コラム

 公開日: 2010-08-31 

平松幹夫の【マナーうんちく話≪予告編≫】


今年の夏は殊のほか生ビールが美味しく感じられました。量も少し増えましたけど・・・
本当に暑い夏でした。過去形ではなく、まだ進行形ですが・・

「気温」も高かったけど「円」も高くなりました。
そして、ついこの間まで「年金」が消えたといって騒いでおりましたが、今度は「高齢者」が消え、挙句の果てには「児童虐待の97人」が消えました。

とんでもない夏になったものですね。
高齢者所在不明問題も児童虐待も、少子高齢社会における家族、親族、友人、職場、地域コミュニティーの在り方、さらに貧困という共通した大変深刻な問題がその背景にあるようです。そしてこれらは自殺、離婚、未婚化、晩婚化、若者の早期離職等などにも関連してきます。


コミュニケーションの手段は昔と比較にならないほど発達しましたが、人と人との絆はすっかり希薄になってしまいました。何とも皮肉な現象ですね。

また日本には「衣食足りて礼節を知る」という故事熟語があります。
「衣」は有り余っています。ファッションだって世界のトップクラスです。
「食」についていえば、日本は世界一の飽食の国です。
だったら「世界一の礼節のある国」に返り咲いてほしいところですが、現状は残念ながら「衣食足りすぎて礼節を欠く」といったところでしょうか。
これまた皮肉なことですね。


生活が便利になり、物が豊富になることはうれしいことですが、一番大切な人間関係が希薄になるのはなんともさびしい限りですね。

本当に幸せな生活とは、「物の豊かさ」より「人間関係の豊かさ」の中にあるということを再認識したいものです。
勿論様々な考え方があってしかりですが・・・

そして豊かな人間関係を築くには「マナー」は必要不可欠です。

公民館、ホテル、企業、学校、カルチャー教室、地域等で「和食・洋食のテーブルマナー」「ビジネスマナー」「人間関係のマナー」「冠婚葬祭のマナー」等など様々なマナーのお話をしておりますが年々関心が高まってきているような気がします。

またお陰さまで「マイベストプロ」を見ていただいた方からも、問い合わせやら講演依頼を結構いただくようになってきました。
今まで全くご縁がなかったようなところからの依頼や問い合わせがありびっくりするやら嬉しいやらです。

さらにマナー講座の受講生の方が、「コラムを楽しみにしているよ」とお声をかけてくださったりで、期待以上の効果に、この場をお借りして深謝いたします。


ところで日本人の心の歌として親しまれてきた「故郷」という学校唱歌をご存知でしょうか?

この歌の2番に「如何にいます父母、つつがなしや友がき・・・」という歌詞があります。父母を尊い、友を思いやるという意味です。日本人は昔から本当に友達や親を大切にし、それを美しい言葉で表現し、日常生活の中で実践してきました。

「村祭り」「仰げば尊し」「旅愁」等の歌からも同じようなことがうかがえます。

これらの歌ができたころは貧しかったけど「不登校」「いじめ」「虐待」等とは無縁だったようですね。
加えて、世界に誇る「礼節」を兼ね備えておりました。


子供の見本になるべき大人が、便利さや豊かさのみを追求した結果、友によりよく生きるための思いやりの心を忘れてきた現状をしっかり見つめなおし、倫理観の低下や風紀の乱れを正すべき時が来ているのではと思っています。

早い話、日本人が本来持ち合わせていた「心の再構築」をはかるときに来ているということではないでしょうか。


ということで「マナーのうんちく話」を9月からシリーズでこのコラム欄で展開できたらと考えております。

四季折々のしきたりに関するマナー、話題になっているキーワードに関するマナー等をうんちく満載でお届けできたらと思っています。
ぜひご覧ください。


この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

1
<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

《幸齢期に乾杯!加齢を華麗に生きる人生100歳時代の幸せ探し》《人生100歳2毛作時代到来!もうひと花美しく咲かそうよ》

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーと豊かな心でハッピーな人生を(1/3)

 「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。作法に込められた意味を理解したうえで身に着けることで、人間関係を良好にし、豊かな心を育むと思うのです」と、優しくわかりやすい言葉で穏やかに語りかける平松幹夫さん(岡山県和気町父井原)。...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

年100回の講演が好評!キラキラ輝く人生を送るためのマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1579《有名人の振る舞いとマナー》

寒さが厳しくなるにつれ、うつむき加減になることが多いものですが、この時期冬の夜空を見上げるのもお勧めです。...

[ マナーの心得 ]

マナーうんちく話1578《「形」より「心」!? 本当のマナー美人になるには・・・。》

マナーは時と場合により発揮の仕方は異なります。不易流行的側面もあります。だから様々な経験を経て、苦労し...

[ マナーの心得 ]

マナーうんちく話1577《勧善懲悪とマナー》

前回赤穂浪士に触れましたが、それに匹敵するくらいミリオンセラーになったのが水戸黄門ではないでしょうか。...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1576《歴史上の大事件の裏にはマナーが関わっていた(赤穂浪士の討ち入りとマナー

12月14日は日本人なら誰しも知っている歴史上の大事件が起きた日ですね。小説、浄瑠璃、映画、テレビでおなじみ...

[ 訪問ともてなしのマナー ]

マナーうんちく話1575《日本人なら知っておきたい年末の大切な歳時「正月事始め」》

今年は真冬になるのが早かった気がしますが、如何でしょうか。ところで最近、都会においても、猿や猪が出現して...

[ 歳時記のマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ