コラム

 公開日: 2012-06-18 

マナーうんちく話263≪お礼と心づけのマナー≫

「世話になった時」、「有り難いと思った時」「助かったと思った時」等に、感謝の気持ちに真心こめてキチンと表現できる人は、心豊かな人生を送ることができる人だと思います。

その表現の仕方は様々です。
お金や品物を送って感謝を表現することも有れば、言葉や文章でする時、あるいはそれらを併用して表現する方法等です。

中には、すぐに感謝の気持ちを表すと、軽く見られるからと、素直になれない人もいるようですが、それは逆だと思います。

お礼や感謝の表現は、カンパツ入れず、素直な気持で望んで下さい。

「どれ位役に立ったのか?」、「どれ位感謝されているのか?」、「本当に喜んでもらったか?」等を、世話をした側からすれば一番知りたがっているからです。

すなわち、世話をした側は、言葉には出しませんが、あなたの「ありがとう」を持っているわけです。
だから、それに、キチンと答えるには、大袈裟に思われる位がお勧めです。

世話をしてくれたり、親切にしてくれた相手は、「喜んでもらったり」「感謝されること」で、さらに励みになりますが、お礼の表現を汲みとれなければ、かえって疑心暗鬼に陥ります。
だから、お礼をすることは大変大切なわけです。

そして、馬鹿にされたり嫌な思いをされたりした事は、早く忘れた方が、気分が軽くなっていいですが、「世話になったり」、「親切にされたり」、「助けて頂いたり」したら、そのことは忘れないようにして下さい。


ところで、日常生活で、お礼や感謝の気持ちを、品物やお金で伝えることはよく有ります。今回はその時のマナーに触れてみます。

○度々経験することですが、旅先での「旅館」の場合は、「心づけ」をしたほうがいいのか、しなくていいのか迷うケースがありますね。
この場合は、サービス料が加味されるケースが多いので、必ずしも心づけを渡す必要はありませんが、迷われたら、部屋係の方に、到着して部屋に案内された時に、「お世話になります!」の言葉と共に、さりげなく、ポチ袋や白い封筒に入れて渡されると良いでしょう。

○色々な「習い事」においても、講師に、品物・商品券・現金等でお礼をするケースが有ります。
この場合は、表書きは「お礼」と書き、紅白の水引で蝶結びがお勧めです。
ただし、それなりの講師料を支払われている時には、くれぐれも相手の負担にならないよう心がけて下さい。全員で、する、しないを統一されるのがお勧めです。Aさんはしたが、Bさんはしなかったではよくないですね。

○結婚式などで世話になるスタッフには、結びきりの水引で、「御祝儀」「寿」等で、結婚式が始まる前に渡されると良いでしょう。
なお、特に結婚式の場合は、当日になって急に渡す必要が出てくるケースが何かと多いですので、袋と綺麗なお札は、ゆとりを持って下さい。

余談事ですが、昔は、人の手から手と移って行くお金は不浄とされていたので、贈り物には適していなかったわけですが、時代の流れと共に、今ではほとんどのケースでお金を贈ります。その際、綺麗な新札にするのは、不浄を浄にする思いやりです。

○時として「寸志」という表現を用いる時が有りますが、これは「心ばかり」、「わずかですが」等の意味で使用するケースが多いです。
基本的には、目上の人には使いませんのでご注意を。
ちなみに「志」は仏事に使用する時が多いようです。

○「粗品」は、「粗末な品」という、へりくだった気持ちで、挨拶やちょっとしたお礼に使用します。従って高価な品物には使いません。

贈答のマナーでも詳しくお話ししましたが、お金や品物を贈るには、必ずその目的を明確にするのがマナーです。ここをしっかりわきまえて下さいね。また、お金や品物もいいですが、「礼状」をこまめに書かれることをお勧めします。
ここに、その人の品格が出ます。

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