コラム

 公開日: 2012-12-04 

マナーうんちく話406≪忘年会とコミュニケーション≫

長年ホテルの仕事を通じ、多種多様な宴会を数えきれない位担当しましたが、中でも忘年会は、最も盛り上がる宴会の一つだと思います。

だからこそ、楽しく、賢く飲みたいものです。
テーブルや廊下、あるいは道端などに、正体なくうずくまったり、同僚の肩を借りて、フラフラ状態で歩く結果になっては情けないですね。

しかし、頭ごなしに「飲み会は嫌い!」と言って参加しないのも寂しいです。
忘年会の意義は、その年の辛いことや苦しい事を忘れると同時に、今後とも和を持って、皆で力を合わせて頑張ろうと言う、前向きの気持ちを促進することですから、何はさておき、参加される事をお勧めします。

日本でも西洋でも、「戦場には最後に出向き、宴会には一番のりする」と言う言葉が有りますが、一理あると思います。

職場で仕事が終わり、「ちょっと一杯やっていかない?」と急に誘われたような時はともかくとして、忘年会は、職場やグループにとっては、大切な絆づくりの場ですから、前向きに捉えられる事をお勧めします。

そして、参加したら、とにかく、その場の雰囲気に溶け込むことです。
「朱に交われば赤くなる」と言われますが、雰囲気に馴染み、強調する事が大切です。

互いに酒を酌み交わしながら、ほろ酔い気分になったところで、思わぬ情報を得ることができるケースもあるし、上司の本音が聞けたり、今まで嫌だった人と打ち解けることができたり、中には、恋が芽生えたケースも有ります。

酒の席では、本音が出やすいものです。
酒には、血の循環を良くしたり、緊張を和らげたり、本当に不思議な力が有るので、思わぬ効果が期待できます。

だから、日本のみならず、世界のあらゆる国でも、共に酒を酌み交わすことは、人と人との最高のコミュニケーションになっているのではないでしょうか?

しかし、そうは言っても、先輩や上司の多々いる場所では、窮屈な思いをしたり、なにかと気苦労も多いと思います。

場馴れすることが、とても大切です。

加えて、知らないうちに、「人となり」が、先輩や上司からチェックされている場合も有ります。

いやいやながら参加したり、社会人としての常識やマナーをわきまえていないと不利な評価が下りますが、逆に素敵なマナーを発揮すれば大きなチャンスを掴む可能性が有ります。

この差は大きいですね。

そこで、次回から、忘年会で好感度を上げるためのマナーについて詳しく解説して参ります。

勿論、飲み会や宴会など多方面で応用が利きますので是非お付き合いください。





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マナー講師 平松幹夫

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