コラム

 公開日: 2012-07-18 

マナーうんちく話283≪自殺予防とマナー≫

昔の人が長い経験の中であみだした天気予報で、科学万能の時代の今でも語り継がれている、結構信憑性の高い天気予報があります。

「雷がなれば梅雨が明ける」とか、「美しい夕焼けになれば、明日は晴れる」、あるいは反対に、「月が傘を被れば天気が崩れる」等などです。
最近雷の音をよく聞きましたが、やっと梅雨が明けましたね。

さて、前回は「MOTTAINAI」に触れ、「食べ物を粗末にすることは大変勿体ないことだ」と申しました。

しかし、さらに、さらに、勿体ないことがあります。
それでは、この世で、「一番勿体ないこと」は何だと思いますか?

私は、自分で自分の命を絶つ「自殺」だと思います。

日本は世界で一番多くの食品廃棄物を排出し、食べ物を粗末にし、勿体ない限りだと申しましたが、自殺に関しても非常に高いレベルに位置しています。

ここ14年間、年間の自殺者数が、常に3万人を超え、最悪の事態が続いています。今年は何とか3万人をきりそうだと言われておりますが・・・。

内閣府が発表した「自殺に関する意識調査」では、成人男女の23,4パーセントが、「自殺をしたいと思ったことがある」と答えています。前回より、4,3%増加している数字だそうです。
そして2011年の全国の自殺者は約30600人、岡山県内では409人です。
いずれも、尋常な数字ではないと思います。

原因は、うつ病を含む「健康問題」、不況に伴う就職難や非正規雇用の増加、失業、多重債務等による「経済問題」、親子や夫婦の不和による「家庭問題」、職場の希薄な人間関係等による「職場問題」が挙げられていますが、事前に防げる可能性が高いものが結構あると感じます。

そして、最近の特徴は、若者の自殺が増加していることです。
実際、20歳代と30歳代の死因のトップは「自殺」です。

世界一長寿の国における、若者の死因のトップが自殺と言う、この上ない「MOTTAINAI」現象が現実に起きているわけで、大変悲しいことです。

また、自殺を考えた人に、「どうして自殺をしたい気持ちを克服したか?」の問いに対しては、「周囲の身近な人に悩みを聞いてもらった」ことが一番多いようですが、日頃からの人間関係が如何に大切か!ということですね。

この《マナーうんちく話》でも、「良好な人間関係を築くマナー」は沢山掲載されていますので、是非参考にして下さい。

さらに、今まで何度も触れましたが常に「感謝の気持ち」を持ち続けて頂きたいものです。
ご飯がおいしく食べられれば、それだけで幸せなわけですから!
加えて、そのことを、「幸せだ」と感じることができる能力を、身に付けることが大切です。親が子どもに、是非教えて頂きたいことだと思います。

加えて、「自尊心」を強く持って下さい。
つまり、自分の身体と心を大切にすることです。
これが何より肝心です。

「感謝の心」や「自尊心」は、いずれも「マナーの根源」をなすものです。

そして、周囲の人達は、悩める人と、すすんで縁を結び、悩みを分かち合い、励まし合い、絆を深めることで、救える命が沢山あることを認識して頂ければと思います。

素敵なマナーを身に付けた、「おせっかいやき」の人が、地域や職場に、沢山存在する社会の、再来を望みます。

幸いなことに、日本は自殺の多い国ですが、他殺は世界で最も少ない国ではないでしょうか?そのようなお国柄だったら、自殺も皆の心がけ次第で、減少することは可能だと思っています。

最後に、なりより辛いことは子供の自殺です。
これは大人の責任でしょうが、また、このことにも触れてみたいと思います。

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
お客様の声

●●テーブルマナーの本当の大切さが理解できました●●洋食のマナーには自信が有ったので参加しましたが、今回平松先生の講座を受講して「目からうろこ」と言う言葉をす...

出前講座

■絶対聴きたい!《女性会・女性部向け》厳選講座のご案内!商工会、法人会、各種団体の女性部会から、婦人会、地域、企業、サークルまで幅広く対応できる人気講座です...

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーを身につけてハッピーな人生を!(1/3)

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。形だけでなく、そこに込められた意味を理解したうえで身に付けることで、人間関係を良好にし、心の豊かさを取り戻せると思うのです」と、穏やかな物腰で語りかける平松幹夫さん。マナー講師、講演会講師と...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

講演・セミナーが大好評!老若男女をキラキラ魅せるマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1366《子どもにマナーを教えることができますか?②》

この度文部科学省の問題行動調査で、全国の国公私立の小中高、特別支援学校において「いじめ」が224540件発...

[ 親に身につけていただきたいマナー ]

マナーうんちく話1365《幸運を呼ぶ心の持ち方・過ごし方》

「笑う門には福来る」。「上方いろはかるた」に登場する一句です。最新の研究では「作り笑顔」でも、肉体的...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1364《日本人なら知っておきたい12月の歳時》

師走の声を聞くようになると、街行く人達の装いが急に真冬並みになり、木枯らしと共に「山装う頃」から一気に「山...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1363《美を磨くといいこといっぱいやってくる》

美しい物を観て気分が悪くなる人は殆どいないでしょう。人間は本能的に美しいものを好む習性が有るかもしれませ...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1362《仕事やプライベートで不安が生じた時に考えていただきたいこと》

旧暦では10月の事を「小春」といいます。新暦では11月から12月の始め頃ですが、日頃の寒さが打って変わっ...

[ 日常生活におけるマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ