コラム

 公開日: 2012-05-23 

マナーうんちく話246≪結婚前・後の幸せ探し≫

前回は、結婚するに際し、明確な目的を持つことをお勧めしました。
そしてその目的は10人10色です。

しかし理由は様々でも、皆一様に、「結婚して幸せになりたい」と願います。
「良縁」を求め、「婚活」に精を出すのはそのためですね。

それでは、「良縁」とは何だと思いますか?

「良い人に巡り合って結婚できればいい」というような短絡的なものではありません。

良縁とは、理想の人に出会い、愛を実らせ、結婚し、その後二人で努力して、幸せな家庭を築き、それを末永く維持していくことだと認識して下さい。

つまり、結婚はゴールではなく、スタートだと言うことですね。
特に女性は、殆どの場合において、夫の姓を名乗るようになりますから、まさに「新たなスタート」になります。

そして、このスタート点に立った時に、互いに協力し合って、努力して、幸せな家庭を築くことが大切です。
互いに、もう一人ではないのですから、相手を尊重し、思いやる心を持つ事が大切です、
当然、それらを具体的に言葉や態度で表現することも不可欠です。

要は、互いに相手に対し素敵なマナーを発揮して下さいと言うことです。
加えて、それなりの決意も我慢も必要です。

「平和な仲の良い夫婦ほど お互いに難しい努力をしあっているのだ、ということを見逃してはならない。」(野上弥生子)

「右の靴は左の足には合わない。でも両方ないと一足とは言わない。」(山本有三)

明治・大正から昭和にかけて活躍した作家の言葉ですが、いずれも夫婦の努力・忍耐・協力を説いた言葉です。

また、ドイツの哲学者ニーチェは「夫婦生活は長い会話」だと言っています。
どんな時にも円滑なコミュニケーションをお忘れなく。

ちなみに、ここ半世紀で、離婚は3倍以上になっています。
離婚に至るにはそれなりの理由が有りますが、多くの場合はコミュニケーション不足に起因します。

また、結婚する前に描いていた姿と現実が、あまりにもかけ離れていると嘆くカップルも珍しくありません。

確かに、結婚に際し多くの希望を抱いたり、夢を持つことは悪いことではないと思います。夢や希望が有るからキラキラ輝けるのかもしれませんね。
実際に私が結婚式を担当した約1000カップルもそうでした。

しかし、「分相応」という言葉が有ります。
「身の丈を知る」ともいいます。
これらは、「夢を見るな!」「 高望みをするな!」「現状に妥協しろ!」の意味ではありません。

何かと比較するのではなく、相手との関わりも含めて、モノの見方や考え方、さらにはライフスタイル等が円滑で調和が取れていることが大切である。という意味です。

結婚披露宴の挨拶によく登場した、「琴瑟相和す(きんしつあいわす)」という言葉が有ります。琴も瑟も古代中国の弦楽器です。弦の数が異なる二つの楽器が、合奏して音が良く合う、つまり、「夫婦仲がむつましく良く調和する」と言う意味です。


結婚に過度の希望や夢を抱かないようにして下さい。舞い上がるのではなく、しっかり地に足を付け、現実をしっかり見つめて、賢いスタートを切って下さい。

最近は、結婚式で個性というキーワードが好まれているようです。
だったら、結婚後も、「自分流の幸せとは何か?」、この点を良く考えて下さい。

自分の幸せは伴侶の幸せ。伴侶の幸せは自分の幸せ。
長い人生、共有する相手がいる。
朝起きたら、美味しいコーヒーを共に味わえる人がいる。
これが結婚して味わう本当の幸せだと、私は思いますが如何でしょうか?

6月10日(日)正午から午後2時30分まで、倉敷市下津井の「鷲羽ハイランドホテル」主催の「母と娘の花嫁講座レッスン1」の時間で、結婚が決まった時の挨拶の仕方等と共に、このようなお話をいたします。詳しくはセミナー・イベント欄を参考にして下さい。


この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトのハッピーライフ創造塾

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

《幸齢期に乾杯!加齢を華麗に生きる人生100歳時代の幸せ探し》《人生100歳2毛作時代到来!もうひと花美しく咲かそうよ》

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーと豊かな心でハッピーな人生を(1/3)

 「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。作法に込められた意味を理解したうえで身に着けることで、人間関係を良好にし、豊かな心を育むと思うのです」と、優しくわかりやすい言葉で穏やかに語りかける平松幹夫さん(岡山県和気町父井原)。...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

年100回の講演が好評!キラキラ輝く人生を送るためのマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトのハッピーライフ創造塾
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトのハッピーライフ創造塾

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1692《孤独を防ぐコミュニケーションスキルと地域交流》

世界屈指の孤独な国といわれる日本で、特に深刻なのは中高年齢者の男性でしょう。しかし勤務中は職場の人間関係...

[ 人間関係を良好にするマナー ]

マナーうんちく話1691《最近とみに希薄になった人間関係。どうする?》

いつの世も人は人に関心を持ちます。1人では生きていけないからでしょうか・・・。前回「中高年の孤独」に触...

[ 人間関係を良好にするマナー ]

マナーうんちく話1690《「夏は夜」。本当は大きな意味を持つ二十四節気の一つ「夏至」》

相変わらず梅雨空が続いておりますが、梅の実が黄色く熟し、蛍が飛び交う頃はなにかと風情を感じることができます...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1689《今、中高年齢者の孤独が危ない!どうする?》

世界屈指の長寿国になった日本。あなたは長い人生をどう生きますか?長生きを競うことも大切ですが、長い人...

マナーうんちく話1688《「平服でお越しください」の招待状。どう対応する?》

日本は物が豊かで何もかもとても便利な国になりました。ファッションにしてもそうでしょう。通勤や日常生活...

[ マナーの心得 ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ