コラム

 公開日: 2013-03-27 

マナーうんちく話511≪逆らいしぐさ、前置き言葉にご注意あれ!≫

立春を過ぎても寒い状態を「余寒(よかん)」、春になって寒さがぶり返す事を「春寒(しゅんかん・はるさむ)」、そして、桜が咲く頃になって急に寒くなる事を「花冷え(はなびえ)」と表現しますが、今年は例年よりかなり早くから桜が開花したので、「春寒」と「花冷え」の使い分けが難しい気がします。

いずれにせよ、桜が咲く頃は陽気が定まらないので、何かに付けご注意くださいね。

ところで、歳を重ねて来ると、チョッとした言葉がすぐに出てこなくて、「えーと」「そのぉー」と言う言葉がよく出ます。

これはさておき、スピーチなどでも「えー」「そのぉー」等と、直接必要でない言葉を連発する人も珍しくありませんね。

発する方はこれといった意識が無いまま発するわけですが、聴く側は、あまり好感が持てません。

この癖は、当の本人は意外に気が付きにくいので、言いづらいことを、あえて指摘してくれる人がいればいいですね。

ちなみに、これらの「前置き言葉」で、最も嫌がられる言葉が、「でも」「だって」「どうせ」等の言葉ではないでしょうか?

「でも、○○だったから、仕方ないでしょう・・・。」
「だって、××みたいにはできないよ・・・。」
「どうせ、△△なんか・・・。」
というように、暗い感じが漂い、否定的な流れになっていきます。

特に、「でも」「だって」「どうせ」「だけど」の「D」のつく言葉や、「しかし」の使い方にはくれぐれも注意が必要です。

特に子育て中の親や、職場で指導的立場にある人は、より注意が必要です。
親が常に否定的な言葉を家庭で使用すると、それを聴いて育った子供も、大人になったらそのような言葉を使用するそうです。

ヨーロッパには、「雛鳥は親鳥の言う通りにさえずる」と言う諺がありますが、まさにそうですね。

今春休みの真っ盛りです。いつもより子供と過ごす時間が多い親もいることでしょう。くれぐれもご用心下さい。

実はこの事は、すでに江戸時代から言われていたようです。
まだ、何もしないうちから、「でも」「だって」「どうせ」「だけど「「しかし」等の文句を並び立てて、相手に逆らうことはご法度だったわけです。

特に、自分より年長者の言うことは、先ずそれを尊重し、素直な態度で従うことが大切だとされていました。

自分より長く生きて、多くの経験を積んでいる人の言うことは、たとえ無理だと感じても、先ずはそれに従う姿勢が大切だと言うことです。

特に、プレゼンテーションをしたり、人前で話す機会が多い人は、時には自分の話し言葉に、耳を傾けられる事をお勧めします。

加えて、否定的な言葉や言い訳言葉とは、なるべく縁を切ることも大切だと考えます。
これが聞き手に対する思いやりだからです。

「馬には乗ってみろ、人には沿うてみろ」と言う言葉をご存知でしょうか?

その馬の良い所は実際に乗ってみないと分からない。
それと同じように、人は連れ添って始めて、その人の良さがわかるという意味です。

言い訳ばかりするより、先ずは行動して、それから、どうするかを判断することが大切だと言う教えですね。

そしてもう一つ。
謙虚さも大切ですが、挑戦することも大切だと思います。

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

67

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

《幸齢期に乾杯!加齢を華麗に生きる人生100歳時代の幸せ探し》《人生100歳2毛作時代到来!もうひと花美しく咲かそうよ》

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーと豊かな心でハッピーな人生を(1/3)

 「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。作法に込められた意味を理解したうえで身に着けることで、人間関係を良好にし、豊かな心を育むと思うのです」と、優しくわかりやすい言葉で穏やかに語りかける平松幹夫さん(岡山県和気町父井原)。...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

年100回の講演が好評!キラキラ輝く人生を送るためのマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1544《食欲の秋!心通わせる食卓のお勧め②》

物が豊かで便利な国になっても。「孤食」が相変わらず増えているのは感心しません。特に家庭では、できる限りそろ...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1543《食欲の秋!心通わせる食卓のお勧め①》

食べることが嫌いな人はほとんどいないでしょう。では「味覚の秋」「食欲の秋」を存分に楽しまれていますか?...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1542《「稲刈り」と「初穂料」》

実りの秋、収穫の秋を迎えています。この時期には全国津々浦々で稲刈りが始まっていますが、同時に秋まつりが行...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1541《「ありがとう」の連発が人生を好転させる》

秋雨前線の影響でしょうか?気温も急降下し本格的な秋の訪れが実感できますが、暦の上では菊の花が咲く時期です...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1540《神無月に出雲に出張された神様はどんな仕事をされるの?》

10月も半ばになると、昼間の時間が短くなったのが実感できるようになりますが、暑くもなく寒くもなく、最も過ごし...

[ 歳時記のマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ