コラム

 公開日: 2011-10-06  最終更新日: 2012-04-17

マナーうんちく話144≪どう思う?草食男に肉食女≫

【冠婚葬祭の知識とマナー22】 本当にこれでいいのか?現代の恋愛事情!

江戸時代までの庶民の恋愛観は大変おおらかだったようですが、明治時代になると大きく変化してきます。

早い話、「男女七歳にして席を同じうせず」です。
「席を同じうせず」とは、座る所も寝る所も異なるということです。
さらに「…席を同じうせず」の後に「食を共にせず」と続きます。

要は、明治時代になったとたんに、新しい道徳観が生まれ、男女の仲はいまでは考えられないほど窮屈になりました。
学校も尋常小学校を終えると、殆どの人は社会人になっていたのですが、中にはさらに上級学校に進学します。そして、この時点から男女共学はなくなります。
男性は旧制の中学・高校になり、女性は旧制の女学校になります。

このような社会では、カフェ等が存在していたものの、男女間における自由恋愛なんてとても無理です。まして婚前交渉なんてありえない話になります。
従って結婚ということになると、殆どのケースが「お見合い結婚」、それも家が決めた相手が多かったようです。いうまでもなく「家長制度」がそれを助長していたのですね。


そして戦後。
高度経済成長と共に、多くの若者たちは仕事にも恵まれ、生活が豊かになるにつれ、自由恋愛に再び花が咲き始めます。
そして、「家制度」が崩壊し、核家族化が進展し、家族や地域の絆が希薄になり、今までの環境が大きく異なりました。こうなると恋愛や結婚に対して干渉も束縛もなくなり、自由に恋愛できる環境が整いました。恋愛結婚が主流を占めるようになったのもこの頃です。
見合いにしても、「結婚するか否か」の選択権は当事者に委ねられるようになり、まさに理想的な状況であったと思います。

ホテルでブライダルに携わっていた私が担当したカップルも、殆どが恋愛を楽しんだカップルでした。また新郎から、恋愛に関する武勇伝等も沢山聞かせて頂きました。

そして、かれこれ五-六年前からでしょうか?
「草食系男」と「肉食系女」の登場です。
出世、恋愛、セックスなどに積極的でない「草食系男」と、そんな「草食系男」を攻略しようとする「肉食系女」の登場ですね。
男性に口説かれるのをひたすら待っているのではなく、女性から男性を口説きに行くという傾向が目立ち始めたということですね。
挙句の果てには、「草食系男の口説き方」「草食系男の落とし方」等の本も出版されるようになり、女性が男性をコントロールするようになったといわれております。

草食系男に対する認識も多様です。「男らしくない」「魅力的でないから嫌い」という人もいれば、「優しくて家庭を大事にしてくれそうだから大好き」という人もいます。
しかしいずれにせよ、このような男性が急激に増えた以上、女性としては恋愛や婚活に対し、大幅に戦略を変えなくてはいけないことは確かです。
キーワードは「責める」でしょうか?

明治以前の「おおらかな恋愛」、そして明治から終戦における厳格な中にも「良妻賢母型の恋愛」、さらに再び「理想的な自由恋愛時代」を経てきたわけですが、いずれも社会背景からして頷けるものばかりです。
しかし、今の恋愛事情は、私にとっては理解に苦しむことだらけです。








この記事を書いたプロ

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

マナー講師 平松幹夫

岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL:090-4573-1062

  • 問い合わせ

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

5

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
参加者の声

【和気町協働事業「バラ色未来創造大学」に参加された方の声(アンケートから抜粋)●講座に参加するたびに若返る気がします。この年で新たな生きがいができ大変うれしい...

講演会・研修会メニュー

【女性部・女性会向け厳選講座】商工会、法人会、各種団体女性部から婦人会、地域、企業、サークルまで幅広く対応できる人気講座で、人生を前向きに生き、身も心も精...

 
このプロの紹介記事
マナーと自分磨きを指南する平松幹夫さん

美しいマナーを身につけてハッピーな人生を!(1/3)

「マナーは相手への思いやりを表現するためのスキル。形だけでなく、そこに込められた意味を理解したうえで身に付けることで、人間関係を良好にし、心の豊かさを取り戻せると思うのです」と、穏やかな物腰で語りかける平松幹夫さん。マナー講師、講演会講師と...

平松幹夫プロに相談してみよう!

山陽新聞社 マイベストプロ

講演・セミナーが大好評!老若男女をキラキラ魅せるマナー講師

所属 : 人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション
住所 : 岡山県和気郡和気町父井原824番地 [地図]
TEL : 090-4573-1062

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

090-4573-1062

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

平松幹夫(ひらまつみきお)

人づくり、生きがいづくりプロジェクトの岡山ハッピーコミュニケーション

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる
プロのおすすめコラム
マナーうんちく話1511《終活になぜ生活設計が大切なの?(終活④)》

【感謝の心と気概をもって】世界屈指の長寿国になった日本。あなたはどのように生きますか?期待と不安が...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1510《自分らしく輝いて生きるために!「人生設計」のお勧め(終活③)》

【人生100歳、二毛作時代の到来】日本の平和な家庭の象徴である「サザエさん」は相変わらず人気ですが、サザエさ...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1509《改めて考えたい「終活」の意義と意味②》

【終活の捉え方】人生の終わりに向けて自分らしい終わり方ができるように、身も心も元気なうちにとる様々な準備...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1508《改めて考えてみたい「終活」の意義と意味》

【はじめに】最近やたらと「活」がつく言葉が氾濫している気がします。「就活」「婚活」「恋活」「離活」「産...

[ 日常生活におけるマナー ]

マナーうんちく話1507《感性が磨かれる秋立ちぬ頃》

中山間地域に住んでいると、厳しい暑さが続く中にも、この時期になるとトンボが飛び交い、朝晩の風に心地よい涼し...

[ 歳時記のマナー ]

コラム一覧を見る

スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ