コラム

 公開日: 2012-07-25 

マナーうんちく話288≪封筒の知識とマナー≫

古くから、心を伝える手紙のマナーには決まり事が沢山あります。
「堅苦しいことは抜き」でと言うのも解りますが、マナーを無視した手紙で不快感を与えては元も子も有りません。
多様なマナーを理解して頂くためには、それなりの努力が必要ですが、一旦身に付けていただいたら、とても好印象を与え、豊かな人間関係を育むことができます。

そこで、手紙に込められた多様なルールをしっかり把握し、貴方の真心をしっかり掴んで頂くために、順を追って解説して参ります。

今回は「封筒」についてです。

封筒は身だしなみです。
本来は相手方に尋ねて行くべきところを、都合で行けないので、封書で済ますわけですが、その際封筒は、訪ねて行く時の「身だしなみ」と認識していただいたらいいと思います。

正装して訪ねて行く時には、封筒も白無地の和封筒か洋封筒になります。
つまり改まった時の手紙は、白無地の封筒と便箋になります。

いくら綺麗でも、柄や色が付いている封筒や便箋は、友人用やカジュアルシーンになります。

加えて、白無地の白い封筒でも、2重封筒(裏紙のある)は、「度重なる」と言う意味にもなりますので、弔事や病気・災害見舞い等では避けて頂いた方がいいと思います。

また茶封筒も、ビジネスには良いですが、プライベートでは事務的な印象になりますのでお勧めできません。

そして封筒は、手紙を受け取った相手が、最初に目にするものです。
つまり、「人の第一印象は見た目で決まる!」と言われているのと同じ理屈で、手紙を受け取った相手は、封筒の色と表書きで、感じ方が大きく異なります。

封筒の表書きで大切なことは、「丁寧な字でバランスよく!」がポイントです。
具体的には、封筒の横幅を3等分したと考えて頂き、右の3分の一のスペースに住所を書きます。その隣の3分の一のスペース(真ん中)に宛名を書くと、恰好よく纏まります。是非参考にして下さい。

但し、宛名は、住所より一文字くらい下から、そして、住所より大きめな字で書いて下さい。

ところで武士の世界では、同じ「様」の字でも、差し出す相手により、書体を変えて書き、特に名前は、墨を濃くしたりしたそうです。

その名残も有りますので、相手の名前は、特に丁寧に書かれることをお勧めします。

封筒の裏は、左側に差出人の〒・住所・氏名を書きますが、住所はできる限り、都道府県名から書いて下さい。名前はやや大きめに書きます。

ちなみに封筒を糊づけして閉じたらどうしていますか?

時々、合わせ目に「×」を書く人がいますが、正式には「〆」です。
あるいは、少し改まって「封」とか「緘(かん)」の字を使用するケースも有ります。さらにお目出度い時には「賀」、結婚式には「寿」等も使用します。

明日、明後日は「鰻」のお話になりますが、「手紙のマナー」はこれからも続きます。ご期待下さい。








この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

《幸齢期に乾杯!加齢を華麗に生きる人生100歳時代の幸せ探し》《人生100歳2毛作時代到来!もうひと花美しく咲かそうよ》

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーと豊かな心でハッピーな人生を(1/3)

 「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。作法に込められた意味を理解したうえで身に着けることで、人間関係を良好にし、豊かな心を育むと思うのです」と、優しくわかりやすい言葉で穏やかに語りかける平松幹夫さん(岡山県和気町父井原)。...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

年100回の講演が好評!キラキラ輝く人生を送るためのマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1544《食欲の秋!心通わせる食卓のお勧め②》

物が豊かで便利な国になっても。「孤食」が相変わらず増えているのは感心しません。特に家庭では、できる限りそろ...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1543《食欲の秋!心通わせる食卓のお勧め①》

食べることが嫌いな人はほとんどいないでしょう。では「味覚の秋」「食欲の秋」を存分に楽しまれていますか?...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1542《「稲刈り」と「初穂料」》

実りの秋、収穫の秋を迎えています。この時期には全国津々浦々で稲刈りが始まっていますが、同時に秋まつりが行...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1541《「ありがとう」の連発が人生を好転させる》

秋雨前線の影響でしょうか?気温も急降下し本格的な秋の訪れが実感できますが、暦の上では菊の花が咲く時期です...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1540《神無月に出雲に出張された神様はどんな仕事をされるの?》

10月も半ばになると、昼間の時間が短くなったのが実感できるようになりますが、暑くもなく寒くもなく、最も過ごし...

[ 歳時記のマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ