コラム

 公開日: 2012-10-31 

マナーうんちく話374≪日本人とハロウィーンの行事≫

丁度今頃の歳時記ですが、10月27日のコラムで触れました「十三夜」をご存知でしたか?

残念ながら、今年は夕方から雲に覆われ観賞できなかった地域も有ったのではと思いますが、十三夜の行事で予定を組まれた、家庭や地域や企業はわずかだったと思います。

では、「えびす講」は如何でしょうか?
これも、10月2日のコラムで触れました、「神無月」に関係する日本独特の年中行事です。

神無月には、全国津々浦々の神様が出雲大社に出張され、全国の地域で神様が不在になるわけですが、実は「恵比寿様」だけが居残って留守番をされます。この恵比寿様を祀るために始まった行事が「えびす講」です。

恵比寿様はご存知の通り、右手に釣竿、左手に鯛を抱えられた、日本人にはとてもなじみの深い神様で、漁業関係者を始め、商家や農家にとっては、大変ありがたい神様なのです。

それでは、本日の本題に入りますが、「ハロウィーン」をご存知ですか?
では、この行事を家庭や地域、あるいは商売に利用されるでしょうか?

新聞にも掲載されていましたが、ハロウィーンに関するイベントは、神様・仏様の国日本で、次第に根付き、年々派手になっているようですね。

では、ハロウィーンとは何か?
私は、日本の「お盆」と「秋祭り」をミックスしたようなものだと思いますが、その起源は、今から2000年以上前のケルト人の、10月31日の夜に行われる宗教行事だと言われております。

ケルト民族の言い伝えでは、一年の最後の日は10月31日で、その夜に、
亡くなった人の霊が家族の家に里帰りする日です。
これは、日本のお盆と同じですね。

ただ、帰る時に箒(ほうき)に乗った悪魔や黒ネコなどを連れてきて、悪事を働くので、これを防ぐために、焚き火をしたり仮装したりします。

それが後に、秋の収穫を祝い、故人の魂を偲ぶ行事になり、やがてキリスト教に取り入れられ、お祭り好きなアメリカ人に受け入れられたようです。

カボチャを顔の形にくりぬき、中にロウソクを入れ、「お菓子をくれなかったら悪いことをするぞ」と言って、仮装行列をするシーンは、日本でもすっかりおなじみになりました。

もはや、冬至にカボチャを食べるより、晩秋のカボチャと言えばハロウイーンになったようです。

そして、今の日本では、クリスマスやハロウイーンの行事が、秋から冬にかけての歳時記としてすっかり定着しました。

勿論、これにより経済が活性化され、地域が元気になるのは喜ばしいことだと思いますがが、あくまで日本は神様(神道)・仏様の国です。

神様や仏様を敬うと共に、豊作や無病息災を祈念する日本独自の年中行事も再度、そのいわれをキチンと認識し、家族や地域の絆づくりの一環として盛り上げていきたいものです。

ということで、昨年から、各地で開催していますマナー講座に「年中行事のしきたりとマナー」を取り入れています。特に「年末・年始行事」等はとても人気が良かったので、今年も力を入れ、本来あるべき姿を積極的に発信していきたいと思っている次第です。




この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

【女性部・女性会向け厳選講座】商工会、法人会、各種団体女性部から婦人会、地域、企業、サークルまで幅広く対応できる人気講座で、人生を前向きに生き、身も心も精...

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーを身につけてハッピーな人生を!(1/3)

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。形だけでなく、そこに込められた意味を理解したうえで身に付けることで、人間関係を良好にし、心の豊かさを取り戻せると思うのです」と、穏やかな物腰で語りかける平松幹夫さん。マナー講師、講演会講師と...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

講演・セミナーが大好評!老若男女をキラキラ魅せるマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1452《「人脈づくり」の秘訣はアフターフォローにあり》

前回人づくりに触れましたが、さらに具体的に触れてみます。公私にわたり人づくりは大切で、出会いを活かすた...

[ 親に身につけていただきたいマナー ]

マナーうんちく話1451《万物が躍動する時です。「人脈づくり」に励みませんか?》

先人は花が咲くことを「笑う」と表現しましたが、百花繚乱と言われるように多くの花が咲き乱れ、新芽が萌え出し、...

[ 人間関係を良好にするマナー ]

マナーうんちく話1450《「753現象」と上司と部下の関係》

突然ですが「七五三現象」をご存知でしょうか?新卒で就職した人のうち、中卒の人は7割、高卒の人5割、大卒の...

[ ビジネスマナー ]

マナーうんちく話1449《「就活」と「働き方改革」と「幸せ婚」》

「ドッグイヤー」「マウスイヤー」という言葉が産まれて久しくなりましたが、相変わらず社会情勢は大きな波にのま...

[ マナーの心得 ]

マナーうんちく話1448《「花水木」と「返礼文化」と「国際儀礼」》

桜がすっかり「葉桜」になりました。日本人の桜好きは特別で、桜の花が咲くプロセスを「一分咲き」「五分咲き」...

[ 人間関係を良好にするマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ