コラム

 公開日: 2013-01-07 

マナーうんちく話440≪七草ロマンと人日の節句≫

今日は、「七草粥」を予定している人も多いと思います。
せり、なずな、ごぎょう、すずな、すずしろ、はこべら、ほとけのざを「春の七草」と言いますが、これをお粥に混ぜて食すのが一般的です。

最近では、スーパーなどでセットになった「春の七草」を簡単に入手できるので、正月のご馳走を食べ過ぎ、弱った胃腸を休めるために、正月が明ける、1月7日に食べる習慣がすっかり定着したようですね。

この時期、店側の売上向上対策が功を奏した結果だと感じますが、そろそろ正月の疲れが出やすいこの時期には、とてもありがたい風習になり、七草粥を食すと、疲れた体が、身も心もリフレッシュ出来そうな気がします。

もし、七草が手に入らなければ、かぶの葉(すずな)や大根の葉(すずしろ)でも充分ですので、お気軽にどうぞ。

ちなみに、七草と言っても何も特別な草ではありません。
昔はどこでも生えていた草で、今でもその気になれば結構手に入ります。

また、元々「七草」といえば、「秋の七草」を指し、春の七草は厳密には「七種」と書いて「ナナクサ」と読むそうです。

そして、「秋の七草」は観賞用で花を見て楽しみ、「春の七草」は食用で食べて楽しむ草です。

ところで、「若草摘み」は歌にも詠まれているように、寒い時期に地中から目を出した若草の芽を食すことで、一年間の無病息災を祈ったのが原点だと言われており、万葉時代から行われていたようです。

当時、若菜を摘むと言うことは、食用の草を食べると言う行為のみならず、もう一つの目的が有ったようですが、想像できますか?

「若菜を摘む」と言う行為が、男女が互いに「素敵な人を摘む」ということに繋がるそうです。

現代の婚活イベントに取り入れてもロマンが有って、良いかもしれませんね。

ところで、このコラムで何度も節句に触れましたが、1月7日は、「五節句」の一つである「人日(じんじつ)の節句」です。

つまり「人の節句」で、昔この日は、刑罰を免除し、人を大切にする日としたわけです。

その他、江戸時代の武士たちは御用初めの日でもありました。

そして、3月の「桃の節句」、5月の「端午の節句」、7月の「七夕」、9月の「菊の節句」と続きます。

五節句は、いわゆる季節の変わり目で、中国から伝わった行事です。
日本では農作業と深い関連がありますが、季節の変わり目に不浄を清める日でもあります。

何かと忙しい日々の暮らしの中で、出来る限り季節の節目を自覚して、少しでも心豊かな一年にしたいものですね。


この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

1

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

《幸齢期に乾杯!加齢を華麗に生きる人生100歳時代の幸せ探し》《人生100歳2毛作時代到来!もうひと花美しく咲かそうよ》

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーと豊かな心でハッピーな人生を(1/3)

 「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。作法に込められた意味を理解したうえで身に着けることで、人間関係を良好にし、豊かな心を育むと思うのです」と、優しくわかりやすい言葉で穏やかに語りかける平松幹夫さん(岡山県和気町父井原)。...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

年100回の講演が好評!キラキラ輝く人生を送るためのマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1576《歴史上の大事件の裏にはマナーが関わっていた(赤穂浪士の討ち入りとマナー

12月14日は日本人なら誰しも知っている歴史上の大事件が起きた日ですね。小説、浄瑠璃、映画、テレビでおなじみ...

[ 訪問ともてなしのマナー ]

マナーうんちく話1575《日本人なら知っておきたい年末の大切な歳時「正月事始め」》

今年は真冬になるのが早かった気がしますが、如何でしょうか。ところで最近、都会においても、猿や猪が出現して...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1574《忘年会での「無礼講」はどこまで許されるの?》

無礼講に関してはよく質問を受けるところですが、難しいところです。無礼講といった上司の本意が理解できれば、...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1573《品格がにじみ出る忘年会での振る舞い。好感のもたれる立ち居振る舞いとは》

今回は忘年会で、参加者としてどのように振舞えば良いのか?について触れておきます。忘年会は、いろいろな面...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1572《忘年会を盛り上げるにはコツがある②》

【忘年会の挨拶】忘年会には挨拶がつきものですが、幹事の開催の挨拶に続き、組織の長の挨拶があります。こ...

[ 歳時記のマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ