コラム

 公開日: 2012-05-31  最終更新日: 2014-11-18

マナーうんちく話251≪電話のかけ方のマナー≫

電話は相手が見えないコミュニケーションです。
また、相手の都合も解りません。

つまり、相手の都合に関係なく、一方的に話しかけるという性格を持っています、だから電話をかける時は、緊急時を除き、出来る限り相手の都合を予測する必要が有ります。朝・昼・夕食時間帯や昼休み中は避けるなどの配慮が必要です。

また、電話番号に間違いが無いように確認することは、大切なマナーです。
今回は電話の「かけ方」のマナーですが、「かけ方」と「受け方」には、基本的な流れが有ります。

①かける時の準備が必要です。
電話番号、名前、部署等を確認し、メモの用意をして下さい。
予め、「話の筋道」を立てておくことがポイントです。

②電話をかけ、通じたら、先ずは自分の名前を名乗ることです。
「わたくし、平松産業の平松と申します。営業の山田様はいらっしゃいますか」or「いつもお世話になっております。わたくし平松産業の平松と申します。営業の山田様をお願いいたします」等がベターですね。

※名前を名乗る時は「○○○○と申します」とはっきり言って下さい。
※山田様が電話に出たら、再度名前を名乗って下さい。
例えば、「山田様いつもお世話になっています。平松産業の平松と申します」のように名乗ります。

③相手の都合を確認して下さい。
「×××の件で電話いたしましたが、今よろしいでしょうか?」「×××の件で、今お話ししてもよろしいでしょうか」ように・・・。
※予め長電話になるようでしたら、冒頭にその旨を伝え了解を取って下さい。
相手にも都合が有ります。

④用件を伝えて下さい。
具体的な話をして、最後に確認します。
「・・・ですがよろしいでしょうか?」「・・・ですが、何かご不明な点はございませんか?」などです。

※相手が不在の場合は、伝言をお願いします。
「誠に恐れ入りますが、平松から電話が有ったことをお伝えいただけますでしょうか?」等がお勧めです。

※こちらからかけなおす時には、日時も伝えて下さい。
※相手からかけなおすと言われたら、所属部署、電話番号、在社している時間も伝えて下さい。そして折り返しかけていただいたら、「わざわざ恐れ入ります」等と、お礼の言葉を先に発して、話をして下さい。


⑤終わりの挨拶をして静かに電話を切ります。
「ありがとうございました」or「失礼いたします」などです。

※「電話応対のマナー」でもお話ししましたが、基本的には電話は、かけた方から切りますが、相手が目上の人や、大切なお客様の場合、あるいは、お礼やお詫びの電話でしたら、相手が切ってから、こちらが切るほうが丁寧な印象を与えます。


1890年に日本で初めて東京と横浜間で、電話交換業務がスタートした時には、電話はごく一部の特権階級の人しか所有できません。そして今のように直通ではありませんから、電話交換手が電話を中継します。

その際、「申します・申します」と言って中継した言葉が、やがて短縮されて「モシモシ」になったようですが、いかに電話が進歩してもこの言葉は生き続けています。

そして、その根底には、やはり相手を敬う、日本人独特の優しい気持ちが残っているのかもしれませんね。

単なる感覚の相違でしょうが、英語の「ハロー」より、日本語の「もしもし」のほうが、ずっとなじめる気がします。
皆さんは如何でしょうか?

この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

66

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

【女性部・女性会向け厳選講座】商工会、法人会、各種団体女性部から婦人会、地域、企業、サークルまで幅広く対応できる人気講座で、人生を前向きに生き、身も心も精...

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーを身につけてハッピーな人生を!(1/3)

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。形だけでなく、そこに込められた意味を理解したうえで身に付けることで、人間関係を良好にし、心の豊かさを取り戻せると思うのです」と、穏やかな物腰で語りかける平松幹夫さん。マナー講師、講演会講師と...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

講演・セミナーが大好評!老若男女をキラキラ魅せるマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1501《「継続は力なり」を実感!コラム1500回を迎えて・・・。》

今年は鰻のかば焼きを食す「土用丑の日」が2回あるので、鰻の需要はさらに高まりそうですね。江戸時代の万能学...

[ マナーの心得 ]

マナーうんちく話1500《石の上にも7年!1500回ありがとう》

暑中お見舞い申し上げます!立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間を「土用」といいますが、今では土用といえば...

[ マナーの心得 ]

マナーうんちく話1499《どう違う?「旧暦」と「新暦」と「月遅れ」》

7月23日は二十四節気の一つ「大暑」でしたからまさに暦の上でも一年で最も暑い時期ですね。熱中症にはくれぐれ...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1498《介護や看護に携わる人に心がけて頂きたいセルフケア②》

第2章【他者のケアから「セルフケア」へ。セルフケアの重要性とそのスキル】接客や接遇、あるいは看護や介護...

[ ビジネスマナー ]

マナーうんちく話1497《介護・看護に携わる人に心がけて頂きたいセルフケア①》

第1章【再認識して頂きたいセルフケアの重要性】最近介護施設・病院・公的機関等から接遇に関するマナー研修...

[ 接客・接遇マナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ