コラム

 公開日: 2012-03-13  最終更新日: 2012-04-14

マナーうんちく話213≪魔女と幸せの再来≫

コンクリートに囲まれた生活ではなかなか味わうことはできませんが、動物や植物は自然にとても敏感です。

寒さのせいで少し遅れましたが、今年も「マンサク(万作・満作)」が華麗な花をつけています。ご存知の方も多いと思いますが、マンサクには、春が近づくと枯れ木の中で一番早く咲くので「まず咲く」「まんず咲く」という意味と、花が非常に多く付くので「豊年満作に繋がる」という意味が有ります。

春の訪れを歓迎し、今年も豊穣の年になって欲しいとの期待を込めて、マンサクは「瑞穂の国」日本のみならず、西洋でも大変縁起の良い花として重宝されています。
そのせいでしょうか、マンサクの花言葉は「幸福の再来」「魔力」で、「魔女のハシバミ」とも呼ばれます。

まだまだ冷たい風に、細く淑やかな花弁がヒラヒラトそよぐ様子は、魔女が幸せを運んで来てくれているように思えます。
未曽有の災害をもたらした昨年の「3・11」から一年が過ぎ、復興や再生を合言葉に、日本中の人が頑張っている中、今年は「マンサク」の持つ花言葉に、例年以上に期待したいものです。


ところで、日本は東西に細長く四季が大変美しい国ですから、一年を通じ、実に沢山の花を愛でることができます。

特に岡山は、「晴れの国」ですから、花にとっても好条件です。
3月2日に、山陽新聞朝刊の一面に、ビニールハウスの桃の花の記事が、美しい写真と共に大きく掲載されていました。

地元を代表する新聞の一面に、季節の花が掲載されるということは、それだけ、「晴れの国」岡山が、自然に恵まれた豊かな国だからではないでしょうか?

桃は、桃太郎伝説を有す岡山県の県花であり、ひな祭りの時期でもあり、春の季語でもあり、豊穣と多産のシンボルでもあり、それでいて大変美しい桃の花に大きな感動を覚えた読者も多いと思います。

希望に満ちたワクワクする気持ちになりましたが、その桃を作っている人も、記事や写真を担当された記者も、きっと心が優しく、感性の豊かな方だと思います。


今、地球規模で一番深刻な問題は、「戦争」と「環境」だと言われております。
一方、花を愛する人は「心の優しい人」だと言われます。

そして、花の名前を知っているということは、同時に自然に対して、優しい気持や思いやりの心を持っていることにほかなりません。

現在「エコ」と呼ばれる言葉が大流行りですが、本当のエコとは、単にエコと言う言葉に踊らされるのではなく、自然に正面から向かい合い、自然を詳細に観察し、自然を思いやることだと思います。
そのためには先ず花の名前や、その花の持つ「花言葉」等も覚えることが大切だと感じます。

花言葉は「花につけられた、その花を象徴する意味」ですが、その国々により大きな違いが有ります。マナーも、その国々の伝統、国民性、文化、歴史、宗教により異なりますので、よく似ていますね。

ちなみに、日本の花言葉は明治維新と共に、多くはイギリスから入ってきたようです。
この点も、マナーとよく似ています。

しかし、マナーや花言葉は国々により異なりますが、「マナーを大事にする心」と「花を愛する心」はいずこの国も同じです。是非、花を好きになり、そして名前を覚えられることをおすすめします。このことが、ひいては争いを遠ざけ、環境にも優しくなる特効薬になります。

美しいマナーを心得ている人は素敵です。
そして、花の名前や野菜の名前を知っている人もとても魅力的です。

今回登場した魔女は、深い経験と豊富な知識を兼ね備えた賢い女です。
マナーを心得た思いやりのある人や、花を愛する心の優しい人には、きっと幸せを運んできてくれます。



この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

1

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
お客様の声

●●テーブルマナーの本当の大切さが理解できました●●洋食のマナーには自信が有ったので参加しましたが、今回平松先生の講座を受講して「目からうろこ」と言う言葉をす...

出前講座

■絶対聴きたい!《女性会・女性部向け》厳選講座のご案内!商工会、法人会、各種団体の女性部会から、婦人会、地域、企業、サークルまで幅広く対応できる人気講座です...

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーを身につけてハッピーな人生を!(1/3)

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。形だけでなく、そこに込められた意味を理解したうえで身に付けることで、人間関係を良好にし、心の豊かさを取り戻せると思うのです」と、穏やかな物腰で語りかける平松幹夫さん。マナー講師、講演会講師と...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

講演・セミナーが大好評!老若男女をキラキラ魅せるマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1366《子どもにマナーを教えることができますか?②》

この度文部科学省の問題行動調査で、全国の国公私立の小中高、特別支援学校において「いじめ」が224540件発...

[ 親に身につけていただきたいマナー ]

マナーうんちく話1365《幸運を呼ぶ心の持ち方・過ごし方》

「笑う門には福来る」。「上方いろはかるた」に登場する一句です。最新の研究では「作り笑顔」でも、肉体的...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1364《日本人なら知っておきたい12月の歳時》

師走の声を聞くようになると、街行く人達の装いが急に真冬並みになり、木枯らしと共に「山装う頃」から一気に「山...

[ 歳時記のマナー ]

マナーうんちく話1363《美を磨くといいこといっぱいやってくる》

美しい物を観て気分が悪くなる人は殆どいないでしょう。人間は本能的に美しいものを好む習性が有るかもしれませ...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1362《仕事やプライベートで不安が生じた時に考えていただきたいこと》

旧暦では10月の事を「小春」といいます。新暦では11月から12月の始め頃ですが、日頃の寒さが打って変わっ...

[ 日常生活におけるマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ