コラム

 公開日: 2012-07-20  最終更新日: 2012-07-21

マナーうんちく話285≪彼女同伴フレンチのマナー⑥≫

彼女同伴でのフレンチレストランでのマナー⑥「テーブルセッティング」

料理の好みは人それぞれです。
目と口で味わう日本料理こそ料理の神髄だと言う人もいれば、長い伝統と文化を有する中国料理を好む人もいます。

加えて、ソースの種類の豊富さや、そのデリシャスな味、さらに絢爛豪華な雰囲気のフランス料理こそ、世界屈指の料理だと言う人もいます。

幕末に黒船軍団が、フランス料理のシェフを乗せて日本にやってきて、日本の会席料理を、幕府からご馳走になりました。
そのお返しとして、そのシェフの作ったフランス料理で、当時の幕府の役人を接待して以来、日本では、フランス料理が公式の席上においても、政治やビジネスのシーンにおいても、さらに一般の人達にとっても、特別な料理になっていることは確かです。

結婚披露宴においても、フランス料理の人気は高いですし、長寿や入学祝い等でも供されることが多々あります。

すなわち、人生のとても大切なひと時を寿ぐための料理として、フランス料理は、すっかり日本人に馴染んで来ていると感じます。
もしかしたら、和食以上かもしれませんね。

それを証拠に、和食のきちんとしたテーブルマナーは習った記憶がなくても、フランス料理のテーブルマナーは、高校生や大学生の時に、学校からホテルに研修に行った人が沢山います。

私も、学生対象の、フランス料理のテーブルマナーは相当数担当しましたが、意外にも、和食のテーブルマナーを依頼された記憶は、あまりありません。

こちらから、「和食のテーブルマナーも大切ですよ」と提案して、それで、和食のテーブルマナーに変えて頂いた例は、若干ありましたが、日本人でありながら、西洋かぶれするのは、明治以降の、日本独特の慣習なのでしょうか?

しかし、フランス料理には、皆で集まり、仲良く飲んで食べ、楽しく会話して、食事を楽しむ素晴らしい魅力があると思います。つまり、社交性には、和食より、はるかに富んでいるのではないでしょうか?

それに加えて、豪華な器や、両側と前後にずらりと並んだカトラリーの数々、グラス類、華やかな花やキャンドルのテーブルコーディネート、クロス類、それに音楽等など、日本人を魅了する魅力のオンパレードです。

ナイフ・フォーク・スプン類の事を「カトラリー」と言いますが、これは、前もって「オードブル」「スープスプン」「フィッシュナイフ・フォーク」「ミートナイフ・フォーク」「デザートスプン」「フルーツナイフ・フォーク」「コーヒースプン」「バターナイフ」等が、あらかじめセットされている場合と、それぞれの料理ごとにセットされる場合があります。

コース料理を主とした店では前者が多いですが、ア・ラ・カルトが多い店では後者が多いようです。

また、グラスも多種多様です。
飲み物により、グラスの種類や形が異なり、こちらもかなりの知識が必要です。
フォーク・ナイフの扱い方にも、「イギリス式」と「フランス式」がありますが、グラスのセッティングにも、イギリス式とフランス式があります。

イギリス式は、真横にグラスをセットします。
左がゴブレットグラスと言って水が注がれるグラスです。
次は赤ワイン、白ワイン、シャンパングラスと続きます。

フランス式は、斜めにセットされます。
順序はイギリス式とほぼ同じですが、店により異なります。
解らなかったら聞いて下さい。

ところで、フランス料理が、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録されているのをご存知でしょうか?

これに引き続き、日本でも今年の春に、「和食の登録申請」がなされました。
フランス料理に一歩リードされた形で、只今審査待ちですが、これを機会に、両方のテーブルマナーをしっかり理解されることをお勧めします。

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

1

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

【女性部・女性会向け厳選講座】商工会、法人会、各種団体女性部から婦人会、地域、企業、サークルまで幅広く対応できる人気講座で、人生を前向きに生き、身も心も精...

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーを身につけてハッピーな人生を!(1/3)

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。形だけでなく、そこに込められた意味を理解したうえで身に付けることで、人間関係を良好にし、心の豊かさを取り戻せると思うのです」と、穏やかな物腰で語りかける平松幹夫さん。マナー講師、講演会講師と...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

講演・セミナーが大好評!老若男女をキラキラ魅せるマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1396《どうしても嫌な人との接し方》

日本は世界屈指の長寿国です。つまり世界で一番長い気が出来る国ですが、問題は長生きを競うより、長い人生をい...

[ 人間関係を良好にするマナー ]

マナーうんちく話1395《正しく使用したい慣用句。「気がおけない」「的を射る」の使い方》

言葉は感性そのものかもしれません。美しい言葉を沢山持っている人は、それだけで魅力的です。特に日本は四...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1394《厳寒の中のぬくもり!苦労を経験すればするほど人は磨かれる》

この冬最大級の冬将軍が居座っていますが1月20日は二十四節季の一つ「大寒」で、一年で最も寒い時期です。ま...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1393《「お名前頂戴できますか?」。この言いどう思いますか》

「類は友を呼ぶ」といわれます。そして良縁はさらに良縁を産みます。良い人間関係、良い本、良い音楽、心地...

[ ビジネスマナー ]

マナーうんちく話1392《寒い時期、心が温かくなる季節の言葉「木守柿」》

「生きることは食べること」といわれるように、食べるという行為は生きていく上で必要不可欠です。だから食べ...

[ マナーの心得 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ