コラム

 公開日: 2012-10-16 

マナーうんちく話359≪謝り方のマナー≫

日常生活において、色々なミスを起こし、謝らなければいけないことは多々あります。

先ず、姿勢を正し、恐縮した態度で相手の目を見て、謝りの言葉を発する。
次に、頭を下げる。(頭を下げる角度は内容や相手により異なります。)

これが謝り方のポイントですが、状況により、ケースバイケースで対応する必要があります。

例えば、プライベートな場合で、友人との約束を忘れていた場合等は、兎に角素直に謝ることが大事です。

次に、この後の処理が必要です。
口頭で謝るだけで許してもらえるか、一杯おごる破目になるのか、これで付き合いを断たれるのか、様々なことが予想されますが、いずれにせよ、出来る限りの誠意を示し、キチンとした態度で接して下さい。

また、浮気が発覚して謝罪するようなことも有ります。
このような場合は、ただひたすら謝り続けることです。

挨拶をしても、挨拶が返ってきません。
しかし、ひたすら挨拶をし続けることが大切です。
これがなければ修復の可能性は薄くなります。

ビジネスにおける謝罪は、明らかに自分のミスなら、即、謝ることです。
「すみません」や「すいません」ではなく、「申し訳ございません」のいい方が妥当です。

また、部下のミスを上司の立場で謝る時には、会社を代表して謝る位の気持ちが大切です。
さらに難しいのは、どう考えても、こちらのミスではないけど、謝らなくてはいけない場合です。
正論が通らないことは、ビジネスの世界では、ありうると言うことです。
私も何度も経験し、その都度苦い思いをしました。
しかし、このことは決して無駄ではありません。思いやりの心が芽生えたり、人を見る目が養われたり、我慢強くなったり、目に見えない効果は多々あります。

ただ何でもかんでも謝ればいいモノではありません。
不必要に頭を下げて謝ってしまったために、結局すべての責任をもたらされるケースも有ります。
人生経験を積み、主体的に判断しなければいけません。

最近、職場の謝罪会見を多く見ますが、謝罪の仕方が良くないシーンがかなりあるように思います。

職場を代表して謝罪するような方は、先ず挨拶の基本を正しく理解して頂きたいものです。
このコラムでも何度も触れましたが、日本の礼儀・作法は、先ず指導的立場にある人から身に付けるものです。

姿勢を正す。
腕は両側に真っすぐ伸ばす。
謝罪の言葉をはっきりと述べる。
頭を深々と下げる。
下げた頭をピタッとしばらく止める。
頭をゆっくり上げる。
このスタイルが基本です。

加えて、「わび状」が必要な時も有りますが、そのポイントは、前置きを悠長に述べるのではなく、相手が一番要求している謝罪の言葉から書き、さらに、言い訳めいた言葉より、今後の適切な対応策を述べて下さい。
但し書いた以上は、実際に実行しなければいけません。

ミスは誰でもあることです。
真摯な態度で謝罪することが大切であると共に、二度と同じミスをしない努力も必要です。



この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

1
<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

《幸齢期に乾杯!加齢を華麗に生きる人生100歳時代の幸せ探し》《人生100歳2毛作時代到来!もうひと花美しく咲かそうよ》

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーと豊かな心でハッピーな人生を(1/3)

 「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。作法に込められた意味を理解したうえで身に着けることで、人間関係を良好にし、豊かな心を育むと思うのです」と、優しくわかりやすい言葉で穏やかに語りかける平松幹夫さん(岡山県和気町父井原)。...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

年100回の講演が好評!キラキラ輝く人生を送るためのマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1578《「形」より「心」!? 本当のマナー美人になるには・・・。》

マナーは時と場合により発揮の仕方は異なります。不易流行的側面もあります。だから様々な経験を経て、苦労し...

[ マナーの心得 ]

マナーうんちく話1577《勧善懲悪とマナー》

前回赤穂浪士に触れましたが、それに匹敵するくらいミリオンセラーになったのが水戸黄門ではないでしょうか。...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1576《歴史上の大事件の裏にはマナーが関わっていた(赤穂浪士の討ち入りとマナー

12月14日は日本人なら誰しも知っている歴史上の大事件が起きた日ですね。小説、浄瑠璃、映画、テレビでおなじみ...

[ 訪問ともてなしのマナー ]

マナーうんちく話1575《日本人なら知っておきたい年末の大切な歳時「正月事始め」》

今年は真冬になるのが早かった気がしますが、如何でしょうか。ところで最近、都会においても、猿や猪が出現して...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1574《忘年会での「無礼講」はどこまで許されるの?》

無礼講に関してはよく質問を受けるところですが、難しいところです。無礼講といった上司の本意が理解できれば、...

[ 歳時記のマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ