コラム

 公開日: 2013-02-13 

マナーうんちく話477≪バレンタインデーと愛の告白≫

2月は一年で最も寒いせいか、季語の少ない月ですが、それでも俳句の世界では、「早春」「立春」「春寒」「春時雨」などの春の季語が沢山存在し、寒い中にもほのぼのとした温かさが感じられます。

そして、明日2月14日はバレンタインデーですね。
多くの女性が、思い思いのチョコレートを意中の人や身近な男性に配り、思いいを伝えたり、感謝の気持ちを表現する、ある意味では、心温まる(?)行事だと言えるかもしれません。

しかし、本来でしたら、バレンタインデーとは「愛を告白する特別な日」なのですが、19990年代頃から、日本人の恋愛観、結婚観、離婚観などに大きな変化が現れたせいでしょうか、最近のバレンタインデーの在り方もかなり変化しましたね。

特に、若い人達に恋愛や結婚にネガティブな人が増え、彼女や彼氏がいない人が年々増加し、晩婚化、未婚化、非婚化が進展しています。

そんな中、今までの本命チョコとか義理チョコ以外にも、自分自身とか、仲の良い友人同士でプレゼントを交換し合う人が増えているようで、バレンタインの在り方も、すっかり多様化しました。

そして、気になるところですが、バレンタインデーに、はたして、どれくらいの人が、実際に愛を告白するのでしょうか?

ある調査によると、バレンタインデーに、男性に愛を告白した経験の有る女性は約50%だそうです。

この数字が、多いのか少ないのかはよくわかりませんが、私は寂しい気がします。

日本で、男女共同参画社会が唱えられて10年以上になり、行政主導で様々なイベントや啓発活動が行われ、女性の社会的地位も向上し、社会で活躍している女性が目立つようになりました。

さらに大学への進学率は女性の方が男性より高いようですし、平均寿命もはるかに女性が高いのが現状です。

加えて、「肉食系女子」などと言われるキーワードも登場したり、縁結びの神様におまいりする人も圧倒的に女性が目立ちます。

バレンタインデーは、女性が年に一度愛を告白できる大切な日です。
もっともっと積極的になって頂き、50%を70%や80%位に上げて、恋愛や結婚に前向きになって頂きたいものです。

既婚の人は、亭主に、より愛情表現をする日になったらいいと思うわけです。
そして、来る3月14日は、それに対し、男性が答える日になれば、このバレンタインのイベントはもっと、もっと生きて来るのではないでしょうか?

日本では「学問の神様」として菅原道真が祀られています。
道真公は平安時代に活躍した政治家であり学者で、今生きていれば1100歳以上になります。

これに対し。バレンタインデーの由来になった聖バレンタインは、3世紀に実在したキリスト教の司祭で、今生きていれば1700歳を超す人物で、いわゆる「恋愛の神様」「結婚の神様」ではないでしょうか?

ローマ皇帝は、兵が恋愛すれば戦争の士気が低下するので、恋愛や結婚を禁止したのですが、バレンタインは、密かに彼らの恋愛や結婚に加担したために、皇帝の逆鱗に触れ、処刑されたという悲しい物語が有ります。

日本では、まだまだ女性から男性に愛を告白するのは、大きな決心がいりますが、時代が大きく変わりました。

「幸せ婚」推進派の私としては、年に一度、バレンタインに見習って、勇気を振り絞って愛を告白することをお勧めします。

そのためには、恋愛にもっと前向きになり、本命の人を確保して下さい。
日頃から、素敵なマナーを発揮して、自分磨きに励むことが功を奏することに繋がると思います。

「愛はわれらを幸福にする。愛はわれわれをゆたかにする。」
ドイツの詩人ハイネの詩の一説です。


この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトのハッピーライフ創造塾

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

7

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

《幸齢期に乾杯!加齢を華麗に生きる人生100歳時代の幸せ探し》《人生100歳2毛作時代到来!もうひと花美しく咲かそうよ》

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーと豊かな心でハッピーな人生を(1/3)

 「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。作法に込められた意味を理解したうえで身に着けることで、人間関係を良好にし、豊かな心を育むと思うのです」と、優しくわかりやすい言葉で穏やかに語りかける平松幹夫さん(岡山県和気町父井原)。...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

年100回の講演が好評!キラキラ輝く人生を送るためのマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトのハッピーライフ創造塾
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトのハッピーライフ創造塾

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1676《二十四節気の一つ「正満」。難局に挑み人間力を磨こう》

春先によくみられる色ですが、萌え出る若葉の、やや黄色を帯びた鮮やかな色を萌黄色(もえぎいろ)と表現します。...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1675《通夜の心構え②》

通夜に出席するかどうかは、故人及び葬家との付き合いの関係で決めればいいでしょう。すでに触れましたが、通...

[ 弔事のマナー ]

マナーうんちく話1674《通夜の心得①》

冠婚葬祭の儀式の中でも葬儀は結婚式のように、当事者が主体的に執り行うことはできません。ということは自分...

[ 弔事のマナー ]

マナーうんちく話1673《通夜・葬儀・告別式の心得①「多死社会の現状と葬の捉え方》

【多死社会の現状と葬の捉え方】日本は世界屈指の長寿国になりました。経済が豊かになり栄養状態が良くなっ...

[ 弔事のマナー ]

マナーうんちく話1672《祝儀に新札が使用される理由》

年々日本を訪れる外国人が増えているようですね。観光目的ならいざ知らず、留学やビジネス等で日本に長期滞在す...

[ 祝い事のマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ