コラム

 公開日: 2012-09-25 

マナーうんちく話341≪マナー美人⑧「遅刻」≫

仕事・打ち合わせ・待ち合わせには、遅刻しないことが大切です。
しかし、時と場合により、遅刻をしたり、されたりすることは有ります。

勿論、遅刻したら真摯な態度で謝ることが必要です。
言い訳に徹するより、素直な気持ちで謝ることです。

問題は、遅刻をされた場合に取る態度です。
「結婚式」を例にとります。

挙式や披露宴に携わるスタッフが遅刻したら大変です。
特に、代替のきかないセクションの担当者の遅刻は致命的です。

この場合、上司が遅刻してきた部下に対して、感情をあらわにして怒りまくるのは感心しません。
怒られた部下はそうでなくとも気が動転しております。
これに追い打ちをかけると、お客様の前に出られません。
仕事に悪影響が出ます。

従って、上司の取るべき態度は、まず部下の心を落ち着かせることです。
遅刻はしたけど、「なんとか間に合ってよかった」とか「被害を最小限にとどめることができた」とか言って、状況に応じて、部下をなだめ、心配りができる上司は立派です。

勿論、遅刻した「けじめ」はつけなくてはいけないので、仕事が済んでから、誰もいないところで厳重注意を行います。

またこれとは逆に、上司が遅れることも有ります。
この際部下としては、「しっかりしてくださいよ」「どうなるかと思いましたよ」と言って上司を更に苛立たせるより、「良かったですね、大丈夫ですか?」等と言って上司を気遣うことができる部下は素晴らしいです。

加えて、お客様が遅刻するケースも多々あります。
お客様の遅刻に対しては、店側のスタッフは怒りたくとも怒れません。

しかしイライラする気持を押さえられずに、つい厳しい表情になりがちですが、このような時こそ、優しく接することが必要です。


遅刻を通じて、「遅刻をした人」と「された人」の人柄が良く解ります。
なぜなら、どちらもイライラしているからです。

平常心の時には、マナーの差はほとんど出ません。
しかし、イライラしている時、急いでいる時、慌てている時には、マナーの差は大きく出ます。

いつも待つタイプの人はゆとりの有る人ですが、いつも遅れ気味の人は気配りが不足している人です。

人を待たせると、その人を不安にさせたり、イライラさせることになるので、大きなマナー違反になります。
「待たすタイプ」より、「待つタイプ」の人のほうがお勧めです。

そして、急いでいる時、慌てている時、イライラしている時に、素敵なマナーが発揮できる人は究極のマナー美人です。




この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトのハッピーライフ創造塾

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

1

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

《幸齢期に乾杯!加齢を華麗に生きる人生100歳時代の幸せ探し》《人生100歳2毛作時代到来!もうひと花美しく咲かそうよ》

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーと豊かな心でハッピーな人生を(1/3)

 「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。作法に込められた意味を理解したうえで身に着けることで、人間関係を良好にし、豊かな心を育むと思うのです」と、優しくわかりやすい言葉で穏やかに語りかける平松幹夫さん(岡山県和気町父井原)。...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

年100回の講演が好評!キラキラ輝く人生を送るためのマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトのハッピーライフ創造塾
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトのハッピーライフ創造塾

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1655《なぜ一匹丸ごとの魚を食べるときにひっくり返してはいけないの?》

一匹丸ごとの魚、つまり尾頭がついたまま出された場合はそれなりのテクニックが必要です。昔からこのような魚...

[ 和食テーブルマナー ]

マナーうんちく話1654《和食を食す際、なぜ「手盆(手皿)」はいけないの?》

マナーは心と形が大切ですが、「なぜこうなるの?」という合理的な理由が必ず存在します。その理由を正しく理解...

[ 和食テーブルマナー ]

マナーうんちく話1653《これくらいは押さえておきたい食事のマナー「和食②」》

【箸の知識とマナー】次に箸のマナーですが、箸をとるタイミングが大切です。主賓や上司が箸を持ったらそれに...

[ 和食テーブルマナー ]

マナーうんちく話1652《これくらいは押さえておきたい食事のマナー「和食①」》

春の語源の一つに「晴れる」が「はる」になった説がありますが、空が晴れ、太陽の光が穏やかな様子を「うららか」...

[ 和食テーブルマナー ]

マナーうんちく話1651《どう違う?「好意」と「厚意」》

最近西洋由来の語を中心とした外来語が流行し、本来の日本語がかなり影を潜めている気がします。年中行事しかり...

[ 人間関係を良好にするマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ