コラム

 公開日: 2012-08-07 

マナーうんちく話301≪立秋と残暑見舞い≫

8月7日は二十四節季の一つ「立秋」です。
立春は事実上の寒さのピークになりますが、立秋の今日は、まさに暑さの頂点ですね。

そして、暦の上では「秋」になり、明日から徐々に酷暑・激暑・猛暑が和らいでいくわけですが、まだまだ実感はわいてきません。立春も同じですが・・・。

ところで「秋」の語源は、
○空の色が明るく澄んで、「清明(あきらか)」と言う説。
○稲等の穀物を多く取り入れ、「飽(あ)き満ちる」と言う説、
○草木が紅葉し、「紅(あか)くなる」という説がありますが、定かではないようです。

いずれにせよ、まだ夏休みの真最中でもあり、一年で最も暑い日が続いている時ですから、「秋」と言う言葉はピーンときませんが、二十四節季では「秋分」から「冬至」までが秋になります。

従って、いくら暑くても、暦の上では今日から秋になります。

そして、「秋になっても残っている暑さ」の事を「残暑」と言います。

だから、これからは「暑中見舞い」でなく、「残暑見舞い」になります。
期間は、二十四節季の「白露」(今年は9月7日)の前日までです。

日付は、暑中見舞いは「盛夏」としますが、残暑見舞いは「晩夏」、あるいは「立秋」等がお勧めです。

また、「暑中見舞い」と「残暑見舞い」は、「年賀状」と「寒中見舞い」のような厳格な違いはありませんが、暑中見舞いは「暑くなりましたね!」と言う見舞いで、残暑見舞いは「まだ暑いですね!」という見舞い状の認識でいいと思います。

また、「お中元」などを出しそびれた場合は、「残暑見舞い」の便りを添えて、ギフトを贈られても良いと思います。
喪中の方に出されてもOKです。

もともと日本では、親族・近隣の友人・知人が病気になったり、死亡したり、出産したり、あるいは火事や災害に有った時には、慰問していたわけですが、それが無理な時には、見舞い状を出すのが礼儀だったわけです。

「年賀状」・「寒中見舞い」及び、「暑中見舞い」・「残暑見舞い」等も、このようにして生まれた社交儀礼で、人間関係やビジネス上の取引の持続は、こうした義理を果たすことにより保たれてきました。

「暑中見舞いを頂いたが返事を出してない」、「お中元を頂いたがお礼が未だ」、「お中元を出しそびれた」等の場合や、「ちょっと気になる人」等へ、気軽に発信し、友好を深められるのもお勧めです。

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

《幸齢期に乾杯!加齢を華麗に生きる人生100歳時代の幸せ探し》《人生100歳2毛作時代到来!もうひと花美しく咲かそうよ》

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーと豊かな心でハッピーな人生を(1/3)

 「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。作法に込められた意味を理解したうえで身に着けることで、人間関係を良好にし、豊かな心を育むと思うのです」と、優しくわかりやすい言葉で穏やかに語りかける平松幹夫さん(岡山県和気町父井原)。...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

年100回の講演が好評!キラキラ輝く人生を送るためのマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1578《「形」より「心」!? 本当のマナー美人になるには・・・。》

マナーは時と場合により発揮の仕方は異なります。不易流行的側面もあります。だから様々な経験を経て、苦労し...

[ マナーの心得 ]

マナーうんちく話1577《勧善懲悪とマナー》

前回赤穂浪士に触れましたが、それに匹敵するくらいミリオンセラーになったのが水戸黄門ではないでしょうか。...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1576《歴史上の大事件の裏にはマナーが関わっていた(赤穂浪士の討ち入りとマナー

12月14日は日本人なら誰しも知っている歴史上の大事件が起きた日ですね。小説、浄瑠璃、映画、テレビでおなじみ...

[ 訪問ともてなしのマナー ]

マナーうんちく話1575《日本人なら知っておきたい年末の大切な歳時「正月事始め」》

今年は真冬になるのが早かった気がしますが、如何でしょうか。ところで最近、都会においても、猿や猪が出現して...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1574《忘年会での「無礼講」はどこまで許されるの?》

無礼講に関してはよく質問を受けるところですが、難しいところです。無礼講といった上司の本意が理解できれば、...

[ 歳時記のマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ