コラム

 公開日: 2013-07-29 

基礎から指南!接客・接遇マナー18≪お客様にお茶を丁寧に入れる≫

男女共同参画社会が叫ばれたせいでしょうか?
それとも、国際競争の激化でゆとりがなくなって来たせいでしょうか?

最近は、来られたお客様に対して、お茶を出さない職場が増えてきた気がしますが如何でしょうか?

しかし私は、日本では、まだまだお客様へのおもてなしの一環として、お茶を出すことは欠かせないと思っています。

来客にお待ちいただく時や、打ち合わせや商談の時には、お茶の効能はとても大きいものが有ると考えます。

人手のせいで、そこまでゆとりが無いから、「欲しかったらセルフサービスでどうぞ!」と言うように、部屋の前に自動販売機を置いている職場もありますね。

また、会議の時には、人手を掛けずにペットボトルをそのままテーブルに置いておくスタイルも随分増えました。

時代の流れだと割り切った方が良いのでしょうか?
いずれにせよ、お茶の効能は多々あります。
喉を潤す役目。
特にこの暑さの中ではなおさらですね。
そして、来客に対する、おもてなしの効果です。
これは大きいと思います。

特に、もてなしの効果を期待するのであれば、ペットボトルのまま出すより、手間暇かけても、手配りがお勧めです。

この際、訪ねてきて下さって、または参加して下さって「誠にありがとうございます」と言う気持ちで、その職場を代表して、もてなすと言う気持ちが大切です。

ただ、気持ちは有っても、その気持ちが来客に伝わらなくては意味ありません。
ちなみに、マナーとは感謝・尊敬・思いやりの気持ちを抱き、それを具体的に言葉・表情・態度・文章などで表現することです

と言うことは、来客にお茶を出す、即ち、お茶をサービスする時には、動作・表情・声かけがとても大切だということです。

フレンチレストランや和食堂の専門スタッフとして係わる場合は、それなりの知識やスキルが必要でしょうが、一般の場合は優しい表情が一番お勧めです。

最低限の言葉と、優しい笑顔は是非お忘れなく。
特に言葉不足にならないようにして下さいね。

例えば、「温かいお茶が入りました。どうぞ(お召し上がりください)」と優しい笑顔でお茶を出されたお客様は、これだけで大変気持ちが穏やかになり、これからの打ち合わせや会談を精いっぱい前向きにしようという思いになります。

オフィスの設備や広さの都合で、立派な器や美味しいお菓子が用意できない場合も多々ありますが、出来る限り、心を込め、それなりに手間を加えることをお勧めします。

例えば、ペットボトルのお茶でも、優しい笑顔と共に丁寧な挨拶を添えて、紙コップを添えるだけでも印象は異なります。あるいは、暖かくして、湯のみ椀に入れれば、かなり上品になります。さらに茶卓を付ければなおいいです。

また、長時間の客人には、最初はコーヒーを、次に日本茶等と異なる飲み物をサービスすれば喜ばれます。年齢や客層に応じて、飲み物を何種類か用意しておけばなおいいですね
好のみを選んでいただくと言うのも、最高のサービスなのです

また、職場の方針で、自動販売機などの利用になる場合は、「あちらにお飲み物コーナーが有ります。セルフサービスですがお気軽にどうぞ!」と温かい声かけをするだけで、大きく印象がよくなります。

私も、講演時には控室に通されお茶をよくご馳走になります。
和室の控室で茶菓を頂く場合もあり、洋室の応接間でコーヒーなど頂く場合もあります。その際、お茶が美味しいか否かではなく、サービスをして下さる方の表情や態度や言葉遣いがとても気になります。

美しい笑顔と優しい表情と言葉を添えていただいたら、その職場の品格が伺い知れます。だから、お茶をサービスすることは、とても責任が有ることで、大切なことです。手抜きはしないで、心を込めて丁寧に入れて下さい。

最後に、お茶のサービスが特定の人の固定労働になるのは感心しません。女性も男性も、手の空いている人が平等にしたいものです。





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