コラム

 公開日: 2013-01-09 

マナーうんちく話442≪正しく身につけたい和室のマナー≫

欧米諸国の家が、まるで自然を超越しているかのように絢爛豪華に建てられているに対し、日本の家は、自然と調和するような、つつましい感じがします。
文化、歴史、気候風土、宗教の違いが如実に感じられますね。

そして、皆様が日常生活において当たり前のように使用している「和室」ですが、この部屋には、日本の歴史や文化や礼儀・作法等が凝縮されています。

ちなみに和室とは、畳、襖や障子、床の間等が有る日本の伝統的な家屋に見られる部屋の事で、年頭に当たり、改めて「和の心」に立ち返り、日本が世界に誇る美しい和室での礼儀・作法を再認識するのもお勧めです。

ところで、古来より日本人は、稲作を中心とした農耕文化を築き、人間は自然を超越するのではなく、あくまで自然と仲良く調和すると言う考えで、「自然との和」、「人間同士の和」をとても大切にしてきました。

これは、今、世界が直面している「環境保全」や「戦争」に関する、とても深刻な問題解決に大きく貢献できるのではないかと考えます。

さらに、「飢餓」に関しては、和食の有する多様な「精神文化」に、その問題解決のヒントが多く散りばめられています。

しかし、とても残念なことですが、今の日本人は、日常生活の一番身近な所に、こんな素晴らしい文化や歴史や礼儀・作法を有していながら、それに全く無頓着で、不必要に西洋文化を謳歌している面が多く見受けられます。

特に畳の部屋における「床の間」の存在意義、「上座」と「下座」の考え方、「挨拶の仕方」、「襖」や「障子」の作られた歴史的背景や、それらを開け・閉てする時の他者に対する「思いやりの心」、さらに良好な人間関係を築くための座布団に込められた「もてなしの心」、「茶菓の出し方」「頂き方」等などは、今となっては殆ど知る人がいないのが現状ではないでしょうか?

これでは自分も輝くことはできませんし、後世にも伝えられません。
国際化に対応することもできません。

1000年以上もの長い間、風雪に耐え、語り伝えられてきた、日本の文化や礼儀・作法が、高度経済成長と共に簡単に置き忘れられてきたわけですね。

そのことを、「時代の流れだから仕方ない」と捉えるか、再度前向きに復活させ、「心豊かな生活」を取り戻すかでは、雲泥の差が有ります。

政権が変わる度に、また、地方自治体の首長が変わる度に、毎度登場するのが教育問題です。

その教育問題を論じる時には毎回「ゆとり教育」が出てきますが、私は、ゆとり教育とは、勉強する時間が多いか、少ないかではなく、「いかに他者に対して、思いやりの心を有する人間を作るか」だと思っています。

そして、日本人としての「思いやりの心の原点」は、和室における基本的な礼儀・作法抜きにしては語れないと考えています。

そこでこの度、実際にコラムを読んで頂くだけでなく、実際に「和の多様な礼儀・作法」と共に、「和食のテーブルマナー」を合わせて体験して頂くための特別企画を、参加しやすい大変お手頃価格で、岡山で開催することにいたしました。

「心豊かな生活を希望している人」、「知的な仕事や教育・食育に携わっている人」、「着物の着付け・華道講師」、「司会者や指導的立場にある人」、「料飲食業界の人」等に特にお勧めです。

何度も申しますように、礼儀・作法には「なぜこうするのか?」と言う合理的な理由が有ります。
先ず、それをキチンと理解して、それを美しく表現することが大切です。

内容に関しては、新着セミナー・イベント情報、「淑女のたしなみ!和の礼儀作法と和食のテーブルマナー講座」案内をご覧ください。

次回は、「マナーうんちく話443」で、内容に関する「腕試し」を掲載します。
女性も男性の是非挑戦してみてください。
ビジネスでも大変有効に作用し、スキルアップにもってこいです。

全ての面で人生が好転しますよ・・・。









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人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

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