コラム

 公開日: 2012-11-26 

マナーうんちく話398≪コートとマフラーのマナー≫

晩秋から初冬、すなわち11月から12月上旬にかけて、穏やかで温かい天候を「小春日和(こはるびより)」と言いますが、昨日(11月25日)は本当に心地良い日でしたね。

しかし、この時期の天候は移り変わりが大きいのが特徴で、今日は打って変わった天気になりました。そして、気象庁の冬(12月から2月)の3カ月予報では、西日本は例年より寒くなるそうです。

ちなみに、さらに冬が本格化した頃の、穏やかに晴れた日は「冬日和(冬日和)」と言います。

さて、昔から、コートは紅葉が色づく頃から着用して、桜が満開になったら不要になると言われます。

コートとマフラーが必需品になりましたが、その扱いに戸惑っている人も多いと思います。

コートやマフラーは、他家や他社を訪問した時、脱ぐタイミングが大切です。

コートもマフラーも欧米から入った文化だと思いますが、日本とは根本的に異なる点が有ります。

すなわち、日本は部屋の中では履き物を脱ぎますが、欧米では履き物を履いたまま部屋に入ります。

従って、欧米スタイルのマナーでは、コート等を着用したままお邪魔して、「コートを預かりましょうか?」と家主に言われたら脱ぎます。
ここでの「コートを預かる」と言う意味は、「どうぞ部屋に上がって下さい」と言う意味です。

但し日本では、コートもマフラーも脱いで、お邪魔する方が望ましいと考えます。特に、目上の人の訪問や、ビジネスシーンでは、外で脱いでから、玄関に入られるようお勧めします。

その際、コートやマフラーはキチンと畳んで下さいね。
出来れば、裏返しが望ましいです。

なぜなら、コートもマフラーも外で着るもので、埃が付いているからです。
裏返しにたたむと言うことは、その埃を部屋に入れない思いやりです。
さらに、インフルエンザの流行期や花粉症などの予防にもなるからです。

それから、コートは部屋では脱ぎますが、羽織は一般の部屋では着用しても良いと言われております。

また、客人を迎える際は、玄関でコートを預かってあげて下さい。
コート掛けが玄関に有るのはそのためです。

客人は、家主から「コートを預かります」と言われたら、遠慮なく「ありがとうございます」「よろしくお願い致します」と言って預けて下さい。

帰る時には、コートもマフラーも外に出て着るのが基本ですが、「どうぞこちらでコートを着て下さい」と言われたら、「ありがとうございます」「お言葉に甘えさせていただきます」と言ってコートを着ます。
但し、マフラーや手袋は外でお願いします。

余談事ですが、カップルでフレンチレストランなどに出かける際は、「レディーファースト」の原則が働きますので、レストランの案内係(キャプテンやマネージャー)、もしくは男性が、女性のコートを脱がせます。
クロークなどに預けるのも、男性の役割です。

折角お洒落なコートを着て一流レストランに食事に行っても、女性が自らコートを脱いだり預けたりしては、勿体ない話しになります。

国際化に対応するとは、単に英語をしゃべるのではなく、このような仕草にも慣れることが大切だと思うわけですが、如何でしょうか?


この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

1
<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

【女性部・女性会向け厳選講座】商工会、法人会、各種団体女性部から婦人会、地域、企業、サークルまで幅広く対応できる人気講座で、人生を前向きに生き、身も心も精...

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーを身につけてハッピーな人生を!(1/3)

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。形だけでなく、そこに込められた意味を理解したうえで身に付けることで、人間関係を良好にし、心の豊かさを取り戻せると思うのです」と、穏やかな物腰で語りかける平松幹夫さん。マナー講師、講演会講師と...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

講演・セミナーが大好評!老若男女をキラキラ魅せるマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1412《どこにでもいる嫌な上司。どう接する?》

「春一番」の季節になりました。春一番とは、「立春」から「春分」にかけて吹く強い南寄りの風ですが、昔から「...

[ ビジネスマナー ]

マナーうんちく話1411《新人を活かし職場を元気にする、迎える側の技量と環境》

今まで新入社員(職員)を迎えるにあたりその心構えに触れてきましたが、新入社員の能力はさて置き、彼らをどのよ...

[ ビジネスマナー ]

マナーうんちく話1410《あなたはどう思う?薄れゆく畳と日本人の感性》

約1100年前から畳の原料として使われている「イグサ」をご存知でしょうか?最近は生産農家が激減しているので...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1409《新人を快く受け入れ、職場を活性化する心構②》

【なにを、どのように教えるか】新人とは何もかも大きく異なるということを十分認識したうえで、あせらず、何を...

[ ビジネスマナー ]

マナーうんちく話1408《新人を快く受け入れ、職場を活性化する心構え①》

【彼を知り 己を知れば 百戦危うからず】孫子の非常に有名な言葉ですが、先ずは相手の事、つまり新人をよく...

[ ビジネスマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ