《食欲の秋!心通わせる食卓のお勧め②》

物が豊かで便利な国になっても。「孤食」が相変わらず増えているのは感心しません。特に家庭では、できる限りそろ...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1543《食欲の秋!心通わせる食卓のお勧め①》

食べることが嫌いな人はほとんどいないでしょう。では「味覚の秋」「食欲の秋」を存分に楽しまれていますか?...

[ 日常生活におけるマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ