コラム

 公開日: 2012-09-08 

マナーうんちく話325≪サザエさんの食卓≫

皆さんは、上水道、ガス、電気の無い台所を思い浮かべることができますか?
つい60年位前の日本の台所がそうです。

当時の一般的な台所は、井戸水に、かまど・流し台・食器棚・鍋・ザルくらいで、調味料と言えば、味噌・醤油・塩・酢・油位でしょうか。
質素と言う表現がぴったりの台所です。
そして食卓には「ちゃぶ台」が用意されます。

それから半世紀余り経過しますが、現在の日本の台所は贅沢そのものです。
ガスやオール電化のコンロに、調理器具も和食・洋食・中華セットが完備し、さらに、調味料も、わけのわからないほどぎっしり詰まっています。
加えて、豪華なダイニングテーブルが備えられています。

今の日本の台所は、世界一物持ちであり、世界各国の料理を堪能できます。すばらしいことです。

ところで、テレビ・雑誌・新聞等でおなじみの「サザエさん」はお好きですか?

頭が薄く、人の良い小柄のお父さんに、少し控えめなお母さん。
そして、いつも陽気で元気な主役のサザエさんに、旦那さんと、子どもたち。
これがサザエさんの家族である磯野家です。

戦後の日本の、平和な家庭を象徴する漫画で、いつ見ても、ほのぼの感が漂い、気持ちが安らぎます。

特に、ちゃぶ台を囲んでの、家族団らんのシーンがいいですね。
長谷川町子さんの作品ですが、登場人物は、すべて海にちなんだ名前がついています。

スタートが昭和21年ですからもう65年にもなります。
昭和21年と言えば、私はまだ生まれておりませんが、敗戦間もない頃で、食卓にはまだ何もなく、皆飢えていた時代です。
そして、苦労しながらも、皆けなげに頑張っていた頃です。

今では、すっかり「飽食」や「美食」に慣れ、さらに「孤食」が珍しくなくなり、漫画に描かれている磯野家とは、ずいぶん様子が異なりました。

しかし、未だに根強い人気があると言うことは、日本人の多くが、磯野家のような団らんの有る生活にあこがれているのではないでしょうか。

磯野家の人は半世紀たっても誰も年を取りませんが、今の世の中は、かって世界が経験したことが無いような猛スピードで大きく変わっています。

しかし、世の中がいくら変わっても、「家族の団らん」は絶対に必要だと言うことですね。

モノには不自由したが、常に家族の団らんが有った時代。
モノには恵まれたが、家族の絆がすっかり希薄化した時代。

どちらを優先するか?
個人的には「家族の暖かいお喋り」を取りたいですが、皆さんは如何ですか?


この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

【女性部・女性会向け厳選講座】商工会、法人会、各種団体女性部から婦人会、地域、企業、サークルまで幅広く対応できる人気講座で、人生を前向きに生き、身も心も精...

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーを身につけてハッピーな人生を!(1/3)

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。形だけでなく、そこに込められた意味を理解したうえで身に付けることで、人間関係を良好にし、心の豊かさを取り戻せると思うのです」と、穏やかな物腰で語りかける平松幹夫さん。マナー講師、講演会講師と...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

講演・セミナーが大好評!老若男女をキラキラ魅せるマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1393《「お名前頂戴できますか?」。この言いどう思いますか》

「類は友を呼ぶ」といわれます。そして良縁はさらに良縁を産みます。良い人間関係、良い本、良い音楽、心地...

[ ビジネスマナー ]

マナーうんちく話1392《寒い時期、心が温かくなる季節の言葉「木守柿」》

「生きることは食べること」といわれるように、食べるという行為は生きていく上で必要不可欠です。だから食べ...

[ マナーの心得 ]

マナーうんちく話1391《年中行事に込められた思い!小正月と小豆粥》

睦月も半ばを迎えましたが、元日にお迎えした歳神様が「三が日」「松の内」「七草粥」を経て次第に人家から遠のか...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1390《食べ物にも思いやりを!復活させたい「勿体ない精神」》

突然ですが、世界中に「日本食」とされる飲食店が幾つあるかご存知でしょうか?農林水産省の調べでは約886...

[ 和食テーブルマナー ]

マナーうんちく話1389《幸運を招く「祝い言葉」と縁起の悪い「忌み言葉」》

今まで正月のしきたりに触れて参りましたが、今のように科学が発達していなかった昔は、何かにつけ「神頼み」や「...

[ 日常生活におけるマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ