コラム

 公開日: 2012-07-05 

マナーうんちく話274≪七夕ロマンと「幸せ婚」≫

7月7日は「七夕」ですね。
日本では、盆・正月・クリスマス・こどもの日等などと同じ位、実施率の高い、年中行事の一つです。

「短冊」に、お願い事を書かれる方も多いのではと思います。ちなみに、ある調査では、お願いごとの内容で一番多いのは、「家族の健康」だそうです。

短冊に願い事を書いたり、大切な人と一緒に、夜空を見るくらいなら、簡単にできますので、このコラムを参考に実行して頂ければ嬉しい限りです。

ところで、七夕は、ご承知の通り、一年に一度だけ、織姫と彦星が天の川を越えて、逢瀬を楽しむ日です。「逢瀬(おうせ)」とは、あまり聞き慣れない言葉ですが、「会う時」と言う意味です。特に、「愛し合う男女が密かに会う時」等に使用されます。

共に愛し合っていながら、一年に一度しか会えない、「織姫と彦星のロマンス」は、多くの先人たちの共感を得たから、このように、日本を代表する年中行事に発展したのではないかと、私は思っていますが、皆さんは如何でしょうか?

農耕文化の基になるのは、畑を耕し荷物を運ぶのに不可欠な牛を飼うことと、機(はた)を織ることですが、七夕のロマン物語は、ここからがスタートです。

天の川を挟んで、牛飼いの仕事に精を出す「彦星」と、日夜機織りに精を出す「織姫」の、大変働き者の男女がいました。そして、その姿に感心した、宇宙を支配する神様「天帝」が、この二人を夫婦にしたわけですね。
天帝は織姫のお父さんです。

二人は大変幸せになり、目出度し!目出度し!です。
しかし、この後が良くありません。

二人は、甘い生活を謳歌しますが、全く仕事をしなくなったので、天帝は非常に立腹して、二人を引き離してしまいました。

二人は嘆き悲しみますが、永遠に分かれさせてしまっては、あまりにもかわいそうなので、天帝は一年に一度だけ、天の川を渡って会うことを許しました。この、「一年に一度だけ会うことを許された日」が七夕です。

二人は天の川を挟んで引き裂かれたので、共に会うためには、天の川を渡らなければ会えません。しかも、渡れる日は一年に一度だけです。その日が天気なら問題は無いのですが、もし大雨が降って、川が増水したらどうでしょう?

以前にもお話ししましたが、この時には、「カササギ」が飛んできて、互いに羽を広げて、天の川に橋を作ってくれます。織姫と彦星の逢瀬を実現してくれる、まさに愛のキューピットが、実はカササギなのです。

また、昔は、字が上手に書けたり、縫物ができたり、機が織れたりすることは、女性にとって何よりも重要なことだったので、「字や文章が上手に書けること」「縫物の上達」「機織りのスキルアップ」を願って、短冊に言葉を添えてお供えするようになったわけですね。

従って、願い事の内容は、この意味からすれば、「習い事などの上達」が一番ふさわしいように思います。子供たちにも是非教えてあげて下さい。

ところで幸せな結婚を実現されたら、織姫と彦星のように、甘い生活に浸るばかりではなく、「社会貢献」を視野に入れた生活設計を立てられたら如何でしょうか。結婚はゴールではなく、新たなるスタートです。この時点において、どのような人生を築いていくか、二人のライフプランを立てられることはとても大切です。

社会貢献と言っても、なにも大げさに考えて頂くことは有りません。
先ず二人が仲良く暮らし、幸せになり、周囲の人に好感を与えるとともに、「結婚はいいものだ」と憧れを抱かせることも素晴らしいことです。

さらに、生活を安定させるために、一生懸命働き、税金や年金を修めることも大きな社会貢献です。
加えて、子供ができれば、素晴らしい社会貢献に繋がると思います。
だから、結婚する以上は、それが「幸せ婚」であって頂きたいと願うわけです。

「幸せ婚」こそ、最高の「社会貢献」ではないでしょうか?
天の川を眺めながら、幸せ婚への戦略や戦術を、しっかり練るのもお勧めです。

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

1

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
お客様の声

●●テーブルマナーの本当の大切さが理解できました●●洋食のマナーには自信が有ったので参加しましたが、今回平松先生の講座を受講して「目からうろこ」と言う言葉をす...

出前講座

■絶対聴きたい!《女性会・女性部向け》厳選講座のご案内!商工会、法人会、各種団体の女性部会から、婦人会、地域、企業、サークルまで幅広く対応できる人気講座です...

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーを身につけてハッピーな人生を!(1/3)

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。形だけでなく、そこに込められた意味を理解したうえで身に付けることで、人間関係を良好にし、心の豊かさを取り戻せると思うのです」と、穏やかな物腰で語りかける平松幹夫さん。マナー講師、講演会講師と...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

講演・セミナーが大好評!老若男女をキラキラ魅せるマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1369《幸運を呼ぶ「運盛り」のお勧め》

国土の7割以上を山で覆われている日本では、四季折々の山の様子を人に例えて非常におおらかな表現をしています。...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1368《二十四節気の一つ「大雪」と「イルミネーション」》

最近公民館、女性大学、地域、教育委員会、諸団体等からの「年中行事」に関する講演依頼が増えてきました。10日は...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1367《大切にしたい服装のマナー》

「クールビズ」や「ウオームビズ」が浸透したせいで、服装もかなりカジュアルになり、個性が尊重されるようになり...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1366《子どもにマナーを教えることができますか?②》

この度文部科学省の問題行動調査で、全国の国公私立の小中高、特別支援学校において「いじめ」が224540件発...

[ 親に身につけていただきたいマナー ]

マナーうんちく話1365《幸運を呼ぶ心の持ち方・過ごし方》

「笑う門には福来る」。「上方いろはかるた」に登場する一句です。最新の研究では「作り笑顔」でも、肉体的...

[ 日常生活におけるマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ