コラム

 公開日: 2013-08-01 

マナーうんちく話577≪「お陰さま」と「お互いさま」≫

蝉しぐれに夏本番を感じますが、今日から8月。
旧暦の8月と言えば、木の葉が紅葉して落ち始める月でもあるので「葉月」、また、稲穂が張りだす月なので「穂張り月」、加えて、燕が南方へ去っていく月だから「燕去り月」とも呼ばれます。

しかし、現実的には、土までがじっとりするような蒸し暑い日が続き、不快指数が高くなる時期ですので、いずれの呼び名もピーンときませんね。
30日から45日位先を想像して頂ければいいと思います。

さて、8月と言えば花火大会に野外コンサートに土用夜市など、楽しい行事が目白押しですが、なんと言っても「お盆」ですね。

良い事が重なる事を「盆と正月が一度に来た」と言いますが、盆と正月は、ご先祖様の里帰りの日で、日本人にとっては最大級の年中行事です。
それだけに、何かと準備にも精が出るわけです。

景気が上向き、懐が豊かになって海外旅行も良いでしょうが、盆と正月は、家族・親族そして旧友と親交を深めるとともに、ご先祖様に感謝する日にすることもお勧めです。

そして、暑さがピークを迎える時でも有ります
体調管理をしっかりして下さい。

暑さのせいで体調を崩さないように、日頃からの自己管理が大切です。
最近テレビ番組で、医者が登場する「健康番組」が特に多くなった気がしますが、それだけ色々な病気が増えているから、関心が高いのだと思います。

飽食や生活習慣に起因する病気も大変深刻な事態を迎えていますが、最近目立つのが、人間関係から生じるストレスです。
学校の、いじめや不登校もそうですが、職場の人間関係も深刻ですね。

職場の人間関係は何も今に限った事ではなく、昭和・大正・明治さらには江戸時代にも当然あったわけですが、最近の新型うつ病なんかは、今まで経験した事が無いような由々しき事態ではないでしょうか。
特に最近は、雇用形態も多種多様で、同じ仕事をしても、賃金が異なるので、本人も周囲の人も、本当にやりづらいと思います。

ストレスをため込む前に、何か「はけ口」が有ればいいのですが・・・。
一番いいのは、気軽に愚痴を聞いてもらえる相手がいることです。
愚痴は聞いてもらうだけで、かなりすっきりします。

但し、「私の愚痴を聞いて」とは、なかなか切り出しにくいものです。
そこで、普段仲良く接している人が、元気が無かったり、落ち込んでいるようでしたら、気軽に「最近元気が無いけど何かあった?」等と問いかけてあげることも大切です。

こうすれば、相手はずいぶん喋り易くなります。
そして、とにかく、真摯な態度で聞いてあげることです。

愚痴をきいてもらった方は、「お陰様」の精神で、そして、愚痴を聞いてあげた人は「お互い様」の気持ちで接することが大切です。

ちなみに、「お陰様」とは、目に見えない偉大な存在、つまりご先祖様のお陰と言う意味です。事態が好転したり、良い事が有れば、その都度、感謝の気持ちを抱くことが大切だと考えます。

「愚痴を聞いて頂いたお陰で気分がすっきりしました。ありがとうございます。」と言うことです。

また、「お互い様」とは、人は一人では生きていけないから、常に助け合い、支え合いの精神で、互いに気に掛け合うと言うことです。
周囲に困っている人が有れば、気軽に声を掛けて上げて下さい。

人に愚痴るのは格好いいことではないかもしれません。しかし、愚痴る相手が存在しないのは本当に寂しい事だと思います。

お盆の行事も、お陰様や、お互い様の言葉も、先人が生み出したものです。
いくら科学万能の時代でも、時には先人に寄り添い、昔ながらのしきたりや生活を見直すことの中に、本当に「心豊かに暮らせる知恵」が有ると思うわけです。

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

8

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

《幸齢期に乾杯!加齢を華麗に生きる人生100歳時代の幸せ探し》《人生100歳2毛作時代到来!もうひと花美しく咲かそうよ》

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーと豊かな心でハッピーな人生を(1/3)

 「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。作法に込められた意味を理解したうえで身に着けることで、人間関係を良好にし、豊かな心を育むと思うのです」と、優しくわかりやすい言葉で穏やかに語りかける平松幹夫さん(岡山県和気町父井原)。...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

年100回の講演が好評!キラキラ輝く人生を送るためのマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1545《人柄のいい人は豊かな人生に恵まれる。自分磨きのお勧め》

世の中には様々な人がいます。有名人といえば芸能人やスポーツ選手を思い浮かべる人が多いと思います。金持ち...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1544《食欲の秋!心通わせる食卓のお勧め②》

物が豊かで便利な国になっても。「孤食」が相変わらず増えているのは感心しません。特に家庭では、できる限りそろ...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1543《食欲の秋!心通わせる食卓のお勧め①》

食べることが嫌いな人はほとんどいないでしょう。では「味覚の秋」「食欲の秋」を存分に楽しまれていますか?...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1542《「稲刈り」と「初穂料」》

実りの秋、収穫の秋を迎えています。この時期には全国津々浦々で稲刈りが始まっていますが、同時に秋まつりが行...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1541《「ありがとう」の連発が人生を好転させる》

秋雨前線の影響でしょうか?気温も急降下し本格的な秋の訪れが実感できますが、暦の上では菊の花が咲く時期です...

[ 日常生活におけるマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ